過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

編集の仕事

『スマナサーラ長老が道元禅師を語る』(佼成出版社)の見本が届いた

『スマナサーラ長老が道元禅師を語る』(佼成出版社)の見本が届いた。 ようやく本の形になった。佼成出版社の編集の大室さんとは20年ぶりの仕事。 売れると嬉しいけれど、まあ縁があればの世界。それにしても、編集者のきれいな字、丁寧な手紙よ。 次は、死…

あかりを連れてまちなかにでかけた

あかりを連れてまちなかにでかけた。とてもおしゃれな高級ガラステーブルを頂いて、次に古民家サロン「香爐」を訪ねて庭でお弁当。そして、布絵作家の竹山美江さんを訪ねて、本作りの最終打ち合わせ。もう89歳。ひとり暮らし。「はやくつくってくれないと、…

戒壇の本尊(板曼荼羅)の真偽についてMさんに聞いた

「おれも長くないから、色々聞いておいてくれ。あなたなら、それらを整理して文章にして残してくれると思うから」───Mさんが、当時の日蓮正宗創価学会の究極の本尊、板曼荼羅に疑いを抱いたのは、なにが〝きっかけ〟だったんですか?「それはね。矢島周平に…

メモ機能のGoogleKeepにしてみた

メモ機能のGoogleKeepにしてみた。①さくさくと入力できる。②単語検索が俊敏。③イラストや画像をまとめて入れられる。それをらをギャラリーでみていると、アイデアが浮かぶ。ドローイングの機能もいい。 ▽背景には、Evernoteの動作が不安定ということがある。…

『スマナサーラ長老が道元禅師を読む』(佼成出版社) 4月16日に見本が出来あがる

『スマナサーラ長老が道元禅師を読む』(佼成出版社)いよいよ4月16日に見本が出来あがるとのこと。テーラワーダ仏教協会の機関誌「パティパダー」の編集後記。曹洞宗が推薦してくれるといいんだけど(笑 さて、どうなりますか。

おとうちゃんの書いたものを読んでくれている

あかりが、おとうちゃんの書いたものを読んでくれている。「おとうちゃんの文章は読みやすいからいい」と言ってくれる。 「ねえ、きょうなにか書いたの?」───まだ書いてないよ。だった、ネタがないもの。 「さっき、市長にメール書いていたじゃない、それら…

いきなりのいきなりの国会議事堂。石破茂事務所の訪問

「 「東京っていろいろな人がいて楽しいね。東京に暮らしたいなあ」 ──そうだねえ。田舎も飽きた。また東京で暮らすか。でも、春野に土地と家があるので、そこは無理だなあ。こうやって、ちょくちょく東京に来ることにしようか。 「うんそうだね。そうしよう…

「空援隊」から、本作りの依頼を受けた 英霊について考える

「遺骨を、一体でも多く、一刻でも早く遺骨を埋葬・供養する」。「宗教宗派・主義主張などを超えて活動する」。「できることから始める」。それが「空援隊」の活動理念だ。 遺骨収集の活動を地道に行っているNPO法人「空援隊」の倉田さんから、本作りの依頼…

「Being Peace 平和を生きる~プラムヴィレッジスタイルのマインドフルネス」 いちりん楽座の案内

「Being Peace 平和を生きる~プラムヴィレッジスタイルのマインドフルネス」いちりん楽座の案内2月27日(日)19時30分〜20時30分(19時から開始前の雑談タイム)参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。GoogleMeetで行う。Googleのアカウ…

子どもは日々成長していく。あかりが言った「それはいいけど、ちゃんと本題に戻ってね」と横から口に出した

仕事と遊びと探究の境界がはっきりしないけど、仕事はしているんだ。私の仕事は編集と執筆なんで、売れれば収益はあるけれど、売れなければショボンである。著者や出版社とケンカしてそのままおしまいってのも、これまで10冊くらいある。 ▽ド素人のなんにも…

食い扶持を稼ぎつつ、発信していくしかない

ざっくりと書きます。ちょっと過激かな。批判、反論を歓迎。 ①いまの出生者数は70万人。みんな結婚しなくなっている。家庭を持たない。子どもが生まれない。このまま行くと50万人くらいになるだろう。東京一極集中。そして経済的貧困で、ますます子育ては困…

文章を書くことがもっとも学びになる

大学に行ったが、まったく授業に出なかった。当時は、学生運動の残滓が強かった。受験日は、校門にはバリケード、そして機動隊がずらりと数十名。入学すれば、やれ革マルだ中核だ、民青だと、キャンパスはアジ演説と立看板だらけ。校内は荒れていた。 授業に…

今年は、動く。仕事であちこち移動。「所変われば品変わる。」「可愛い子には旅をさせよ。」

久しぶりの東京だ。たまにきてみると、いまの自分の暮らしなど異なる視点からとらえられる。 仕事で東京に一泊ー2日。パネリストとして15分くらいお話をした程度だが。 場所は、渋谷だった。まあとにかく、たくさん人がいる。そして、ほとんどが若い人ばかり…

なかなか手をつけてなかった「布絵の本作り」の仕事

「はやくつくってね。そのうち死んでしまいそうだから」87歳の女性に言われ続けて、なかなか手をつけてなかった「布絵の本作り」の仕事。いったん手を付けせばと勢いがついて早いんだけどね。それがなかなか。なんとか立春の発行までに。つくるぞおー。 ▽そ…

秋田に取材 道を間違えて間に合わない?

秋田に取材の仕事。寒い2月のことだった。行き先は秋田の大館市。13時に訪問のアポ。そうすると、朝の5時前に家を出て掛川駅に車を置いて新幹線。そしてモノレールで羽田。飛行機で大館能代空港。こんな山里に暮らしていても、なんとかいける。 当日、あた…

こちらで予め原稿は作っておきますので、それを見ていただけますか。

猛烈に忙しい人の取材の場合もある。まったく忙しいと断られる。そういう時、こういう方法がある。 ──こちらで予め原稿は作っておきますので、それを見ていただけますか。 「じゃあ、送ってください」 ネットの情報を本にちゃちゃっと原稿を作った。あたかも…

甲野善紀 取材秘話 インタビューがかち合う

(続き)甲野善紀 取材秘話 約束の時間の10分前。呼び鈴を押すと出てこられた。「なんだ、おまえたちか」という表情。笑顔なし。無愛想。──はい。本日はよろしくおねがいします。「待て。まだ、10分あるじゃないか。これから宅急便を手配したり、あれこれ仕…

甲野善紀 取材秘話

(続き)立ち話をした時、「触ってご覧」と身体を見せてくれた。なにしろ100キロもの猛者を投げ飛ばすわけで、さぞやすごい腕っぷしではと思った。腕を見せて「さわってごらん」という。さわらせてもらうと、ふにゃふにゃだ。肉が揺れるほど。感触では、まる…

古武道の甲野善紀さんを取材した 「ねじらない、うねらない、ためない」

古武道の甲野善紀さんを取材したときのもの。もう20年以上も前だと思う。多摩の道場を訪ねた。かなりタイトな時間の中、実演もしてくださり、いろいろ教えてもらった。 いま、大東流合気柔術の歴史と逸話をまとめようとしているので、参考までに。 ▽──武術の…

大東流合気柔術の本作り

大東流合気柔術。毎月、春野で開催される。術の奥が深遠すぎて、なかなか言葉にはできにくい世界だ。「本を作ってもらいなさい」。巫女さん(霊能者?)から師範の吉田先生が、言われたそうだ。 ▽これも縁だ。ぼくも時間と興味があるので、大東流の歴史、大…

戦没者の遺骨収集の活動

友人が戦没者の遺骨収集の活動をしている。しかし国民の多くはそのことを知らない、わかりやすいところからまとめた本をつくたらどいかと、まえがきのたたき台を考えてみた。日本が、戦争をしていたことを知っていますか。ここでは、アジア・太平洋戦争と呼…

本を出したい人はいる。インタビューしながら本にしていくという仕事の道はありうるか。

それぞれが気楽に語り会える場づくりとして、GoogleMeetを活用いこうとしている。 GoogleMeetがいいのは、録画しておいてデータの共有がかけられること。ビジュアルイフェクト(バーチャルの背景)がので、家の中の片付けをしないですむこと。パスコードとか…

無料のChatGPTをためしてみた。文章と画像。

無 無料のChatGPTをためしてみた。文章と画像。 「瞑想」「祈り」「日常」「現実」「実現」をキーワードに入れる。するとこうした文章が出てきた。わずか数分。有料に登録すれば数秒だろう。 【タイトル】 祈りと瞑想で現実を変える方法とは? 【まえおき】 …

「うしろに、うしろに来ないでください!」 裁判長に叱られた。

「うしろに、うしろに来ないでください!」裁判長に叱られた。二審(静岡地裁)の第一回公判のときだ。 ▽出版社が編集制作費を支払わないので起こした裁判だった。一審の簡易裁判所では、勝訴。被告のN出版は控訴した。被告(相手方のN出版)は、証拠を捏…

早起きして薪ストーブ、それから朝風呂だ。

「おとうちゃん、まるで紙のお葬式みたいだね。」──そうだね。お葬式。お焚き上げ。天にお返しする。そして、土に還る。 あかりと一緒に、風呂焚きだ。土間にある外風呂で、焚き火みたいに温まる。たくさんある書類をどさっと段ボール箱に入れてある。ひとつ…

その後の「すごい90代」

テレビ東京から電話あり。「ナゼそこ?」というバラエティ番組のディレクターからだ。 「本(『過疎の山里に暮らす普通なのに普通じゃないすごい90代』すばる舎刊)を読みました。本の中に登場する尾上さんは101歳、まだお元気で商店を経営していますか?」 …

まだ諦めずに書き続け、本の企画は続けていく

遊んでいるように見えると思うけど、日々、企画に余念はないんだね。それって生き方そのものだから。 キャンプ場の経営、廃校の活用による子供の第三の居場所づくり、そして仕事の軸の出版企画などなど。 ▽ 出版については、あれこれと企画はあるんだけど、…

あかりと「3」について論じあった

# まとめるのは3つがいいんだよ 外風呂に入りながら、あかりには、ものごとをまとめる練習をさせている。 ──どうしていやなのか。3つにまとめよ。 ▽ 「うん。①いきたくないから。②いやだから。③そんな気分じゃないから」 ──それは、まとめにならないね。「ど…

文章の書き方 失敗談がいい

「文章って、いつ、どこで、だれがとかって書けばいいんでしょう?」 ───うん、そうだけど。そんな文章、つまらない。 “私は朝早く起きて顔を洗いました。そして、朝ごはんを食べて学校に行きました。”そんなのは「言いたいこと」が書かれてないから、誰も読…

ゆっくり雨音を聴きながら、自分の心をたずねてみましたか

今日はゆっくり雨音を聴きながら、自分の心をたずねてみましたか。あなたがこの庵にご縁を頂いて、自然体の深い心を頂いて、いま、いろいろな活動のなかで頑張っているのを、ちゃんと後ろから見守っていますよ。みんなの心に、温かいものをむすんであげて下…