過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

母が亡くなりました

昨日の朝、母が亡くなりました。午前8時、わたしに看取られて静かに息を引きとりました。みなさまから、あたたかいお言葉をいただきました。とてもうれしく、ありがたくいただきました。ありがとうございます。

さて、亡くなってからが、いろいろとたいへん。お医者さんに死亡診断書を書いてもらう。京子さんにはるばる花を持ってきてもらう、二人の姉たちに連絡。遺体の搬送の準備。ケアセンターでの荷物片付け▲斎場に移動して、葬儀社との打ち合わせ。引き物がどうの、花がどうの、初七日が……ということで、二、三時間もかかる。そして、親戚に連絡▲会葬の挨拶の文章は、業者のできあいのじゃつまらないので、自分で作る。デザインもこちらでやる。遺影はどれにしよう、画像を少し加工したり。……など、これからやることがたくさん。

今日は納棺。明日が友引のため、告別式は明後日の朝。明日が通夜。お坊さんはよばないで、ぼくが導師としてお経をとなえる。遺族が、息子がお経(お経である必要もないけど)をよむのが一番いいと思っている▲で、そのお経だ。諸天・諸菩薩の勧請のことば、開経偈に入って、『法華経』の方便品と自我偈、お題目の唱和、そして本覚讃と回向文。さらには、そのあとでインドのお経を楽器を演奏しながら歌う。だいたいこれで20分。そのあと、喪主としての挨拶……という運び。参列者は、かなりびっくりされると思うけど。