過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

人たち

動物たちのいのち・暮らしを守るために腹を据えて生きている人

デイの仕事は、人材がいる。つねに人材をサーチしながら、声をかけていく。パートでもいいので、きてもらう。やがて、いろいろな人材があらわれてくる。 この方は、週一にサポートしてくれるSさん。 彼女は、動物たちのいのち・暮らしを守るために腹を据え…

ものづくりも見守りも日常 その終点が看とりと送り 日常で終わる

静岡県の健康長寿財団の「生きがい特派員」をやっている。友人の田中康彦さんのことを原稿にしてみた。 ------------------- ものづくりも見守りも日常 その終点が看とりと送り 日常で終わる 田中康彦さん(浜松市天竜区在住、78歳 「アムール川(中国北東部…

ネタが尽きないデイサービス

昨年の12月1日からデイサービス「みんなの家」の事業を行うことになった。 日々、利用者さんと接していると、ネタが尽きない。「介護」という仕事は、人に寄り添ってその人の立場に立って、ものを考え、その方の生き方をともに探ることでもあるのかなあと思…

「狭く深く」ということにならざるを得ない

「浅く広く人とかかわる」ということで生きてきた。いわば「縁があればともない、縁が離れればはなれる」という感じ。時間があればインドやバリによくでかけた。まあ、極楽とんぼみたいな人生であった。 しかし、晩年になって、田舎暮らしを始め、家庭をもち…

「春野人(はるのびと)めぐり」来訪者4名

「春野人(はるのびと)めぐり」の投稿の続き。 今回の参加は、1日だけ。NPO法人楽舎(らくしゃ)ではなく、デイサービス「みんなの家」としての初参加だ。売るもの、見るものもなし。デイサービスを宣伝しても利用者が増えるはずもなし。おしゃべりをしたい…

利用者さんの送迎はポイント。いろいろな出会いが。

きょうのデイ。利用者さんの送迎はポイント。そこに、いろいろな出会いと広がりがある。地域の人達との交流であり、それが地道な営業にもつながる。--------------------まずは、利用者さんの家族とのやりとり。利用者さんが、どんなふうに施設で過されたか…

遠くからはるばる遊びに来てくれる

こんな山里にいても、遠くからはるばる遊びに来てくれる。きょうは二人。妻とあかりは、カタカムナの能力開発の方が来ていると言うので、そちらに遊びにいった。------------------一人は、長野県と接する北遠最北端、水窪(みさくぼ)に暮らして、町おこし…

月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也

昨日は春野の産業祭だった。人との出会いが楽しい。出会って語りかけると、いろいろ人生の断面がドラマであらわれる。 鍛冶屋の片桐さん(83歳)。浜松でも唯一の鍛冶職人。地金づくり、研ぎから販売まで、ひとりでこなす。「14歳のときから鍛冶を始めたので…

村上光照師との出会いは、36年前から

村上光照師との出会いは、36年前からになります。当初お会いしたときは、新宿南公園。水道水を飲みながらフランスパンを食べておられました。大きなリュックを背負っていいたので、もしや、光照師では?と思い、声をかけました。「はい、光照です」。 その笑…

直接、皇室に出会ったことと笹目仙人の話

天皇陛下の即位を披露する「祝賀御列の儀」のパレードがあった。ぼくは、テレビはないので見てないことと、あまり関心はない。天皇制などなくてもいいと思っているので。 あとからYoutube見ると、両陛下は、たえずほほえんでおり、つねにひとつの「感情労働…

部屋は神殿のように浄化されている

「人を旅する」春野暮らしの案内③ 昼食は十割そばの「一休」さん。向かったのは、はるか山奥の竹細工作家のGENさん。部屋は神殿のように浄化されている。ものをひとつも置いてない。作業場にしても、シンプル。美しく整頓されている。道具の手入れも素晴らし…

「看とりと平穏死」について語っていただいた

「人を旅する」春野暮らしの案内② NPO法人「雲を耕す会」主催の春野の暮らしの案内。郷土史家の木下恒雄さんの講座と木材パルプ発祥の地・王子製紙の工場跡の見学の次は、「まほろば文庫」(私設図書館)に。 「まほろば文庫」は昨年にオープン。「はるのケ…

「春野の暮らし」のすてきな人たちを訪ねる小旅行

明日は、「春野の暮らし」のすてきな人たちを訪ねる小旅行。 NPO法人「雲を耕す会」の主催。昨年に続いて、案内の役を引き受けた。 9時30分〜11時30分:郷土史家の木下恒雄さんによるお話「王子製紙と渋沢栄一、春野の町のできた背景」会場:デイサービス「…

電車の中での語らい

「物言えば唇寒し秋の風」(芭蕉)。日本は、見知らぬ人と話をするというのが難しい。見知らぬ人に安易に話しかけると、怪訝な顔をされる。無視される、怪しまれる。ヘタすると通報されるかも。 ということで、見知らぬ人には、話しかけない。話しかけられて…

いろいろな戦争体験ものがたり

デイサービスの仕事。引き継ぎを兼ねてフルに入っている。まずは朝晩のクルマでの送り迎え。日中は、利用者さんとの語らい。送り迎えは、利用者の家族と交流するいい機会。いつも息子さん夫婦が出迎えしてくれところもある。--------------------Fさんは98…

きょうのデイ

きょうのデイ。耳が遠い人が二人おられる。どうしても、みんなとの会話に乗れない。なので孤独になりやすい。いろいろ試みたが、やはり筆談。あるいは、スマホで音声入力して示すというのも簡単でいい。 どんな仕事されていましたか?と聞いたら、「豚を飼育…

手づくり葬 棺桶を自作する

奥様の余命はあと10日くらいか。医療は、治るために行うもの。治る見込みのない医療というのは、患者に負担を強いるだけ。ということで、ターミナルに入った。 もはや点滴もしない。水も断っている。奥様は60代前半からアルツハイマーにかかり、田中さんはお…

初の個展のサポート

天竜区の「くんまの水車の里」の石打さんからから、個展会場に竹山美江さんの「布絵展」を、という依頼があった。 しかし、田山さんは高齢で遠くて行けないということで見送り。その代わりに友人の玉利直江さんの初の個展をお願いした。展示期間は一ヶ月半。…

「まほろば文庫」を掲載してくれた

「浜松百撰」8月号が届いた。こないだ取材に同行。春野町の私設図書館「まほろば文庫」を掲載してくれた。この雑誌の創刊は1957年。62年の歴史だ。 過去の投稿記事。 ichirindo.hatenablog.com

車がなおった バッテリーのプラグだった

たったいま車がなおった。セルモータの故障と思って、中古部品の手配、取り付けの手配と進むところだった。「まてよ、もういちどバッテリーを見てみよう。バッテリーの力が弱くて、セルモータを瞬間的に起動できないのかもしれない」。……そう思い立つ。あか…

私設の図書館「まほろば文庫」の取材に同行

浜松市天竜の山里、春野町にある私設の図書館「まほろば文庫」の取材を「浜松百選」が行うというので、取材に同行した。今回は、「私設図書館」をつくって一年たったということでの取材。「まほろば文庫」は、うちのすぐ近くでもあり(徒歩1分)、よく利用さ…

隊一次大戦中、フランス軍で活躍した日本人パイロット

戦争というと、日露戦争と太平洋戦争だ。日本にとって「第一次世界大戦」は、関わりが少ない。ドイツの領土の青島(チンタオ)を爆撃したくらいか。さらに、背景となるヨーロッパ事情は複雑なので、たいして関心がなかった。-------------------「日本人のた…

4人の子を連れて、満州から命からがら帰国した母を描いた作品

この作品が目にとまる。なんというセンスの良さ。「母の一生」というタイトルが付けてある。 ちょうど皮革工芸作家の森脇弘子さん(73歳)さんがおられたので、お話を聞くことができた。 これは、母親の生涯をイメージして制作した。母親は円満な人で、まる…

クロッキーがすばらしい

クロッキーがすばらしい。だいたい3分か5分で描ききる。まったくの集中。対象と一体となる。 きょうは、女性の陶芸家の岡田さんを訪ねた。80歳。これまでの作品、これからの生き方と死に方。一日、一日、生きていられることの感謝。 楽しいやり取りであった…

ささっと描いた作品

陶芸家の岡田さんを訪ねる。むかし描いたスケッチを見せてもらう。旅館に泊まる時、こうしてささっと描くのだそうな。

すべて暮らしの風景だ。ひとつひとつに、生きた物語がある。

阿多古和紙作家の大城忠治さんに、ばったり会った。大城さんは、こんなにステキな人形も作られていたとは驚いた。紙漉きの工程も人形にしてある。すべて暮らしの風景だ。ひとつひとつに、生きた物語がある。 「これだけでも、十分に作家としてやっていけたじ…

阿多古和紙作家の大城忠治さん(89歳)の面の作品も

阿多古和紙作家の大城忠治さん(89歳)の面の作品も見せてもらう。懐山の「おくない」という祭りに使う面だ。 幽玄で味わい深い。「すごいものですねー」と感心すると「そんなもんかいのー」と意に介さない。 和紙も作る。人形も作る。面も作る。田んぼもさ…

作家さんを訪ねる旅になった

きのうは、はからずも作家さんを訪ねる旅になった。竹細工、陶芸、和紙、人形、布絵。みなさん80代後半。 作品も、もちろんすばらしいが、その生き方、お人柄そのものがすばらしい作品だ。感銘することしきりであった。 こちらは、竹細工の鈴木さん。89歳と…

布絵作家の竹山美江さん(83歳)が、仏像とお地蔵さんを

布絵作家の竹山美江さん(83歳)が、こんどは仏像とお地蔵さんを制作しておられた。作品の一部。8月に阿多古の家で個展。日々、創作に励んでいる。 次のテーマとして、高島野十郎のろうそくの絵のようなものも提案してみた。帽子と脚絆をいただいた。

宮脇眞一さん(91歳)に、掲載された雑誌を届ける

「こりゃあ、いい死に土産になるわい」と言って喜んでくださった。 先日、取材させていただいた宮脇眞一さん(91歳)に、掲載された雑誌を届ける。媒体は、「すこやか長寿」(しずおかけん健康長寿財団 発行)だ。 お礼にとヤマメの甘露煮やらお茶やら切り干…