過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

子育て

つねに直面する問題がある。育つに連れて問題は移ってゆく。

子どもは育つ。育っていく。そのはやさはすごいよ。そうしてその時、その時、いろいろな問題がある。つねに直面する問題がある。育つに連れて問題は移ってゆく。 ▽赤ちゃんのときには、お母さんは眠れないとか、いろいろ問題がある。サポートが必要のときだ…

あかりを連れてまちなかにでかけた

あかりを連れてまちなかにでかけた。とてもおしゃれな高級ガラステーブルを頂いて、次に古民家サロン「香爐」を訪ねて庭でお弁当。そして、布絵作家の竹山美江さんを訪ねて、本作りの最終打ち合わせ。もう89歳。ひとり暮らし。「はやくつくってくれないと、…

本当は日本人ってすごいのよ‥‥。そのすごい日本人を骨抜きにしようとしたアメリカの戦略が成功したってことよね

「本当は日本人ってすごいのよ‥‥。そのすごい日本人を骨抜きにしようとしたアメリカの戦略が成功したってことよね」───そうかも。それにしても、気概がない。希望がない。「これからの日本をよみがえらせるには、教育しかないわよ」───いまの教育は、従順で…

今日から週一のフリースクール

あかりは学校に行っていれば小学校三年生になる。だが、行かず。「一斉授業はつまらなので、絶対に行かない」と宣言している。まあ、それはそれで仕方がない。 今日から週一のフリースクール。掛川市だからここから一時間余。すでに親しい友だちが数名いるの…

「鉄腕アトム」手塚治虫と遠藤周作

GoogleKeepに入れて「画像のテキストを抽出」を選択すると、1秒でテキストにしてくれる。この機能は、とても便利。 なお、たくさんのページの本などのテキスト化は、GoogleDocumentをつかうと、かなりの精度でテキストに変換してくれる。ネットからいただい…

あかりの口グセ

あかりの口グセ。 客観的な証拠は?過去のことじゃなくて、「いま」の話でしょう。「いま」! おとうちゃんのロジックを、そのまま返してくる。 あるいは、「おとうちゃんはそう言うけど、おとうちゃんはやってない」と言われる。 子どもは、親の言うことは…

常日頃の親の姿をみているわけで。それは当たり前なんだけど。

あかりの口グセ。客観的な証拠は?過去のことじゃなくて、「いま」の話でしょう。おとうちゃんのロジックを、そのまま返してくる。「お父ちゃんはそう言うけど、おとうちゃんはやってない」と言われる。子どもは、親の言うことは聞かない(本気度を出すと聞…

iPadで将棋を指す

あかりと将棋を毎日、3局は指すことになっている。近頃は、iPadで指すことになった。iPadだと、毎回の「対局」が保存できる。「棋譜」(対局手順を記録したもの)が保存される。何手で勝ったのかも。おとうちゃんは手を抜かないので、はやいときは30手、手…

親バカにならないと子育てできないよ

子どもは可愛い。これは身体実感。感情のリアル体験。子供が育つとともに親も育つ。子どもの誕生日はすなわち親の誕生日でもあるわけだ。子育て中の友人が、来訪。子どもは一歳と二ヶ月。動画を見せてもらったが、とてもかわいい。他人が見ても可愛いのだか…

松任谷由実の「春よこい」

いつも聞く曲が、中島みゆきの「春なのに」から、松任谷由実の「春よこい」に移っていく。おとうちゃんが運転するときに、あかりがiPhoneで聴かせてくれる。一緒に歌う。音程が合わないけどね。 あかりが殊勝なことを言っていた。「この歌を聴くと、〝ああ、…

トラウマとシマヘビ

───おかあちゃんは、自分のおかあちゃんから言われたことがトラウマになっているんだって。 「え、どんなこと? ───「絵はきちんと描かなくちゃいけない。はみだしちゃいけない」。自由に踊ったりしていると、「きちんとしなくちゃいけない。そんな踊じゃみ…

二桁計算の暗算がぱぱっとできようになったあかり

二桁計算の暗算がぱぱっとできようになったあかり。おとうちゃんなんかは、頭の中で筆算するので、暗算はできない。 「小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本」(小杉拓也 著 ダイヤモンド社)が書店で山積み。累計で70万部も売れているという…

「あれ?きょうは秘書は来ないんですか」

「きょう書類の締切だから、池谷さんは来ないのかなあと思っていたんですよ。そしたら、子どもの声が聞こえたので、〝ああ。池谷さんが来た〟と思いましたよ」と。きのうの行政への申請書提出のとき。 不動産屋さんにも寄る。「あれ?きょうは秘書は来ないん…

松市立博物館に行った

66年間もつづけた「浜松百撰」を訪ねていった。いろいろいただいた。向かいが浜松市立博物館。行ったことなかった。そこは期待してなかったけれど、まあその通り。 ▽いきなり等身大のナウマン像のレプリカ。日本列島にいた氷河時代のゾウだ。45万年前という…

AI相手に将棋、そしてさくらんぼ計算で2桁のかけ算に

「中級に10分で勝ったよ」あかりが喜んでやってきた。あかりはAI相手に将棋を指している。毎日、確実に強くなっている。おとうちゃんにはいつも10分で負けてるけれど、手ごわくなった。一度だけおとうちゃんに勝ったことがある。 AIだと「棋譜」が残っていて…

町の活性化を目指す中学生発案のプロジェクト「犬居SOZO(ソーゾー) 。劇団発表会。

春の名曲も数々あるけれど、森山直太朗の「さくら」秀逸。子どもたちが歌うと、じいんとくるなあ。そうして、映像に出てくる赤ちゃんの動きがなんたって可愛らしい。 「自然とし出だすことに、得たる風體(ふうてい)あるべし。ふとし出ださんかかりを、うち…

吉田真誉さん(長楽寺の尼さん)の仏画展

鴨江寺に、吉田真誉さん(よしだしんよ:長楽寺の尼さん)の仏画展を見に行ってきたよ。 真誉さんとは軽快な弾む語り合いがいつも楽しい。 庭師の朝倉さんとの語り合いも楽し。また、気賀の長楽寺にいかねば。 あかりは、いつもスケッチブックをもっているの…

突然、襲ってきたのだった

突然、角を向けて襲いかかってきた。優しくて可愛いヤギさんと思っていたので、びっくりした。逃げても向こうのほうが速いんだ。それで、おもわず引っくり返って受け身をとった。ああ、事なきを得た。 ほんと危ないとろだった。肋骨か腰の骨を折られるところ…

それにしても、教育にお金がかかりすぎるという現実

ハイデルベルグ大学で博士号を取り、哲学の講師をされていた松戸さんと、先日、GoogleMeetて話をした。 ───どうしてドイツの大学に行ったのですか?「哲学を学び探求したかったこともあるし、そもそもドイツでは大学に行くのにお金がかからないってのが大き…

木枠で看板を作るなど、ザツな作り方がいかにも、おとうちゃんの影響を

あかりから注意書きが来た。 あかりから注意書きが来た。遊んでいる時、おとうちゃんが話しかけると集中が切れるのでやめてほしい。YouTubeで音楽聴くときはヘッドホンをしろ。電話するときは、事務所から出て話をするようにと。 木枠で看板を作るなど、ザツ…

おとうちゃん、ついに敗れたり。

おとうちゃん、敗れたり。ついに、あかりに将棋で負けてしまった。あかりは狂喜乱舞。だって「人生で初」だもの。 このところ、あかりはAIを相手に詰将棋をしていた。その成果だろう。いきなり強くなった。 なにしろ将棋は先を読むゲームだ。1~3手先を想像…

おとうちゃんの書いたものを読んでくれている

あかりが、おとうちゃんの書いたものを読んでくれている。「おとうちゃんの文章は読みやすいからいい」と言ってくれる。 「ねえ、きょうなにか書いたの?」───まだ書いてないよ。だった、ネタがないもの。 「さっき、市長にメール書いていたじゃない、それら…

いきなりのいきなりの国会議事堂。石破茂事務所の訪問

「 「東京っていろいろな人がいて楽しいね。東京に暮らしたいなあ」 ──そうだねえ。田舎も飽きた。また東京で暮らすか。でも、春野に土地と家があるので、そこは無理だなあ。こうやって、ちょくちょく東京に来ることにしようか。 「うんそうだね。そうしよう…

研究論文に応募してみたよ

日本生命財団が、「児童の健全育成」の研究論文の助成をしているということを知ったのが昨夜。ところが、なんと締切は今日の消印有効ってことに。しかも、過去の実績を見たら、そういう研究論文のほとんどは、大学の教授や准教授ばかり。 私は、アカデミック…

スケッチは観察

スケッチしていると、とってもい観察になる。あかりは、いつもスケッチを描くようになってきた。───出かけるよ。スケッチブックもったかい?「もったよー」──じゃあ、いくか。 ▽まちなかに行くときは、看板のデザイン、家のデザインなど、これいいね。ここは…

心の深層に対する関心というか、微細な心の動きをあかりは理解するようになってきたのかな

あかりは、怖い話が好きでよく読んでいる。よく怖い物語の創作話をする。───はおとうちゃん。「 」はあかり。 「自分の子供が死んでしまい、その代わりに人形をかわいがっていたお母さん。ところが、ある日、人形がふと動きだした、やがて歩きだした。そして…

子どもは日々成長していく。あかりが言った「それはいいけど、ちゃんと本題に戻ってね」と横から口に出した

仕事と遊びと探究の境界がはっきりしないけど、仕事はしているんだ。私の仕事は編集と執筆なんで、売れれば収益はあるけれど、売れなければショボンである。著者や出版社とケンカしてそのままおしまいってのも、これまで10冊くらいある。 ▽ド素人のなんにも…

描くこと自体が楽しくなる 描いたときの自分の心のありようが、そのまま絵に残っている

きれいにちゃんと描こうとすると、ストレスになる。遠近法とか一点透視法とかあるけど、いまはそんなの、どうでもいい。まったく自分流でいいんだよ。ごちゃごちゃしたままを描く。それが面白いんだ。描くっていうことは、そのものをよく観察することになる…

こんなに簡単に料理ができる七輪はえらいな

「おとうちゃん、サバを焼こう」──いいよ。土間で七輪を出して焼き始める。魚焼きの網が見つからないので、100均の天ぷらガードで焼いた。 消し炭があるので、七輪にかんたんに火がつく。あかりが、火吹き竹で火を熾す。団扇でパタパタ。 数分で、じゅわーっ…

「わからない」が自分を引っ張っていってくれる

「おとうちゃんは、なんでも知っているようだけど、知らないことはたくさんあるんだよね」 ──そりゃそうだ。知らないことばかり。 「たとえば、宇宙とはなんなのか。時間とは、空間とは、死んたらどうなるとか。そういうことは知らないよね」 ──だいたい自分…