過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

つねに直面する問題がある。育つに連れて問題は移ってゆく。

子どもは育つ。育っていく。そのはやさはすごいよ。
そうしてその時、その時、いろいろな問題がある。
つねに直面する問題がある。育つに連れて問題は移ってゆく。
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赤ちゃんのときには、お母さんは眠れないとか、いろいろ問題がある。サポートが必要のときだ。未就学児のときもそう。低学年時のときもそうだ。保育所がないとか、学童保育が毎日ないとか、いろいろある。
そして不登校になったら、これまた問題がある。

しかし、当事者、問題を抱えている親は、あれこれと発信する余裕なんてない。悲鳴を発する様子すらない。行政や教育委員会に相談しても、時間がかかるのみで、エネルギーのムダと思ってしまう。なので、声が、心が届かない。
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事態というものは刻々と変化していく。その時その時の問題をうまく吸い上げ発信し、伝えていくことが、とっても大切。

だって、子どもが将来を担う。子どもを大切にしない国は衰退する。滅びる。
子どもが不幸なら、親は不幸。みんな不幸になる。
子どもが幸せなら親は幸せ。社会は幸せ。
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きょう「種苗法」のことで電話したHさん。子どもはずっと不登校。そして、来年はもう中学だという。「育つのは、はやいねえ。そして、先のことはわからないねえ」と。