過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

母の葬儀を執り行ないました

昨日、無事に母の葬儀を執り行ないました。家族葬としいうかたちで行うつもりでしたが、友人たちが葬儀の場所を調べて、参列してくださいました。たいへんありがとうございます▲4日前の早朝の看取りからからはじまって、葬儀まで、次々といろいろな段取りがありました。遺体の搬送、葬儀社との打ち合わせ、親戚や縁者への連絡。会葬の挨拶文づくりとデザイン、遺影を選んでデータ加工し、葬儀の言葉を準備し、お経をえらび、と。京子さんにいろいろとサポートをもらいました。

式のいちばんのメインはお経をよむことでした。こちらは、私が行いました。日本のお経とインドのお経です。たくさんお経をよむシーンがあります。通夜、本葬儀、火葬場、遺骨になってからの初七日と、私ばかりが出番でした▲喪主としての挨拶、式の当日は、何十年ぶりの親戚との再会で、あの人に挨拶、この人に挨拶……。親戚との会食では総合司会も。暇を持て余しているぽつんとしている人がいたら、声をかけて話をつなげたり、と▲まだこれから、いろいろあります。香典の整理、計算。役所関係の書類。そうして四十九日、納骨。さらには、遺産相続やら、次々と。こちらも京子サポートだのみです。

……ということで、まだいろいろとありますが、ともあれいまやっとのんびりと朝風呂に入って、膝に猫を乗せてくつろいだところです▲いま亡き母は骨壷のなかにはいって、わがやの仏壇の前に鎮座しています。不自由な肉体を離れて、ほっとやすらいで、自由な境地に遊んでいるのではないかと思います。まあすこし、こちらのこちが気がかりで、見守っていると思いますが。