過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「いやだった、いやだった!」というおとうちゃん作曲と音頭を二人で歌って踊りまくった。

2時くらいに起きて仕事するつもりが、隣で寝ていたあかりが、それを察知してして、ぐわし!っとつかんで離してくれない。からだを巻きつかれてロックされた。仕方なく明け方まで布団から出られなかった。
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七時になってやっと、あかりを抱き上げて薪トーブの傍に連れて行って火をつけた。
「これかならあったかいやろう」「うん」
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それから景気づけだ。
「いやだった、いやだった!」というおとうちゃん作曲と音頭を二人で歌って踊りまくった。

「えーじゃないか、えーじゃないか、えーじゃないか」の音頭も踊ったわ。

あかりが「こまったわ、こまったわも作って」というので即興で作曲して踊って盛り上がった。
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声を出して歌いまくって踊りまくって生きていく。そうしてやがて、いつか死んでいくってことだ。
一遍の「踊り念仏」みたないなもので。

こうして一日が始まる。