過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

山で放してやると戻ってこないラン

リフトアップの四駆のジムニーを買ってから、山道を踏破している。いつもランを連れていく。適当な川原や山奥でランを放してやる。ランは持ち前の甲斐犬の運動神経のよさで、垂直のような崖でもずんずんと登っていく。川の中にも入っていく。こういう山奥に…

いろいろと移住相談やら

毎日、いろいろと田舎暮らしについての問い合わせがくる。まるで、不動産屋みたいなんだけど。暇をみては空き家を見つけたり、希望者を案内したり、大家さんにつないだりしている▲もちろん、仲介手数料などいっさいもらってない、すべてボランティアの持ち出…

炭を一俵いただいた

わがやの暖房は、火鉢と掘りごたつと湯たんぽ。炭をたくさん使うので、経費節減にはならない▲きょう、先日、森を買いたいという方が、わざわざ炭を一俵もってきてくれた。この方は、広大な敷地に大きな炭焼き窯もあるようなので、そこで炭を焼いてもらってい…

限界集落の紅葉

勝坂の帰りに訪ねてみた「石切」(いしきり)の集落。こんなに見事な紅葉が見られる。わがやから車で20分▲すでに10世帯という高齢化した限界集落。空き家もたくさんある。若い人が一人でも二人でも、移り住んで暮らすようになれば、集落は維持できると思うが…

友人が暮らすことになった勝坂の山荘

こんなステキなところに友人のW君が住むことになる。左のほうには広葉樹が生い茂る山々、すぐそばには清流が。これはうらやましいぞ。みんなで寝泊まりしては、焚き火パーティができそうだ。ここはわがやから20分、勝坂(かつさか)という集落。400年続く勝…

四十九日の法要をすませて納骨

昨日は、母の四十九日の法要をすませて、三方原の市民霊苑に納骨となった▲法要の会場はホテルの和室を借りて、祭壇をしつらえた、小さいテーブルに白い布を覆い、遺骨と位牌と遺影を置いた。そして、燭台と香爐。通夜と葬式のときとおなじく、ぼくがお経をよ…

気田川の川原と石切の集落

ジムニーが快調だ。近くの気田川の川原に出かけて、川の流れを眺めては珈琲タイム。水の流れはみていて飽きない▲先日は、石切の限界集落を訪ねる。ランは垂直のような崖も軽々と登ってしまう。呼んでも帰って来ないので、しばし瞑想して時をすごす▲この集落…

白倉峡の滝がいい

龍山町の白倉峡に出かけた。わがやから車で1時間。紅葉の名所だが、それよりも、滝がよかった。こんな滝がいくつもあるんだよ▲冬は凍るかもしれない。見てみたい。歩いてみたい。新緑の季節はさぞや美しかろう▲そして、この滝。滝行をしたくなるではないか。…

山を売りたい人、買いたい人

春野町に持て余している山林、17町歩を売りたいと友人から相談されていた。1町歩が3000坪、その17倍。夫が買ったときには、4500万円だったとい う。森林組合にいまの相場を聞いたら、400〜500万円とのこと▲あちこちに山を買っている知人のTさんがいて、その…

葬儀の相場を調べていたら、価格.comにもあったが

葬儀の相場を調べていたら、価格.comにもあった▲有名どころではイオンの葬儀だ。〈お布施は本来「喜捨」であり「標準化」や「統一」すべきものではないけれども、「目安が分からなくて困っている」という意見が多い〉ということで、メニューを載せている。た…

戒名によってお布施の額が違うんだそうな

きょうお会いした方から聞いたはなし。葬儀の時にお坊さんへのお布施は、いったいどれくらいかかるのか。▲こちらの地域では、戒名によってお布施の額が違うそうだ。「信士」が60〜65万円、「上座」が80〜85万円、「居士」が100万円、「院号居士」が120万円以…

掘りごたつをはじめた

この寒さのおかげで、まったりと暖かさを味わえるしあわせ▲一昨日から掘りごたつをはじめた。ドラム缶の露天風呂でできた消し炭をつかい、その上に備長炭レベルの長もちする炭を載せる。これで掘りごたつがセット。炭は半日くらいはもつ▲炭の掘りごたつは、…

花はなんのはな つんつん椿

ガネちゃんを埋葬した。わがやの庭の片隅。椿の花を活けた。 五木の子守唄の一節を思い出した。 花はなんのはな つんつん椿 水は天から もらい水

ガネちゃんが逝った

きょうの夕方、ガネちゃんが逝った▲ぼくは今朝から出かけていて、夕方帰ってきた。ガネがいない。いつもいるはずの電気毛布の上にいない。おかしいな、どこか温かい場所を見つけて移動したのかなあ、それともどこかで倒れているのかなあと、心配していた。そ…

シュラフと湯たんぽ

きょう訪問した春野陶房と松本さんの家では、もう薪ストーブが焚かれていた。まことに芯から温まる、というか暑いくらいの充ち足り感だ▲で、わがやだって薪ストーブ本体は買ってある。でも、いつ煙突を付けるかなあ、ここに穴をあけてこうしてああして、と考…

ガネちゃんの看とり

ガネちゃんの看とり期間に入ってきた。もうかなり弱ってきている。それでもぼくの机によじのぼってきて、膝に座ろうとする。冬になると、シュラフに湯たんぽを入れて、温まって仕事している。その中にガネちゃんをいれている。

シルバー川柳の入選作を眺めていた

俳句もいいけど川柳もいいね。季語とかうるさくないし。笑えるものがいい。で、シルバー川柳の入選作を眺めていた。こんなのがあった。いろいろとおもしろい▲円満の秘訣は会話をしないこと▲恐妻を天使に変えた認知症▲新聞を電車で読むのはオレ一人▲同時期に…

ドラム缶の露天風呂の再開

寒くなってきた。寒くなるほどに快適なのが、ドラム缶の露天風呂だ。三つの楽しみのステージがある▲第一のステージは、焚き火。湯を沸かすまでの焚き火がとてもいい。火を眺めていると飽きない。まったりと深い瞑想に入れる。芯に届く暖かさで、風がビュービ…

光を浴びてじっとしている

朝日あび まどろむネコの 背の細さガネは、朝からこうして光を浴びてじっとしている。夕方になると電気毛布の上に移る。たまによろよろと水を飲みに行く。食事はもうできない。こんなにも細くなってしまった。ときどき、にゃおにゃおと苦しそうな悲しそうな…

勝坂という集落

ここから車で30分、明神峡というすてきな景勝地がある。その手前が、勝坂(かつさか)という集落だ。写真はかつての小学校で今は廃校▲400年近くも続く勝坂神楽の里でもある。この祭は、男衆が化粧して女の着物を着て神楽を舞う▲その神楽で太鼓をたたき歌をう…

延命でもなく、そうして看とりでもない

いまうちのネコは逝きそうで、もうほとんど食べない、日向ぼこと電気毛布で寝てばかり。もう看とりケアに入っている▲今朝はSkypeで介護の仕事をしている友人と話した。かれは夜勤明けで、これから寝るのだという。下の世話もあるし、看とりもあるしたいへん…

もうこんなに細くなってしまった

老猫のガネちゃんは、もうこんなに細くなってしまった。注入器で栄養剤を口の中に入れてはみたものの、もうヨロヨロだ。いまは電気毛布のうえで、ひたすら寝ている。まだ自力でトイレには行ける。明日はプロポリスが届くので、それを与えてみよう。

近くの明神峡の紅葉

近くの明神峡にドライブした。車で30分も走れば、こんな風景がみられる。これは十一面観音かな。そして、ブナの木がすがすがしい。急峻な土地のために植林がされていないので、見事な広葉樹がひろがる。

竜頭山から

こんなふうに、山々が青く重なるような風景を眺めるのはひさしぶりのこと。遠くに御嶽山が見える。もう夕陽が沈んだ。ここは、わがやから車で50分、竜頭山の近く。標高は1200くらい。宿泊できる無人の山小屋もある。たまに訪れては瞑想したり、ランを放した…

山住神社を参拝

標高1200メートル。山住神社を参拝。入り口には対のヤマイヌが。杉の巨木は樹齢1300年だとか。わがやからここまで、40分くらい。17日が大祭なので、ふたたび参拝させてもらう。

ネコのガネちゃんが

もう推定20歳を越えているネコのガネちゃんが、急によぼよぼになってきた。ほとんど食事をしない。目やにをいっぱいためて、うつろな表情だ。注射器型フィーダーと栄養剤を買ってきて、口の中に栄養剤を入れている。だいじょうぶかなぁ……。もうそろそろ寿命…

ひとつひとつ、風を通してきれいにしておかねば

うちに滞在している小林くんに軽トラを貸してあげることにした。引佐の久留女木までそばの収穫に行くという。運転初心者なので、無事に行って帰ってきてくれるのか、ちと心配。なので、まずは軽トラをしっかりと洗浄してもらった▲なにしろこの軽トラ、ほとん…

ジムニーで近くの川に

ジムニーで早速、近くの川にランを連れていった。4WDでリフトアップなので、ラクラクと川原を走ることができる。これは楽しい。ランを川原で放して自由に遊ばせた。ぼくは、しばし夕日を眺めて瞑想していた。

アートの力が地域を変える?  工房見学バスツアー&座談会

浜松市の文化財課の依頼で、ぼくが案内人を務めることになった。11月24日。「アートの力が地域を変える?」工房見学バスツアー&座談会」▲こんな謳い文句だ。「春野には、他地域から多くの方が移住してきており、陶芸、アトリエ、木工をはじめとした数多くの…

奥三河の田んぼ

奥三河の設楽(したら)の集落をドライブしていたら、こんなに美しい田んぼがあった。ほんらい植林がされていなければ、村というものはこんな景色なんだなあ……。日本昔ばなしの世界だ。いっぽうわが山里は、植林されて放置された鬱蒼とした杉と檜の森ばかり…