過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

人たち

百歳万歳

「百歳万歳」の写真。まさに100歳のふみ子さん。うちの利用者さん。ほんとうにすごい。よく一緒に歌う。水師営、大楠公、君恋し、宵待草。戦後歌謡のテレビの映像を流していたら、橋幸夫と舟木一夫の唄を一緒に歌ってた。撮影してプリントしてダンボールで額…

山里で暮らす90代を取材して本にするという企画

山里で暮らす90代を取材して本にするという企画。出版社からの以来だ。ちと難しいのが、相手が90代ということもあり、企画書などをみてもらうのが、すこし難しそう。でも、たたき台を作ってみた。---------------------------------------「出版」のお願いで…

過疎の山里で、元気に普通に暮らしている90代の方の本作り

過疎の山里で、施設に入らず家で元気に普通に暮らしている90代の方。その暮らしぶり、これまでの生き方、体験からにじみ出た光る言葉をみつけていこうとする企画。 こういう企画はおもしろい。けれど、ボランティアというか趣味というか、ビジネスにはならな…

生後一か月のヤギがいるよ

「生後一か月のヤギがいるよ」。ヤギって高い所を登るのが好きなんだね。インドを旅した時、ヤギが木の上で寝ていたのを思い出す。 自然木を生かしての小屋。守屋さんが、工作した。こんなふうにヤギを飼ってみたいものだ。子どものプレーパークづくりの、ひ…

春野にプレーパーク作り あくまで、子どもが楽しく遊べる空間づくり

子どもがワクワク冒険していく場を作っていく。 子育ては親だけではたいへん。ほんらいは、両親、きょうだい、祖父母、親戚、そして地域で子どもを見守り育ててきたものだろう。 ところが、過疎の核家族ではとっても難しい。とくに移住者など、ちかくにじじ…

デイサービスの事業と編集と両輪で動きだす

90歳を越えて、たくましい暮らし。本人は全くフツーであたりまえとして、淡々と日常を送っている。が、はたからみるとたいへんな驚異。たとえば、①地域の要となる商店をひとりで経営している98歳の女性。②10メートルもの高さの木に登って枝打ち、太さ1メート…

こうして一日一日、なんとか生きられたということ

87歳のお二人の会話。ひとり暮らし。目が不自由、足腰がおぼつかない。 日々、体の自由は利かなくなる。親しい人は次々とこの世を去っていく。先のことを考えると、不安なことばかり。楽しいことはなにもない。することもない。近所の人も、おなじような年齢…

石の地蔵さんを彫りに

コツコツ、カチカチ、トントン。こんな雨の中、石の地蔵さんを彫りに来てくださった。押方さんとその師匠の遠藤さん。おふたりの集中力がすごい。語っていると、こだわりがないゆるやかな空気感があって、こちらはラクで落ち着く。遠藤さんの作品、観るほど…

一人と出会って、そこからひろがっておもしろい展開になることも

利用者さんの送迎を毎日行っている。見知らぬ人でも、フツーに声をかけてクルマを止めて立ち話することがよくある。 「知っている人?」利用者さんがそう聞く。「いいえ、知らない人だよ」 利用者さんは驚く。まあ、まったく見知らぬ人でも、友人のようにフ…

石仏を彫ったとい

炭焼きしながら、その鎌の隣で石仏を彫る。石仏を彫ったというので、はじめての作品を持ってきていただいた。亡くなった息子さんの供養の心で彫ったという。石を刻んでいる間は、まったくの無心。喜びの静寂に包まれるという。左近さんの本業は炭焼き職人。…

生きがい特派員の仕事

過疎地の買い物支援と見守り、として「便利屋猿ちゃん」のことを書いた。静岡県の健康長寿財団の雑誌。まだゲラ段階でこれから校正。 生きがい特派員というのを4年間続けてきたけど、そろそろ引退。来年、誰かやりたい人、いませんかね。浜松市の北部〜天竜…

郷土史研究の語り合い

郷土の歴史について、郷土史家の木下恒雄さんを、森町の村松達夫さんと訪ねる。初対面だが、挨拶抜き。いきなりトップスピードの語り合い。--------------------気田(けた)の町のできた背景にある王子製紙の設立、それをつくった渋沢栄一。小俣の山林を王…

郷土史研究家の木下さんから和文タイプライターなど

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">「終活なんだ。もらってくれんか。昭和史を研究している人はいないか。『昭和天皇実録』60巻がある。高松宮日記(全8巻)もあるぞ。それから、静岡県史(通史編全6巻、資料編全26巻、別編全3巻)もあ…

便利屋猿ちゃん

過疎地の買い物支援と見守り 猿田光里さん(浜松市天竜区在住、75歳) 山里暮らしのたいへんさは、買い物が不便なことです。高齢になると、歩いて行くのはたいへんなこと。なにより過疎地の山里には、もう店がなくなってきています。 そんな過疎高齢化の著し…

一緒に、さおだけ屋をやった

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">タイの首都バンコクにある、ファランポーン駅前広場。国有鉄道の主要幹線4路線の起点駅だ。賑わいを見せる。 夕方になると駅前広場では、東北部のイサーン地方の娘たちが店を開く。イサーン地方は、…

どうしていまの政治って、ダメなんでしょうかと聞いた

ちょくちょく郷土史家のKさんを訪ねては、いろいろ談義する。それが学びの楽しみになっている。 86歳。著作も、30〜40冊ほどになる。いまも「村の昭和史」の執筆中。ワープロのない時代は、和文タイプライターを独学でならって原稿を打ち込んでおられた。 -…

孤立化していくお年寄りの橋渡し

山里は高齢化が著しい。高齢になると外に出歩けなくなる。ほとんど店も閉じているので、出会いの場というのが、なくなっていく。 お年寄りは、孤立化していく。話し相手がいない。訪ねない、訪ねてこない。お友達はテレビだけ、みたいな暮らしとなる。 -----…

木綿のパジャマをいただいた

パジャマをいただいた。なかなかおしゃれ。着心地がいい。布絵作家の竹山さん(84歳)からだ。木綿の布の素材でワンピース、パジャマ、パッグを作ってくださる。いつも打ち込んでいるのは「布絵」。60代から始めた。数年前に、作品をまとめた本を作らせても…

山里は人がいなくて、スカスカ

山里は人がいなくて、スカスカ。あかりの三輪車は専用道路。人に出会わず。 施設の隣の運動公園では、Iさんがピッチング練習。この方は80歳。野球チームのピッチャーをしている。投げる球は、まっすぐにストライク。投げさせてもらったが、ぼくの球は届かず…

現役97歳の店主。70年間、店を開いてきた。

こないだ紹介したが、現役97歳の店主(尾上商店)。70年間、店を開いてきた。 ひとり暮らしで、仕入れから販売、すべてを行っている。過疎化のため、まったく店がない地域の役にたっている。 油揚げがとても美味しいので、また買いに行った。 店に入ってもい…

「テレコミュニケーション」の時代 ZOOMの活用

「テレコミュニケーション」の時代。遠く離れたところでも、コミュニケーションできる。そういう時代に入る。 「テレ」とは、遠く離れている、という意味。「テレワーク」だと、「遠く離れたところで働く(work)」。「テレビ」だと、「遠く離れたところで見…

動物たちのいのち・暮らしを守るために腹を据えて生きている人

デイの仕事は、人材がいる。つねに人材をサーチしながら、声をかけていく。パートでもいいので、きてもらう。やがて、いろいろな人材があらわれてくる。 この方は、週一にサポートしてくれるSさん。 彼女は、動物たちのいのち・暮らしを守るために腹を据え…

ものづくりも見守りも日常 その終点が看とりと送り 日常で終わる

静岡県の健康長寿財団の「生きがい特派員」をやっている。友人の田中康彦さんのことを原稿にしてみた。 ------------------- ものづくりも見守りも日常 その終点が看とりと送り 日常で終わる 田中康彦さん(浜松市天竜区在住、78歳 「アムール川(中国北東部…

ネタが尽きないデイサービス

昨年の12月1日からデイサービス「みんなの家」の事業を行うことになった。 日々、利用者さんと接していると、ネタが尽きない。「介護」という仕事は、人に寄り添ってその人の立場に立って、ものを考え、その方の生き方をともに探ることでもあるのかなあと思…

「狭く深く」ということにならざるを得ない

「浅く広く人とかかわる」ということで生きてきた。いわば「縁があればともない、縁が離れればはなれる」という感じ。時間があればインドやバリによくでかけた。まあ、極楽とんぼみたいな人生であった。 しかし、晩年になって、田舎暮らしを始め、家庭をもち…

「春野人(はるのびと)めぐり」来訪者4名

「春野人(はるのびと)めぐり」の投稿の続き。 今回の参加は、1日だけ。NPO法人楽舎(らくしゃ)ではなく、デイサービス「みんなの家」としての初参加だ。売るもの、見るものもなし。デイサービスを宣伝しても利用者が増えるはずもなし。おしゃべりをしたい…

利用者さんの送迎はポイント。いろいろな出会いが。

きょうのデイ。利用者さんの送迎はポイント。そこに、いろいろな出会いと広がりがある。地域の人達との交流であり、それが地道な営業にもつながる。--------------------まずは、利用者さんの家族とのやりとり。利用者さんが、どんなふうに施設で過されたか…

遠くからはるばる遊びに来てくれる

こんな山里にいても、遠くからはるばる遊びに来てくれる。きょうは二人。妻とあかりは、カタカムナの能力開発の方が来ていると言うので、そちらに遊びにいった。------------------一人は、長野県と接する北遠最北端、水窪(みさくぼ)に暮らして、町おこし…

月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也

昨日は春野の産業祭だった。人との出会いが楽しい。出会って語りかけると、いろいろ人生の断面がドラマであらわれる。 鍛冶屋の片桐さん(83歳)。浜松でも唯一の鍛冶職人。地金づくり、研ぎから販売まで、ひとりでこなす。「14歳のときから鍛冶を始めたので…

村上光照師との出会いは、36年前から

村上光照師との出会いは、36年前からになります。当初お会いしたときは、新宿南公園。水道水を飲みながらフランスパンを食べておられました。大きなリュックを背負っていいたので、もしや、光照師では?と思い、声をかけました。「はい、光照です」。 その笑…