過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2018-01-01から1年間の記事一覧

わがやの餅つき

わがやの餅つきは、この程度。準備はほとんどいらず。「さあ、餅でもつくか」というと、さっとできる。うちの田んぼで作った無農薬の玄米。長岡式酵素玄米法(小豆入り)で炊いたご飯をつくだけ。適当についたら、延ばしてフライパンで焼いて五平餅に。お団…

どどどどどっ。イノシシが川を渡ってくる足音が聞こえることも

ランのおかげで、散歩ができる。風は冷たい。日差しは温かい。だれにも出会わず、瞑想のような歩みをたのしむ。夜に歩けば満天の星。天の川がみえる。川の流れる音、どどどどどっ。イノシシが川を渡ってくる足音が聞こえることもある。

ヘトヘトになるまで天突体操だ

こんなに寒い朝。目が覚めたらしばし瞑想。そして風呂場に直行し頭から冷水シャワーを浴びる。それから乾布摩擦して、ヘトヘトになるまで天突体操だ。湯たんぽを入れたシュラフをセット。腰まで履く。腰にも湯たんぽをセット。電気ゴテで、リンパ節を温める…

「少額訴訟制度」を実行しようか

江戸時代は、ツケで商品を買って、年末に支払うということだったようだ。大晦日までに、やりくりして支払いをしてやっと安心。掛け金のあるほうは、なんとか集金して安心。そしてお正月を迎えるというわけだ。井原西鶴の『世間胸算用』(せけんむねさんよう…

「暖房より暖身」に心がけている

いま朝の9時だが、室温は5℃ 暖房器具は使っていない。 石油ストーブは、空気が汚れる。暖気は上に行き、下半身は寒い。どうしても頭がぼーっとなる。まあ、理想的には薪ストーブがいい。しかし、なかなかそこまで工事する手が回らない。薪も集めるエネルギ…

さがしものはたいへん

どこにあるのかわからないものを探す、というのは大変だ。パソコン内のデータであれば、瞬時に検索できる。しかし、「モノ」は検索できない。広大な宇宙から探し出すことになる。昨日携帯をなくした。まちなかに出かけた時に、紛失した。あの喫茶店か、あの…

日記をつける。具体的な仕事の内容を記録しておく。いわば業務日誌だ。

日記をつける。具体的な仕事の内容を記録しておく。いわば業務日誌だ。こんな効果がある。1)ひとりで仕事していると、モチベーションアップがたいせつ。日記に書くことで、自分で自分に報告するシステムを作るわけだ。「よしやった。えらいぞ」と、自分で自…

音声入力変換とパソコンの読み上げ機能

歩きながら音声入力、寒いので布団の中でも、運転しながら音声入力で文字変換する。iPhoneを主に使う。アプリはspeechy。CloudのEvernoteに保存、同期して、あとでパソコンで編集。それをパソコンの読み上げ機能で聞いて、文字校正。便利になったものだ。

物事を、あるがままにみるということは難しい。

「正しい」と思うと、ますます「正しい」と思う。「ダメだ」と思うと、ますます「ダメだ」と思うようになる。一度、価値観が傾斜すると、そちらにエネルギーが流れて、ますます補強していく。「いい」と思うと、それに対応し経験からその事実を確認していく…

生きているがゆえのことで、それだけでもありがたい

満月に近い月を見て、夜中に犬の散歩。川音を聞きながら月を眺めていた。なにがあっても、どんなことが起きようとも、こうして生きているという事実。いろいろなことが体験できるという現実。生きていれば、不安もあるし恐れもある。しかし、こうして生きて…

ランとあかりと一緒に散歩したのだが

あかりを肩車して散歩。朝の光を浴びる。「あっちがいい、こっちがいい」。あかりの指差すほうに向かって歩く。川のほとりの道をゆっくり歩いて、太陽を礼拝した。 『禊ぎ祓いの祝詞』を唱える。「たかまのはらに かむづまります かむろぎかむろみの みこと…

抗生物質というのは、善玉菌の腸内細菌までダメージを与える

風邪など引いても、寝込むことなどなかったのに、この二ヶ月は不調の日々だった。いまはやっと回復した。山里に移住してから8年余。あれやこれやと手を出しすぎて、体力的にすこし無理をした。そのせいか、数年前のことだが、帯状疱疹で半年、さらには日光過…

弦を弾くのではなくて、「叩く」というやり方で

ギターの弦が切れたところで、弦を弾くのではなくて、「叩く」というやり方にしてみた。スラップ奏法というレベルではない。「ド」と「ソ」というように「完全5度」にセットしておいて、オープンチューニングで、バチで叩く。これだと、インドのお経とかバジ…

今の現実の苦しみがあるとしても、時間がたてば、未来には、いまの苦しみはない

そこにどっぷり浸っていると、抜け出せない現実の苦しみってものが起こる。たとい抜け出しても、また次の苦しみがずっと続くような気がしてくる。 - 10年前、20年前、30年前を振り返ると、たいへんに苦しい時期もあったような気もする。その時は、「もう、だ…

そのことが「起こった」に過ぎない。「起こるべきことが起こった」と

なにかが「起こった」。それは、そのことが「起こった」に過ぎない。「起こるべきことが起こった」と。それは「全てが必然」として、受け止めることでもある。自分が引き寄せた現実、自業自得=カルマの完了(否定的なイメージがついてまわるが)ともいえる。…

海外に働きに行くという道がある

これからの日本は、「海外の労働者を受け入れる」という道が開けてくる。もう一つ、海外に働きに行くという道がある。海外(たとえば、インドや中国)で働く可能性も出てくる。日本とインド、日本と中国を結ぶ中にビジネスの可能性はあると思う。この2つの国…

神の名① 偉大で究極である神(God)の発音がわからない

ユダヤ教、キリスト教の神の名は、エホバとか、ヤハゥエとか、へーヴェと呼ばれる。しかし実は、ユダヤ人にとって、神の正確な発音がはっきりとわからない。もっとも偉大で究極である神(God)の発音がわからない。それは、いったいどうしてだろうか。 - 『…

マインドマップづくり

マインドマップづくりにトライしている。これまでいろいろトライしたが、なかなかいいソフトが見つからず、やはり手書きが一番いいか、と思っていたLucidchart というアプリを発見。これがとても使いやすい。ためしに「神の名前」というテーマで、マインドマ…

死後の世界のこと

自分はいつかは死ぬ。そして死後のことは、わからない。想像したりするだけである。臨死体験者の話は、直接に数名から聞いたことがある。いわく。光の世界にいた、たいへん満ち足りた世界にいた、自分が横たわっているところを上から見ていた、などとはよく…

「貞子」のような登場の仕方

紙芝居をやってみせた。ところが、あかりは「貞子」(鈴木光司の小説の映画化『リング』)のような登場の仕方が気に入ったようで、繰り返していた。こんな使い方してごめんなさい。まほろば図書館まで、徒歩1分。近くてまことにありがたい。運営メンバーとし…

お経と聖書

いまの日本でお経がよまれるのは、お坊さんの日々の行、勤めとして、読まれる。檀家の葬儀や先祖供養として、よまれている。あるいは、加持祈祷の呪文的な効果としてよまれる。 - そもそも仏教は、「鎮護国家」の教えとして渡来した。その「効き目」が期待さ…

昔から習慣にしていた朝市の冷水シャワーは再開した

二ヶ月以上も続いている風邪。というか、咳と副鼻腔炎は、すこし快方に向かいつつある。完治にはもう少しだ。細菌性のものは、やはり抗生剤やりクスリを使わざるを得ない。でもおかげさまで、元気は回復中。昔から習慣にしていた朝市の冷水シャワーは再開し…

山里には、埋もれたままの資産がたくさんある

山里には、埋もれたままの資産がたくさんある。山とか川とか耕作放棄地はもちろん。公共施設(幼稚園、小中学校、教員住宅、文化施設)、民間施設(空き家、使われなくなった茶工場、閉じてしまった商店街、旅館)など。山里は、人口がどんどん減っていて加…

その弱き人こそがイエスそのものである

(2)牧師や司祭とやりとりをするようになり、いろいろ学びがあった「神社・寺・教会カフェ」の企画を進行中。参加してくださるところがやっと確定した。その数37。あとは日程の内容の微調整中。今回、新たに教会も参加してくれることになり、いろいろ学びが…

空き家を解体したいという現場を訪ねて、打ち合わせ

空き家を解体したいという現場を訪ねて、打ち合わせ。 はじめは、解体に費用もかかるので、そのまま隣家にもらってもらうつもりであった。が、いざ家を見てみたらシロアリがいたので、隣家があきらめた経緯がある。しかし、住みたい人がいれば「タダ」であげ…

「自給自足の暮らし」について

自由に気楽に、田舎暮らしについて語る場として、「田舎暮らし雑談会」を定期的に開催している(主催:NPO法人楽舎)。会場は、浜松市中区の県居(あがたい)協働センターの和室など。駅からバスで8分と近い。12月のテーマは。「自給自足の暮らし」について。…

ブッダはお経を読んだことはなかった

ブッダは、文字で書かれたお経を読んだことはなかった。もしもブッダがお経を読んだとしたら、その修行時代に仕えた師のもとで、ヴェーダの経典だったろう。ブッダの在世のとき、弟子もまた、お経をよんだことはなかった。そもそも、そのとき、お経はなかっ…

「村にやってきた文明開化」「集落の悲しみ」の本の執筆 木下恒雄さん

木下恒雄さん(83歳)が、いま原稿500枚の「「村にやってきた文明開化」として王子製紙についてまとめている。事実の記録に特化したものだ。木下さんは、これまで20冊余の郷土史を出版している。明治時代に王子製紙ができたことで、町ができていく。春野の集…

ヘラカーンのBabajiのアシュラム

北インド、ヘラカーンのBabajiのアシュラムでとなえられるお経。ぼくのよむインドのお経は、ほとんどがBabajiのアシュラムのメロディーが多い。こちらに滞在したのは20年くらいまえ。朝の4時の沐浴、ホーマ(護摩)、そしてお経とバジャン(祈りの歌)とつづ…

奥様は92歳、ご主人は94歳

熊切の中羽根のブルーベリー畑を訪ねる。そろそろの剪定の時期だ。軒の隣家を訪ねて挨拶して立ち話。帰りにYさん夫妻を訪ねる。奥様は92歳、ご主人は94歳。よくお二人で、2本の杖をついて散歩されている。しかも、家の前は急な坂道。「大根もっていくかあ」…