過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

チラシ製作中

しばらくわがやに居候してデザインをやってくれていた小林くんが、きょう東京にもどった▲来年の2月に予定している「いにしえをつなぐアーティスト」のチラシ作りのたたき台をつくってくれた。こちらはチラシの表のところだけだが。字は、ぼくが左手で筆で描いたもの。

ちょっと舞踏の世界みたいでもあるかな。右の和紙職人(84歳)は、ひたすら楮、三椏を打ち続けている。真ん中のにしうれ田楽のシテは、夜明けに神霊を天に帰すときの所作で。左の竹細工職人(82歳)は、10代の頃、片足を失なって、独学で竹を編んできたという渾身の人生。

静寂で神秘的なできだ。なかなか気に入っている。たいしたものだなぁ。かれは、まだ大学院生だよ……▲北遠地方の伝統職人と伝統芸能を紹介するトークイベントのチラシ。右から、阿多古和紙の大城さん、能の源流の西浦田楽、片足で見事な堅牢な竹を編む梅沢さん▲さらに、これに鍛冶屋の片桐さん、遠州紬の平松さん、浦川歌舞伎、勝坂神楽を入れてもらう。

このあと、「アートフル山里暮らし」のトークイベントのチラシ、「昭和レトロの二俣めぐり」「竹炭ワークショップ」「北遠山里めぐり」のチラシも依頼するつもり▲しかし、これだけのイベントを3月までに完了しなくちゃいけないってことだ。しかも、国交省静岡県の企画提案書もつくり上げて、と。だいじょうぶかなあ……。ものすごく過密になってきた。