過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

光を浴びてじっとしている

朝日あび まどろむネコの 背の細さ

ガネは、朝からこうして光を浴びてじっとしている。夕方になると電気毛布の上に移る。たまによろよろと水を飲みに行く。食事はもうできない。こんなにも細くなってしまった。ときどき、にゃおにゃおと苦しそうな悲しそうな鳴き声をする。外ではごおーーっと木枯らしのような風が吹いていた。