過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

麻を育てられないか、と思い立った

クラフトフェアなどでよく見かけるが、ヘンプ(麻)で編んだアクセサリーなど、人気がある。麻は、通気性と吸水性にすぐれている。作務衣やブレザーなど、とても着心地がいい。▲むかしは、神さまのお札を大麻というように、神事につかわれていた。罪穢れを祓…

「この一息」をじっくり味わって

ほんのちょっとの瞑想。プチ瞑想は、いまここでできる。どこでもできる。でも、さあ10分間。さあ1時間坐るぞ、ということになると、とたんに苦痛になることが多い。達成した、とか。うまくいかなかった、とか。成果と評価をはじめたりする。そうなると本末転…

プチ瞑想が暮らしにある

たいそうな瞑想じゃなくて、プチ瞑想が暮らしにあるといい。ほんの数分だけでも。たとえば待ち時間。ふと坐った木陰のベンチ、料理の手を休めて。ぼくは読書の最中でも、プチ瞑想に入る時がある。プチ瞑想のポイントは二つ。ひとつは、腰は伸ばしていること…

質が変わる瞬間がある

日常の暮らしのなかで、ちょっとした時間でも坐るようにしている。瞑想というと「なにか特別なこと」というイメージがあるが、まあ静坐や黙想といったらいいか。ともあれ、瞑想は日々の生き方のうえでの、たいせつな要素になっている。瞑想していて、やがて…

ラーメンづくり

ラーメンが好きだ。だが、なかなかおいしいラーメンに出会えない。トンコツのこってり味もいいが、あとで胃が重たくなる。やはり和風の醤油味がいい。インスタントもときにはおいしいが、体によくないのは身体で感じる。▲ので、麺を買ってきて、醤油味のスー…

いのちを奪うというリアリティ

金網のネズミ捕りには、いっこうにかからない。猫はまったく関心なし。台所に現れたシマヘビは、一匹呑みこんで去っていったようだ。そんなわけで、どどどーと天井を走るネズミは、無敵だった。▲餌になるものを遮断すれば、やがてどこかに行くだろう。仕方が…

国際ボランティア団体のメッセージを頼まれて

じつはある学生の国際ボランティア団体の顧問をしている。名前だけだけど。その立ち上げから関わっている。学生たちを引率して、南インドの島に家づくりのボランティアなどに出かけたこともある。その団体は、いまは150大学くらいに大きくなって、はや20周年…

おかげ横丁で見かけたネコの親子

伊勢参りしたとき、伊勢神宮の橋を渡る手前にある、おかげ横丁で見かけたネコの親子。おかげ横丁って、かつては、江戸時代にものすごい勢いで参拝者があったお蔭参り(お伊勢参り)で賑わったところ。江戸時代には年間200〜400万人もの参宮客が訪れたという…

となりのおばあちゃんが大好きなラン

うちのランは、となりのおばあちゃんが大好き。おばあちゃんも、可愛がってくれている。ぼくが留守のときなど、ランの様子を見にきてくれる。ランの散歩のたびに、野菜をいただく▲普通のおばあちゃんだけど、すごい。愚癡も文句も言わない。たんたんと暮らし…

早起きの散歩はいいね

ひさしぶりに5時前に起きたので、ランの散歩に。朝の散歩はいい運動になる。いつもとちがう里の風景を歩いてみた。ヒラメキが生まれる、発見がある。やるぞという意欲が湧いてくる。早起きは、いいことづくめだ。歩くときは、デジカメとメモ帳をポケットに入…

「奴隷」か「ホームレス」か

究極の選択は、「奴隷」か「ホームレス」かな。奴隷は、自由がないが食っていける。「ホームレス」は自由だが食っていくのはたいへん▲ぼくはサラリーマンという奴隷暮らしは、12年間つとめた。一部上場企業を三つ経て、あと中小零細にも。そして、フリーラン…

雑穀が主食だ

きょうからご飯に麦を混ぜていただくことにした。4分づきのお米4合に、7分づきの麦1合を混ぜて炊いた。できあがりは、ちょっとぱさぱさとするけど、おいしい。こないだは、そばの実を入れて炊いてみたが、これもおいしい。ただ、そばの実は1キロ1900円と高い…

ほくえん歴史民俗研究会を立ち上げ

郷土史家の木下恒雄さんの家を訪れては、北遠の歴史、民俗についていろいろと教えてもらっています。たいへんな博識で、歴史資料もよく読みこなし、さらには実際にいろいろな方に出会って話を聞いて資料を集めておられます。そのきちんと整理された書斎も、…

イスラムの祈りの響き

イスラムの祈り。アラーーーーーー・アクバル。その響きは天空に抜ける。発声してみると、頭のてっぺんから抜けていくような響かせ方になる。▲この響かせ方は、ぼくには神道もおんなじように思えた。たかまのはらにーーーーかむつまりますーー。ぼくは頭のて…