過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

豆腐ステーキ

豆腐ステーキづくりを覚えた。かんたん。木綿豆腐でも絹ごしでもいい。キッチンペーパーで包んで重しをして半日くらい水切りをする。水切りをした豆腐を適当に切って、オリーブオイルで炒める。表面がキツネ色になるくらいまで。あとは、刻んだネギをかけた…

賛美歌もいいね

いつもインドの歌をうたっているけど、昨日から部屋の片付けをしながら、賛美歌を歌い出した。スワルマンダールというインドの弦楽器でびよよーんと響かせながら。歌っていると心が落ち着いていくる。とくに、この賛美歌が美しい。伸びやかな声の響き。これ…

勝坂の空き家

春野町の勝坂の祭・勝坂神楽の帰りに、空き家をみた。こんな空き家があちこちにありそう。限界集落になりつつある土地だ。家の前に清流がながれて、景色はいい。東西に山がそびえ立ち、日当たりはよくない。冬はかなり寒そうだ。家賃は月に3〜5千円でどうで…

近くにこんなに美しい場所が

勝坂神楽の帰りに訪ねてみた春野町の「石切」という集落。10世帯という限界集落。みなさん高齢だ。清流がながれ、広葉樹の森が美しい。滝もあった。わがやから車で30分くらい。近くにこんなに美しい場所のあったことを再発見した。

「川合花の舞」と「勝坂神楽」

きょうは夜から佐久間町に伝わる「川合花の舞」を観に行く。夕方から明け方の4時くらいまで、夜通しで舞が奉納される▲冬に行われるいわゆる「霜月祭」の流れで、太陽の光が次第に弱くなっていく中で、ふたたびエネルギーを満たそうという神事らしい。「死と…

静かに満足して逝くにはどうしたらいいか

母の看取りをしたのは、二週間前だ。母はほとんど食事をせず、一日にスプーンに3口、5口程度。末期にはほとんどなにも口にしなかった。点滴で栄養をつないでいたが、やがて針もとおらなくなり、点滴もやめた▲どこが痛いとか、どこが苦しいということもなく、…

広葉樹、雑木の森がすばらしい

南信州を旅して、つくづくいいなあ、うらやましいなあと思ったのは、その森だ▲広葉樹、雑木の森がすばらしい。いい具合に曲がった大木の風情がとてもいい。森は明るい。下草も生えていて、動物たちもたくさんいそうだ▲さくさくと森の中に入って、しばし瞑想…

大鹿村歌舞伎

飯田の今田人形座を観た翌日は、長野県下伊那郡の大鹿村に移動。途中の道は、南アルプスを望む美しい景観。広葉樹がいっぱいの森が朝日に輝いていた▲着いたのは9時前。しかし、すでに整理券は配りおわっていた。朝の3時から並んでいる人がいたのには驚いた。…

飯田の今田人形座に出かけた

ということで、仲間4人で出かけた南信州の旅。まずは、飯田の今田人形座。これは、大宮八幡宮秋季祭礼に奉納される神事である。境内にある建物で行われる。照明はロウソクの灯りだけというのが、すばらしい。人形を扱うのも、大夫も三味線も、みんな村人。た…

車検切れで走っていたよ

南信州の飯田、大鹿村に人形浄瑠璃と農村歌舞伎を見に行こうということになって、ぼくの車にみんなで乗り合わせということになった▲VOXYというワンボックスカーに乗っているが、これは3月にYahooのオークションで買ったヤツ。走行距離は11万キロを越えるが快…

こんな夢をみた

夢をみた。こんな夢だった▲ぼくは巨大な建物のホールにいた。突然、天井からすこしずつ崩れだした。レンガが一つひとつ、落ちてくる。危ない。部屋に逃げ込む。そこにもレンガが落ちてくる。窓を破って脱出しよう。椅子で窓ガラスを割る▲しかし、鉄の網があ…

今からはじめる老いじたく

明日、静岡県庁に緊急雇用の創出プランの企画提案を3本の提出に行ってくる。ついでに、県庁の近くでこんな講演がある。「今からはじめる老いじたく」。第一人者の井上治代さんだ。現代の葬儀とお墓事情というテーマ。母の看取りとおくりをきっかけにして、葬…

葬り方、おくり方について

葬り方、おくり方についての続き▲難しいのは、お墓だ。ぼくの場合、ひとり者なので、ぼくが死ぬと子孫は絶える。ということで、かくじつに無縁墓になってしまう。ぼく自身は遺骨は灰にして近くの川に流してもらえばいいけど、さて先祖の遺骨はどうするか。す…

「親をどう看取るのか」「親をどのようにおくるのか」

母の看取りから葬儀までを体験して、ひとつのテーマとして浮かんできていることがある▲それは、「親をどう看取るのか」「親をどのようにおくるのか」というところ。さいわい、母は衰弱していって、むだな治療は一切しなかったので、穏やかに逝くことができた…

母の葬儀を執り行ないました

昨日、無事に母の葬儀を執り行ないました。家族葬としいうかたちで行うつもりでしたが、友人たちが葬儀の場所を調べて、参列してくださいました。たいへんありがとうございます▲4日前の早朝の看取りからからはじまって、葬儀まで、次々といろいろな段取りが…

自分でお経をよんで母を送る

なにしろ自分でお経をよんで母を送るという、まれな葬儀でした。喪主である自分が母をおくるのが、自然でありふさわしいことだと、かねてより思っていました。生前、母にも伝えていました▲母のことを何も知らないお坊さんがやってきて、訳がわからないお経を…

会葬の案内状を作っているところ

母の葬儀に際しての会葬の案内状を作っているところです。いまたたき台。これからデザインして、と。

母が亡くなりました

昨日の朝、母が亡くなりました。午前8時、わたしに看取られて静かに息を引きとりました。みなさまから、あたたかいお言葉をいただきました。とてもうれしく、ありがたくいただきました。ありがとうございます。さて、亡くなってからが、いろいろとたいへん。…

なんと母校からノーベル賞が

ノーベル物理学賞を受賞した天野浩さんを調べて、おどろいた。なんと高校(浜松西高)の後輩じゃあ、ありませんか▲いままで母校の有名人といったら、水泳で世界記録をたくさん出したフジヤマトビウオの古橋広之進くらいだった。あと、高校と大学での同級生で…

渡辺和子さんの講演

20年間、遡れる日記をつけている。FileMakerにいれている。昨年は、その前はとさかのぼってよむことにしている。いろいろと忘れてしまっているけど、なかなかいい発見をしたり、工夫したりしている。そんな過去の自分に学ぶこともできる。7年前の今日、野口…

もうターミナルに入った

母はもう点滴の針が入らない。血管が細くなってしまって、針を入れる場所がない。かろうじて、足首に刺している。手を握るが握り返す力もない、目を開けることもない。食事ももちろんできない。お医者さんが言うには、もうターミナルに入ったので、わりと近…

母の好きな曲を鉄琴でなんども演奏してきた

嵐がやってくる。さきほど、母の見舞いに行ってきた。もうほとんどなにも食べない。点滴を挿す血管もきびしくて針が外れてしまうという。ぼくが来たことはわかっていると思うけど、反応はあまりない。目も開けない。体温もずいぶんと低い。ただ寝息の音だけ…

成功例よりも失敗例

人前でなにか話をするとき、どうしてもいい所を見せたくなる。うまくいったこと、成功したこと、どうだすごいだろう! みたいなことを話してしまう。これ、聞いているほうとしたら、そんなに愉快ではないかもしれない。ぼく自身が人の話を聞いていて、そうだ…

チベットの鐘とペンタトニックの響き

毎日、母の見舞いに出かけている。こちらのケアセンターに入所して、12日目になる。最初の数日は、母も話もできたのだが、近ごろはほとんど話ができない。すこしうなずく程度だ。食事はスプーンに5口程度。あとは点滴でつないでいる。ほとんど眠ってばかり。…

チラシ製作中

しばらくわがやに居候してデザインをやってくれていた小林くんが、きょう東京にもどった▲来年の2月に予定している「いにしえをつなぐアーティスト」のチラシ作りのたたき台をつくってくれた。こちらはチラシの表のところだけだが。字は、ぼくが左手で筆で描…

なにげに車で通りがかかったのが、都田建設

なにげに車で通りがかかったのが、都田建設という会社の前。なにやら社員が総出で、とっても明るくてエネルギッシュなオーラ。ちかよってみると、どうぞどうぞと満開の笑顔。といって、気持ち悪くない。みんなでバーベキューをしているところだという。う〜…

はじめての獣医にかかった

ランがはじめての獣医にかかった。肉球の間が湿疹を起こしてした。そのため、痒くていつも舐めている。舐めていると、痛いのだろう、よく悲鳴を上げていた。舐めすぎるために傷になって、歩くのも痛そうなときがあった。この症状は、実は2年くらい続いていた…

奥深い勝坂の空き家を紹介した

山里に移住して4年。クチコミで山里暮らしを希望する人が相談に来るようになった。だいたい月に5〜6人くらい。受けた相談は、この3年間で100人を越える。空き家を案内したのは、50人近くになる。移住した人は、10組13人。一昨日、骨董と彫り物をしているSさ…