過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大東流合気柔術、二回目の稽古

大東流合気柔術、二回目の稽古。天竜高校の春野分校の格技場を貸し切って行った。愛知県の西尾の家族、水窪からなど遠方から来てくれた。月に2回、行う。 まさに丹田が鍛えられる。暮らしのなかで重心が下におりて安定して落ち着いた動作ができるようになり…

遺された方へのグリーフワーク。 こうしたとき、ほんとうに宗教としての底力が。

いかに笑顔を見せようが、楽しいことを喋ろうが、からだの奥底からつらさ、悲しさが伝わってくる。 とてもお世話になった親しい人。まさに「よき隣人」とはこの人。でも、なかなか、わざわざ訪ねて挨拶もできない。 こうして、ばったりとすれちがうのがあり…

ビッグモーター問題と損保ジャパン 裁判に勝ったことあるよ

いまテレビで賑わっているだろう、ビッグモーター問題。テレビないので見てないけど、社長の会見は見た。どうも組織ぐるみの不正請求ではないかという印象。現時点で不正作業にか関わったものが104名という。ところでしかしこの社長、初代でここまでの大きな…

ZOOMをやめてGoogleMeetに切り替えた

3年前は、よく「ZOOM楽座」を開催してた。ほとんど毎週、そして深夜に渡って。ドイツやカナダ、フランスやインドからも参加してくれる人がいた。 今年からは、ZOOMをやめてGoogleMeetに切り替えた。GoogleMeetは以下が便利である。 ①ZOOMは、アプリのダウン…

たいへんざっくり仏教史

友達が訪ねてきたので、ざっくり仏教話。 ──やあ、ひさしぶり。京都から帰ったきたんですね。京都はお寺が多いので、見どころ満載でしたね。 「いやそれが、なかなかお寺は訪ねませんでした。京都はまちなかに自然が多いので、大したものだと思いました。仏…

コブラ使いと女乞食。インドのプシュカール。

インドって、どんなところがおもしろい?そう聞かれるが、たくさんありすぎて、選べない。 友人が訪ねてきたので、こんな話をした。ちょうど暑い日だったので、思い出した。そうそう、ものすごく炎天下でコブラ使いを見た話だ。 ▽四月の半ば、西インドの砂漠…

いまはスマナサーラ長老の「道元禅師」の本作り。説法をもとに原稿にしているところ。

この暑いのにせっせと仕事。いまはスマナサーラ長老の「道元禅師」の本作り。説法をもとに原稿にしているところ。まあ、こんな感じ。 ▽禅はインドから中国に渡った、達磨大師(ボディダルマ)から伝わったとされます。しかし、誰が誰から学んだとかは、人間…

自分たちで好きなようにネットワークを作っていくしかない。 家族同士の支え、支えられるネットワークを作るしかない。

戦後のベビーブームのときは、年間200〜280万人の出生者数。「団塊の世代」と呼ばれる。いまの年間出生社数は、70万人。ベビーブームの1/4だ。 この世代は、ビートルズ、ヒッピー、カウンターカルチャー、猛烈社員、バブルを駆け抜けて、世界の経済大国に…

インドの神様の由来を解明していくのは楽しい

インド人のスワルナーリさんとのやりとり。──こんど、インド哲学と日本仏教について話してくださいね。「ああ、いいですよ。はじめにガネーシャについて説明しようと思っているの」──ははあ。いいですね。ガネーシャは、日本では聖天さんとして信仰されてい…

私たちはこの世に再び生を受けた。自ら求めてこの現実に世界に入ってきた。

きのうは「デスカフェ」開催。10名ほどが参加。アメリカから参加してくれた人もいた。インド人も参加してくれた。5時間くらい語りあった。 ここでそのいろいろな人の発言をまとめるエネルギーはないが、いま感じていること。 ▽きっと死後の世界は、ものすご…

インド哲学と日本仏教を語る 7/25 13時〜

インドの哲学と日本仏教について、語りたい。また、インドという国についての文化的な背景、意識について、政治についても学びたい。というわけで「いちりん楽座」7月25日(火)13時から行う。GoogleMeetで行う。開始1時間前にURLを貼ります。どなたでも参加…

「王政復古の大号令」では、神武天皇による国家の創業に明治維新の理念を求めるべきとした

「万世一系の天皇制」は世界に誇るものだという人が多いけれど、まずは基本的には、『古事記』(七一二年)と『日本書紀』(七二〇年)をおさえる必要がある。 日本神話はどういうストーリーになっているのか。昨日、インド人に問われて、正確に答えられなか…

本日「デスカフェ」やります。世の中、お盆だしね。

本日「デスカフェ」やります。世の中、お盆だしね。7月16日(日)13時〜15時。ときによっては18時まで、えんえんとやることがあります。参加ご自由。参加費無料。途中、入退室ご自由。匿名でも顔出しなしでも可。GoogleMeetでやります。開始60分前にここにUR…

そもそも、あかりはここに生まれてきたんだから仕方ないじゃない

あかりの専用コップに水を入れて飲んでいたら、あかりに叱られた。「おとうちゃん、それあかりのだから、勝手に使ったらダメだよ」──ごめん。でも、いいじゃないか。あかりの食べ残したものだって、おとうちゃんは食べているんだし。「だめー、ぜったいに」─…

大人も楽しめること。いっしょにびっくりできること。

なにが起こるのかわからない。目を離すと川に入ろうとする。高いはしごに登りだす。床下に潜り込む。なんにもおもちゃがないほうが、かえっていろいろ工夫して作りだす。その共同して工夫するところが、おもしろいんだろう。大人はそれを見守る。かといって…

ポランの広場の夏まつり 多国籍の親子の集い

「どうぞ使ってください」と言われた。山里に廃校がある。体育館も図書館も給食室もきれい。校庭も広い。そこを民間が管理するようになったものの、活用法はこれからの試行錯誤。 で、思いついたのが「多国籍の親子の集い」。ま、仮に「ポランの広場」ってと…

“自分ってなんだろう”って思うようになった。

キックボクシングの送り迎え、運転しながらこんな話をした。 「あかりはね。死ぬことは怖いと思わなくなったんだけどね、ひとりで静かにしているとき“自分ってなんだろう”って思うようになった。」 ──おお、そんなことを思うようになったか。すごいね。“自分…

石集めがいまマイブーム

「うわあ、これはきれい」「あれもすごい」「うわあ、あっちにもこっちにもある」。あかりは叫んでいた。木目のような、幾重にも層がある石。溶岩の塊のようなものから、鉱石が入ったように剥離して鋭利なもの、茶色に白に青にピンクと多彩だ。宝物のような…

タルムードのレイアウト

インドで列車の旅をしていると、イスラム教徒が朝、『コーラン』をみんなで読んでいる姿に接したことがある。また、ユダヤ教徒は、「タルムード」を読む。また、「トーラー」(ユダヤ教の聖書(タナハ)における最初の「モーセ五書」)は暗誦しているという…

市民立中高一貫校という考え方がある。ん? 市民立って?

あかりが通いだした「つらぬき楽園」。月水金と通う。今日も行く。「楽しいのでいきたい」という。往復2時間かかるのが難点。ま、その間、おとうちゃんはヨーガと瞑想しているので体調管理にはいいんだけど、仕事は止まるよ。 ところで楽園ではいま、利用し…

「させていただきます」について

日本人がみんなよく使う「させていただきます」。ぼくもたまに使う。これを使わないと、えらそうな口調になるからかなあ。 行為するのは自分。しかし、自分のエゴではなくて、なにか偉大な力が背後に働いて行動するのだ。自分はその大いなる存在の道具として…

「ONE PIECE」に熱中するが、お腹が空く そこで

あかりは、小2だが学校に行かず。算数と国語は、「すらら」という対話型のアプリで習っている。国語は、主語、述語、修飾語とかやっている。「作者の言いたいことを次の中から選べ」とか。「わからなーい」と言っている。 ううむ。「すらら」はなかなかいい…

万斛(まんごく)庄屋公園・旧鈴木家跡地のその後

「庄屋屋敷を改修し、公園の中に多世代が集い、活動する拠点を運営する。グラウンドゴルフに興じるお年寄りや、小さな子連れが休憩したり、学校帰りの子供が昔遊びや、宿題を教えてもらう場所となる。昔の村(邑・むら)の中心を皆で再生し、地域の人が交流…

統制も秩序も失われ、物資の横流しや窃盗が頻繁におこなわれた

1945年8月14日から日本政府と大日本帝国陸海軍は内外すべての機関で、公文書のすべてを焼却する命令を出した。 ▽天皇による八月一五日の重大放送の直後、政府組織のレベルで起こった目立った行動は、きわめて実際的で、自己保全をねらったものであった。 全…

54の息子さんが亡くなった。つらすぎる。

いつもよく訪ねてくれるご近所のIさん、優しい人柄でいつもなにかサポートしてくれる。笑いがある。冗談を言い合う仲。81歳で、草野球チームのピッチャーをやったり、ホタル公園の草刈りなどを自発的にやってくれる。ぼくの軽トラが壊れると、すすんで修理…

イスラムの神秘主義者 ルーミーの言葉

イスラムの神秘主義者 ルーミーの言葉。ひさしぶりに読み返したが、よく伝わる。 ▽私の目は眠っている(のだが)、私の心は目覚めているのだと知りなさい。すなわち、私の(一見すると)活動していない状態は(実際には)活動しているのだと知りなさい。 預…

丹田 ヴィパッサナーという方式が自分にいいかもしれない

「大東流合気柔術」をおしえていただいた。とても地味なゆるっとした動きながら、やってみると体の芯まで響いてくる。先生の動きを見ていると、ワザの効果は抜群なことはわかる。「丹田」と「重心」についてひとつ大きく発見することがあった。これまでのぼ…

89歳ひとり暮らし。郷土史研究家。著作は30冊ほど。

木 木下恒夫さん。89歳ひとり暮らし。郷土史研究家。元警察官。たまに訪ねては、大いに啓発を受ける。『村にやってきた文明開化』『村の成り立ち』『お茶の文明史』『遠州林業史』など、著作は30冊ほど。一冊の本を書くのに、500人くらい取材したという。元…

じゃあ、どうして勉強しなくちゃいけないの?

あかりが「なぞなぞ」を聞いてくる。「 何とかでなんとかなものなーんだ?」というやつ。 ーーあのね、おとうちゃんはそういう、もう答えが用意されているものに対して答える気がわいてこないんだよね。その本を書いた人のマンネリ、出版社のマンネリが感じ…

いちりん楽坐 7月15日(土)「絶望からの蘇生」

いちりん楽坐7月15日(土)13時〜15時 テーマ「絶望からの蘇生」ゲスト:瑞雲信人(ずいうんしんじん) 参加無料。予約不要。どなたでも参加ご自由。途中入退室、ご自由。匿名でも可。顔出しもご自由。 GoogleMeetで行います。会議ごとにURLがかわることがあ…