過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

老いと死

デイサービスの事業と編集と両輪で動きだす

90歳を越えて、たくましい暮らし。本人は全くフツーであたりまえとして、淡々と日常を送っている。が、はたからみるとたいへんな驚異。たとえば、①地域の要となる商店をひとりで経営している98歳の女性。②10メートルもの高さの木に登って枝打ち、太さ1メート…

なんだかお寺みたいになってきたよ

「もう人生が長くないもんだから、死ぬまでにこの歌をハーモニカで吹けるようになりたい。教えてほしい」。 突然来られた本日のお客さん。難しい課題を持ってこられたよ。80過ぎの男性で耳がかなり遠い。ほとんど筆談。 吹きたいというのは「旅の夜風」。映…

仏教書の企画案づくり、練っているところ

仏教書の企画案づくり、練っているところ。いまのところ、効能書きレベルの企画書だけど。 ①コロナ禍にあって、人々は大きな不安を抱えている。政治も経済もグダグダ。みんな途方に暮れている。 ②人と人は分断され、ひきこもり、孤独になって不安は募るばか…

「おひとりさま」の老後はどうなるのか。

「おひとりさま」の老後はどうなるのか。 年金があれば、働かなくても暮らしていける。しかし、国民年金だけとか、年金のない人はどうなるのか。働けない。暮らしていけない。-------------------となると、生活保護の道。しかしそれが、可能なのかどうか。…

なんと100歳だ

12月30日にふみ子さんのお祝いに行ってきた。自宅で過ごされている。無邪気で可愛らしい方である。プレゼントは、手製のパズル。よく一緒に歌を歌ってくださる。

葬儀から納骨まで、どれくらい費用がかかるものなのか

「葬儀から納骨まで、どれくらい費用がかかるものなのか」。四十九日の喪に服していたTさんに聞いた。 ざっと総額200万円という。そのうち寺院へのお布施は50万円という。菩提寺のお墓へ納骨するので、新たに墓石や永代使用料は必要ない。 葬儀には、だいた…

「どうやって死んでいくか」ということが、いつも話題になる

やはり「どうやって死んでいくか」ということが、いつも話題になる。 とくに高齢でひとり暮らしの人は、このテーマは切実だ。 もしものとき、どうするか、どうなるか。 そのためには、なにをしておいたらいいか。 ------------------- もしものときは、ぼく…

日本の原風景と交流の場 変更申請

「日本の原風景・生物多様性ある交流の場づくり」として、市に提案していた事業が採択された。30年余の休耕田を蘇らせて、稲作とビオトープ。となりには、オープンテラスと木工所、宿泊施設と天体観測のできる場も近く。 ところが、さて実行段階で、田んぼ所…

秋の日はつるべ落とし

いまの元気が、10年も20年も続くように思って生きている。 20代、30代、40代、50代は、だいたいそれでいい。 でも、晩年になると、そうはいかない。 みなさん70歳を超えると、がくんと体力も気力もなくなるという。80歳をこえてら、ますます加速する。 「秋…

語り合いは、いつも「どうやって死を迎えていくか」ということになる

利用者さんとの語り合いは、いつも「どうやって死を迎えていくか」ということになる。 ------------------ 利用者さんにとっては、死は身近でリアル。なにしろ80代、90代。いつ逝ってもおかしくないわけだ。親しい人たちが、次々と亡くなっていく。今年など…

山里の高齢化の現実は、これからの日本のありようを示す

Mさんはひとり暮らし。86歳。圧迫骨折を三度もして、背中と腰が痛くてつらい。でも、ずっと家にいたら、気が重たくなる。 「きょうは痛みが少なく、いけそうだ」。そんな連絡があれば迎えに行くというスタンス。近くなので、かなり自由に対応できるようにし…

過疎地の医療

過疎地の課題の一つは、医療だ。診療所が遠い、医師が不足。大きな病院までは往復100キロ近く。老人はクルマを運転できない。鉄道はない。バスは一日1〜2本。乗り継いでいくと、一日かかる。タクシーを呼べは往復1万円余もかかる。 ------------------ ち…

ひとつり暮らしの緊急連絡

山里には、ひとり暮らしのお年寄りが多い。自宅で病気・事故などに陥ったときに、発見されないということもある。この暑い8月、寒い2月など心配は多い。このあたりの課題は大きくなってくる。 自治体によって、いろいろ工夫しているようだ。 ①食事の配食や…

死に至る道をあゆみつつ、テレコミュニケーションをはかる実践的事例

終活は完了したという友人の投稿から。 -------------------- これで、一応の書斎兼事務所兼マシン室の完成となった。ところが、今年は「夏休みの自由研究」のテーマが見つからない。死期が迫っていると思って、やりたいことはみな、やってしまったような気…

謡や唱歌もいいじゃないか

きょうも雨だ 雨がふります 雨がふる 遊びにゆきたし 傘はなし 紅緒(べにお)の木履(かっこ)も緒(お)が切れた 雨がふります 雨がふる いやでもお家で 遊びましょう 千代紙おりましょう たたみましょう 雨がふります 雨がふる けんけん小雉子(こきじ)…

整体師と臨死体験者の対話

これも次のZOOM楽座の企画。投稿して、みなさんのコメントを貰いながら修正していきたい。ということで、たたき台。 ----------------------- ZOOM楽座「心身を調律して生きる 生死を超える」 〜整体師と臨死体験者の対話〜 6月20日(土)20時〜22時 -------…

滅びを受け入れて、生きていかざるをえない

となりの集落では、9日間で、葬式が4件もあったという。みなさん、いわゆる大往生で、享年90代〜100代。 80代で、木を伐っていて崖から落ちて亡くなった話だとか、脳梗塞で麻痺が起きて転院するとか、奥さんが重篤で、夫は心臓が悪くてゼイゼイして苦しい…

老人介護と保育所の併設へ

保育ママ(いわば、保育施設に準じたもの)の認定通知書が届く。 施設としての広さ、採光やら通風、セキュリティ、感染予防、さらには保育してくれる人の面談など。これまで、行政から延べ15人来訪。介護保険課、社会福祉課、健康長寿課、さらには協働センタ…

テーマ「死後の世界──死とはなにか」ZOOMで論じ合います

本日もZOOMでの会話を行います。 テーマ「死後の世界──死とはなにか」 霊的体験、宗教の教義、仏教の哲学、素朴な疑問、そうしたことをなんでも語りあいます。 ------------------- 日時:3月26日(木)21時〜23時:20時半から雑談開始(適当に) ネットツー…

コロナの蔓延の最悪のシナリオといい方向の可能性

おおざっぱに考えてみた。 コロナウィルスの感染と蔓延による最悪のシナリオ ①収束しないで蔓延。パンデミックになる。 ②暑くなっても終焉しない。対抗できる免疫力で共存していくしかない。 ③経済は大停滞。大不況に突入。 ④オリンピックやパラリンピック、…

念念の化城、念念の宝処

あかりが生まれて、こうして育っていく日々。 あるとき、はっと目が覚めて、「なあんだ、みんな夢だったのか」ということもあるかもしれないと思ったり。 自分が死ぬ時、死んだ瞬間、はっと目が覚めて、「なあんだ、みんな夢だったのか」と思うんじゃないか…

コロナウィルスは、拡散してもいいという政策じゃなかろうか

日本政府は、コロナウィルスは、拡散してもいいという政策じゃなかろうか。というのは、このウィルスは、免疫の弱い人が死ぬ確率が高い。若い人、元気な人は感染しても回復する。ということは、お年寄り、病弱な人が亡くなることになる。すると、老人医療費…

こうしていま、生かされている日々に感謝して生きるしかない

つねに一寸先は闇。その闇の中を歩む日々。 歴史を見てみると、全地球規模の広範囲に及ぶ流行病(パンデミック)が起きる。 ------------------ かつて、スペイン風邪が大流行。 1918年から1919年のことだ。感染者5億人、死者5,000万~1億人。 当時の世界人…

いのちはひとつ。ゆくいのちと、やってくるいのちはひとつ

うめた ちあきさん(童謡・叙情歌・オリジナルソング/作詩家&シンガー)が来てくれた。この花が咲いたような笑顔。施設内は、緩やかでゆったりと優しい波動に包まれた。 純粋で透明感のある歌声の響き。作詞した内容もまた、さらに胸を打つ。 お話の内容が…

平穏死と手作り葬の講演会の企画

「平穏死と手作り葬」(仮題) 二人のお話を聞く。一人は、漢方医であり僧侶の遠藤医師(春野ケアセンター理事長)の「いかに平穏死を迎えるか」。もう一人は、昨年、自ら棺桶を制作し平穏死を見届けた田中康彦さんによる「心のこもった手作り葬」。池谷がお…

「最期の7日間」という朝日新聞の投書を巡って

「最期の7日間」という朝日新聞の投書を巡って、NHKの取材を受けた。まだ企画中ということだが。 この投書は、ぼくが「看とりとおくり」のカタリバの主催するときに資料として配らせてもらった。そのブログを見てNHKがアクセスしたわけだ。 そのとき…

ますます年寄りには過酷な国になっていきそうな流れ

高齢社会になるのだから、これから医療費用はどんどんと増える。いま過去最高の42兆。国はこれを抑えたい。 働け働け働けの人生。しかし、生活保護が最強、働く人よりもがラクで豊かな生活になるという矛盾。-------------------医療費について、近頃、気に…

年をとると、おんなじことを繰り返して話すようになる

きょうのデイ。 年をとると、おんなじことを繰り返して話すようになる。聞いている人は「もう、それ聞いたことだから」とは、言いにくい。我慢して聞く。うちの妻は「もう、それ何度も聞いたから」とぼくにぴしゃりと言うが(笑) 人によっては、「自分の得…

「看とりと平穏死」について語っていただいた

「人を旅する」春野暮らしの案内② NPO法人「雲を耕す会」主催の春野の暮らしの案内。郷土史家の木下恒雄さんの講座と木材パルプ発祥の地・王子製紙の工場跡の見学の次は、「まほろば文庫」(私設図書館)に。 「まほろば文庫」は昨年にオープン。「はるのケ…

「手づくり葬」について

「手づくり葬」について。(ちょっと過激バージョンです) いま日本の葬儀の平均費用は200万円余である。立派な戒名やら、たくさんお坊さんにきてもらうとか、そういうことにお金をかければ、限りなく費用はかかる。 戒名とは、戒律を保って仏弟子になるとき…