人たち
──1月14日に生まれたって!それは、よかった、めでたいことだ。「でも、池谷さん、嫁が“産後うつ”でたいへんなんですよ」──そうか。それはたいへん。いまは、とにかく睡眠不足で、もうほんとにつらい時期。しっかり支えないと、生涯「あのとき、なんにもして…
ざんねんないきもの事典( 高橋書店)。30万部も売れている本。その監修者の今泉先生の講演を、静岡大学浜松キャンパスに聞きに行った。小学生とその親が対象。 ▽やはりナマの講演はいい。じかに聞けたのはありがたいこと。今泉先生が、どうして、海洋生物の…
いつも2時か3時に起きるんだけど、今朝は疲れて7時だった。なにしろ昨日は往復100キロ以上の運転。 静大で「ザンネンな生きもの」の今泉先生の講演を聞いた。150名ぎっしりの教室の換気の悪さにぐったり(話はとても良かった。で、マスクしないのはわたし…
「宝島」のムックで紹介してくれた。昨年すばる舎から刊行された拙著の「過疎の山里に暮らす普通なのに普通じゃないすごい90代」。「90代を楽しく生きる」という特集で6ページに渡って紹介してくれた。書店に並ぶのは1月30日から。それになんとまあ、NH…
村上光照老師の葬儀が昨日だった。20年くらいまえに伺った話をまとめてみた。この何十倍と法話があるので、なんとかかたちにしたいもの。 ▽◎ほんとうの仏道をとことん究めたいおやじが戦死して、ぼくは母ひとりで育てられた。とことん金がなかった。大学では…
1月22日に村上光照さんが亡くなった。昨日が通夜、本日が27日が葬儀だそうな。お会いしてから、20年余になる。 ▽もしや、この方が? と思って声をかけた。──村上光照さんですか?「はい〜、村上ですぅ〜」。穏やかで悠然とした声の響き。なんとも人なつこい…
ひょうたんランプ。作者の池田さんと久しぶりにおしゃべり。百古里十八番市(すがりおはこいち)での出会い。ロケットストーブによる室内暖房、バイオトイレ工事のことなど、教えてもらった。池田さんは、ひょうたんランプのような繊細で精緻なワザと土木工…
ニワトリをしめて捌いて調理。西田さん主催の「はるの冒険遊び場」。ここにきたら、友だちができる。お母さんたちはおしゃべりできる。山里体験ができる。ありがたいことに、うちからクルマで10分と近い。あかりをあそばせてもらっている。なんとありがたい…
西田夫妻の家のすぐそばに「はるの冒険遊び場」ができた。広葉樹の森があって、川も近い。理想的なフィールド。西田さんたちの二年がかりの思いが実現したような。あかりは、毎日、通わせてもらうかな。
「助成金千本ノック」この10年で100本くらいは申請したかもしれない。打率は30%くらい。ほとんど民間の起業や財団の助成金。今年の1月は、大小も含めて5本申請した。それと、しっかり書いていたのに締切日を間違えての悔しいアウトが1本。今月末に申請す…
7年前にわたしが始めた田んぼや炭焼き窯の手伝いによく来てくれた。彼はそのとき、40代全半。 サラリーマン的な生き方をしていたが、私の暮らしを見て「ああ、こんなに自由に生きられる世界があるんだ。こういう暮らしぶりを目指そう」と思ったらしい。これ…
「どんな方がこの本(すごい90代)を書かれているのか。どんな暮らしをしているのか、訪ねてみたかった」83歳のご婦人が訪ねてきてくれた。杖をついて。なんと、静岡市からはるばる来られたという。友人がクルマを運転。 ▽若いときに、自分でまとめた原稿が…
春野の砂川(いさがわ)、和泉平方面にドライブ。「春野人めぐり」にエントリーしていた家を訪ねたのは4軒。アロマ、エッセンシャルオイルの店。そして、次にはすごい山奥の細い道をなんとかみつけて辿りついたたものの、あいにくコロナに感染していて休業…
大きな製材所。友人のウッドインの広山さんのところを訪ねた。製材機械を直したというので乗せてもらう。いろいろおもしろい、不思議な機械、製品がたくさん。いつも訪ねては、木工の仕組みを教えてもらう。こないだは、杉で作ったアルペンホルンを吹かせて…
先日のイノシシの丸焼きの集い。うちの施設にて。こうして、食事をともにして子どもたちはあそびまわる。お母さんたちは、いろいろとおしゃべり。食料自給のこと、エネルギー危機のこと、種子法のこと、子どものオーガニック給食のこと。まあ、できれば毎月…
朝の4時からイノシシの丸焼き会のための準備。薪をバンバン燃やす。熾火にしてから、じんわり焼いていく。10キロの肉があるので、30人分くらいいかな。ぼたん鍋もやる。料理するのは、銀座のマキシム・ド・パリ(高級フランス料理店)で15年修行した尾上さ…
まずはマインドマップでブレーンストーミング。次にこうして概念図(ロジックモデル)を作って企画書に落とし込んでいく。そして収支予算書作成。中山間地まちづくり事業二次募集。月内に締め切り。もしも採択されれば、浜松の山里のネットワークづくりで、…
ハクビシンだ。罠にかかったもので、足をケガしている。ある介護施設で罠にかかった。さて、罠にかかったがどうしたものか。「志村さんのところに連絡すればいい」ということを聞いて、その施設では、志村さんに連絡したという。志村さんは、捨てられた犬や…
──さあて、ランの散歩に行くか。あかりも行こう。あとから、あかりがついてきた。ダッシュしようとする。 ──まてまて、こういうゆっくりした走り方がいいんだよ。歩くような走り方。「エルエスディー」(Long Slow Distance)っていうんだ。長い距離をゆっく…
「本を6冊ほしいんで、もってきてもらいたいんだがのぉー」手漉き和紙の大城忠治さんからの電話。「過疎の山里に暮らす普通なのに普通じゃないすごい90代」(すばる舎)を届けに行った。もちろん「すごい90代」では、大城さんのことも紹介させていただいた…
春野に小俣(おまた)という地域がある。春野には京丸という秘境があるが、そこからまたひとつ山を超えたところだ。こちらも秘境である。標高は600mくらい。かつては10世帯ほどの集落があったが、もうだれもいない。崖も崩壊して一部の民家は潰れている。 …
「きのう息子から電話があった、掛川の書店に行ったら、『すごい90代』の本が山積みになっていて、立ち読みしたら春野町のことが書かれていておどろいた」きのう訪ねた89歳の郷土史家の方がそう言っていた。 「池谷さん、本だされたんですか。新聞見たら、…
イオン市野店の未来屋書店に寄ると、パネルまで作って面置してくれていた。あいにく店長が休みなので副店長に挨拶。ありがたい。
「子どもをド真ん中に据えた 多世代交流広場づくり」という企画。うちの施設をそういう場にしていく。で、環境整備や人件費もかかるので、民間に助成金を申請しようとしている。いくつか申請しつつある中で「ロジックモデル」をつくれという財団があったので…
すばる舎が新聞広告を出してくれた。ありがたいこと。 10/15 毎日新聞10/22 静岡新聞10/23 読売新聞すばる舎のこの数年の最大ヒットは「人は話し方が9割」。なんと110万部突破という。こうして一緒に広告されると、効果は大きい。書店も「あの売れているす…
あかりをつれて一日出かけてた。出かければに出会う。いろいろな人生体験が聞ける。生きた社会勉強になる。おとうちゃんがいろんな人と立ち話していても、あかりも自分の興味であちこち歩いて時間をつぶせるようになってきた。図書館に行っても、ひとりで読…
「過疎の山里にいる普通じゃないのに普通じゃない すごい90代」(すばる舎)の本は、書店とAmazonで発売中。POSコードで、どこの書店で、いつ何冊売れたのかがわかるようになっている。新宿紀伊國屋書店で、まとめて10冊買ってくれた人がいた。どんな人だ…
「遺産相続の争いは、もう二度ときょうだい仲はよくならない。死んでも葬式にいかなくなる。でも、離婚はちがうよ。離婚は新しい選択だからね。世界が広がることもある」 家庭裁判所の調停員をしていた友人が、そう言っていた。 ──裁判官じゃないから、あれ…
「墓地公園で半年間、車中泊していたんですよ。それは名古屋の平和公園墓地といって広くて静かでよかったです」 Yさんがカヤックで気田川に遊びに来る帰りに、寄ってくれた。聞けば、名古屋で半年間、送迎の仕事していたという。 宿泊費を浮かすために、車…
「本を読みました。この本には希望がありますね。過疎地は衰退していくし、こないだの水害など暗い話ばかりです。そんななかで、この本には明るさがあります。そこで、池谷さんを取材させてもらいたいのですが」電話があって、読売新聞から取材の申し込みが…