過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

いきなりのいきなりの国会議事堂。石破茂事務所の訪問

「 「東京っていろいろな人がいて楽しいね。東京に暮らしたいなあ」 ──そうだねえ。田舎も飽きた。また東京で暮らすか。でも、春野に土地と家があるので、そこは無理だなあ。こうやって、ちょくちょく東京に来ることにしようか。 「うんそうだね。そうしよう…

カミとホトケ そして天皇霊 

天皇はほんらいは日本国の「大神主」という意味あいがあると思う。肉体は人間であるが、いわば「天皇霊」ともいうべきのを代々の受け継いている器と考えられる。それが行われる儀式が大嘗祭(だいじょうさい)である。 靖国神社は、天皇のために亡くなった人…

「空援隊」から、本作りの依頼を受けた 英霊について考える

「遺骨を、一体でも多く、一刻でも早く遺骨を埋葬・供養する」。「宗教宗派・主義主張などを超えて活動する」。「できることから始める」。それが「空援隊」の活動理念だ。 遺骨収集の活動を地道に行っているNPO法人「空援隊」の倉田さんから、本作りの依頼…

こちらが川を渡っていこうとしたら、母が〝来るな来るな、戻れ戻れ〟と手で合図したのよ。

───そういえば、脳梗塞とか脳出血とかしたんですよね。 「そう。もう7年前になるわね。くも膜下出血だったのよ」 ───うわっ、それはたいへん。で、どんなふうに? 「その日は肩がこって、痛くてたまらない。突っ伏して寝ていたのよ。これはいけないと、自分…

研究論文に応募してみたよ

日本生命財団が、「児童の健全育成」の研究論文の助成をしているということを知ったのが昨夜。ところが、なんと締切は今日の消印有効ってことに。しかも、過去の実績を見たら、そういう研究論文のほとんどは、大学の教授や准教授ばかり。 私は、アカデミック…

村上老師が僧侶になることについて語った録音や記録

朝一で、フランスの僧侶からの次のような質問を受けた。 池谷さんへ、質問があります。村上老師が僧侶になることについて語った録音や記録はありますか?村上老師が僧侶になるために必要なことを教えています。特に、禅僧は組織の一員ではなく、森の中の虎の…

瞑想とは思考がフェードアウトしていくこと

瞑想とは思考がフェードアウトしていくこと。漢字だと、瞑(めをつむる)よりも冥(消えていく)ほうがいいかもしれない。 思考そのものは、絶えず忙しく動き回る。エネルギーを浪費している。なので、思考を静かにさせる。ほんとうの自分の立ち戻る。それが…

それ、もしかして、脳梗塞の可能性あるよ

なにげに電話してたら、「昨日クラクラして、今朝もクラクラしている」と言う。82歳のTさんだ。ひとり暮らし。 昨年の夏など、一か月北海道を車中泊するほどの体力、知力、工夫力の方。でも、やはり年齢という壁はある。 ───それ、もしかして、脳梗塞の可能…

スケッチは観察

スケッチしていると、とってもい観察になる。あかりは、いつもスケッチを描くようになってきた。───出かけるよ。スケッチブックもったかい?「もったよー」──じゃあ、いくか。 ▽まちなかに行くときは、看板のデザイン、家のデザインなど、これいいね。ここは…

そういう態度なら、こちらは民事訴訟をしますからね。首を洗って待っているように。

───そういう態度なら、こちらは民事訴訟をしますからね。首を洗って待っているように。「勝手にしろ」がちゃん。 じゃあ、訴状を書くか。また裁判だ。裁判の連勝記録重ねるぞ。と思っていたら、3分後に電話。 「池谷さん。すみません。裁判なんて時間と手間…

これから反転攻撃だよ

友人がネットのトラブルに巻き込まれている。それでアドバイス。 いままでは守勢でしょう。これから反転攻撃だよ。 それらの書き込みは、明らかに、名誉毀であり、風評被害を生んでいる。開示請求もしたらいい。刑事法からも名誉毀損が成立するし、民事法で…

「Being Peace 平和を生きる~プラムヴィレッジスタイルのマインドフルネス」 いちりん楽座の案内

「Being Peace 平和を生きる~プラムヴィレッジスタイルのマインドフルネス」いちりん楽座の案内2月27日(日)19時30分〜20時30分(19時から開始前の雑談タイム)参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。GoogleMeetで行う。Googleのアカウ…

昭和の名曲、中島みゆきを聴いた。一緒に大声で歌った。元気になったよ

「うちの歌手で大ヒットしそうな曲を聞いてもらいます。きみたちこの歌はどれくら売れると思いますか」ヤマハ音楽振興会の人が聞いた。ヤマハに就職した新人たちの研修のときだ。曲は中島みゆきの「悪女」と「わかれうた」。みな100万枚以上は売れたのだった…

心の深層に対する関心というか、微細な心の動きをあかりは理解するようになってきたのかな

あかりは、怖い話が好きでよく読んでいる。よく怖い物語の創作話をする。───はおとうちゃん。「 」はあかり。 「自分の子供が死んでしまい、その代わりに人形をかわいがっていたお母さん。ところが、ある日、人形がふと動きだした、やがて歩きだした。そして…

「死後の世界」についての本の企画中

「死後の世界」についての本の企画中。タイトル的には、「死に方を学ぶ」「いかに死んでゆくか」「Peace in Die」とか。 コンテンツとしては、これを初期仏教からみて、どうとらえるかと。 ざっくり考えてみた。①死後の世界はあるのか、ないのか。②あるとし…

子どもは日々成長していく。あかりが言った「それはいいけど、ちゃんと本題に戻ってね」と横から口に出した

仕事と遊びと探究の境界がはっきりしないけど、仕事はしているんだ。私の仕事は編集と執筆なんで、売れれば収益はあるけれど、売れなければショボンである。著者や出版社とケンカしてそのままおしまいってのも、これまで10冊くらいある。 ▽ド素人のなんにも…

描くこと自体が楽しくなる 描いたときの自分の心のありようが、そのまま絵に残っている

きれいにちゃんと描こうとすると、ストレスになる。遠近法とか一点透視法とかあるけど、いまはそんなの、どうでもいい。まったく自分流でいいんだよ。ごちゃごちゃしたままを描く。それが面白いんだ。描くっていうことは、そのものをよく観察することになる…

自己破産物件

──もしもし、○○弁護士事務所の○○です。ご提示の物件のですが、債権者との調整、権利関係が複雑なため時間がかかっています。いちおう、途中経過ということでご報告いたします。 土地は200坪ある。「1万円なら買わせてもらいます」と弁護士に伝えていた。 自…

食い扶持を稼ぎつつ、発信していくしかない

ざっくりと書きます。ちょっと過激かな。批判、反論を歓迎。 ①いまの出生者数は70万人。みんな結婚しなくなっている。家庭を持たない。子どもが生まれない。このまま行くと50万人くらいになるだろう。東京一極集中。そして経済的貧困で、ますます子育ては困…

こんなに簡単に料理ができる七輪はえらいな

「おとうちゃん、サバを焼こう」──いいよ。土間で七輪を出して焼き始める。魚焼きの網が見つからないので、100均の天ぷらガードで焼いた。 消し炭があるので、七輪にかんたんに火がつく。あかりが、火吹き竹で火を熾す。団扇でパタパタ。 数分で、じゅわーっ…

「わからない」が自分を引っ張っていってくれる

「おとうちゃんは、なんでも知っているようだけど、知らないことはたくさんあるんだよね」 ──そりゃそうだ。知らないことばかり。 「たとえば、宇宙とはなんなのか。時間とは、空間とは、死んたらどうなるとか。そういうことは知らないよね」 ──だいたい自分…

そんなに法律に詳しいわけではないけど、実地に体験してきているので(裁判は3勝1分け、調停と仮差押も経験あり)

いろいろな法律的な相談もかかってくる。昨日は、宗教法人か学校法人を取得するにはどうしたらいいか、という相談。いろいろと裏ワザの話題も提供。 ▽先週は、債権回収。飲食店をいくつか経営している方から。店を任せていた者が、資金として必要ということ…

毎日、将棋を指すことになっている

寝る前にあかりと将棋。かなり手強くなってきた。先の先を読むようになってきた。質的にぐっと上達してきた。 「将棋を指すと頭が良くなる」とあかりには言っている。どうして?というので「それは、脳細胞のシナプスがつながるんだよ」と。 ▽脳細胞がたくさ…

解体の相談を受けた

3年前に解体を引き受けて、その親方をしたことがあるが、またやるかもしれない。そのときは、いろいろやったよ。解体の祝詞を作って読み上げ、先祖の仏壇を出してきてお経を唱え、施主を伴って菩提寺にも挨拶した。 いよいよ柱を倒すという寸前、山口さんに…

ひとつの文として作ってごらん。できれば一日一本だよ

あかりの寝かしつけ担当はおとうちゃん。で、20時には一緒に寝る。いつも二人で、寝ながら本を読む。おとうちゃんは、世界史の本と司馬遼と山本七平の対談、あかりは国語の辞書を読んでいた。 ▽「これどういうこと?」と聞いてくるので、煩わしいけれど、そ…

いまここで出会っているもの。出会っている事柄、やってきた課題。そしてここに面と向かって出会っている人。それがいまここで、学ぶべきことなんだ。

あかりには、いまやっていることに集中すればいい。いやなことは、しなくてもいい。躍動すること、楽しいことに集中すればいいと言っている。学歴なんてどうでもいいからね。つべこべ言わずに、余計なことを考えずに、とにかくいま集中してやったほうがいい…

「さあこれからだ」という矢先

「そろそろ仕事をやめる。ついては、たくさんある端材を処分したい」という。「じゃあ、ぼくがもらいますよ。薪ストーブや風呂の薪にします」。製材所の社長は、軽トラックに積んでわがやまで運んでくれた。これから、なんども運んでくれるという。ありがた…

目の見えない人の感性

普通のおばあさんが、義太夫を語るというのが、江戸や明治の時代であったろう。そして、義太夫というのは、発音・発声の仕方は関西である。 「目」という発音一つでも、関東と関西では違う。歌舞伎の「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)で、花魁…

途上もいい、本番もいい、終わっていくのもいい。

小澤征爾が亡くなった。直接にその生の演奏の指揮に出会ったことはない。しかしすごいな。スクータひとつでヨーロッパに渡り、そしてバーンスタインやカラヤンの指導を受ける。まったく破天荒な人生だ。 ▽東京暮らしのときは、毎月のように、コンサートに出…

文章を書くことがもっとも学びになる

大学に行ったが、まったく授業に出なかった。当時は、学生運動の残滓が強かった。受験日は、校門にはバリケード、そして機動隊がずらりと数十名。入学すれば、やれ革マルだ中核だ、民青だと、キャンパスはアジ演説と立看板だらけ。校内は荒れていた。 授業に…