過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

人たち

生きがい特派員の仕事

過疎地の買い物支援と見守り、として「便利屋猿ちゃん」のことを書いた。静岡県の健康長寿財団の雑誌。まだゲラ段階でこれから校正。 生きがい特派員というのを4年間続けてきたけど、そろそろ引退。来年、誰かやりたい人、いませんかね。浜松市の北部〜天竜…

郷土史研究の語り合い

郷土の歴史について、郷土史家の木下恒雄さんを、森町の村松達夫さんと訪ねる。初対面だが、挨拶抜き。いきなりトップスピードの語り合い。--------------------気田(けた)の町のできた背景にある王子製紙の設立、それをつくった渋沢栄一。小俣の山林を王…

郷土史研究家の木下さんから和文タイプライターなど

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">「終活なんだ。もらってくれんか。昭和史を研究している人はいないか。『昭和天皇実録』60巻がある。高松宮日記(全8巻)もあるぞ。それから、静岡県史(通史編全6巻、資料編全26巻、別編全3巻)もあ…

便利屋猿ちゃん

過疎地の買い物支援と見守り 猿田光里さん(浜松市天竜区在住、75歳) 山里暮らしのたいへんさは、買い物が不便なことです。高齢になると、歩いて行くのはたいへんなこと。なにより過疎地の山里には、もう店がなくなってきています。 そんな過疎高齢化の著し…

一緒に、さおだけ屋をやった

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">タイの首都バンコクにある、ファランポーン駅前広場。国有鉄道の主要幹線4路線の起点駅だ。賑わいを見せる。 夕方になると駅前広場では、東北部のイサーン地方の娘たちが店を開く。イサーン地方は、…

どうしていまの政治って、ダメなんでしょうかと聞いた

ちょくちょく郷土史家のKさんを訪ねては、いろいろ談義する。それが学びの楽しみになっている。 86歳。著作も、30〜40冊ほどになる。いまも「村の昭和史」の執筆中。ワープロのない時代は、和文タイプライターを独学でならって原稿を打ち込んでおられた。 -…

孤立化していくお年寄りの橋渡し

山里は高齢化が著しい。高齢になると外に出歩けなくなる。ほとんど店も閉じているので、出会いの場というのが、なくなっていく。 お年寄りは、孤立化していく。話し相手がいない。訪ねない、訪ねてこない。お友達はテレビだけ、みたいな暮らしとなる。 -----…

木綿のパジャマをいただいた

パジャマをいただいた。なかなかおしゃれ。着心地がいい。布絵作家の竹山さん(84歳)からだ。木綿の布の素材でワンピース、パジャマ、パッグを作ってくださる。いつも打ち込んでいるのは「布絵」。60代から始めた。数年前に、作品をまとめた本を作らせても…

山里は人がいなくて、スカスカ

山里は人がいなくて、スカスカ。あかりの三輪車は専用道路。人に出会わず。 施設の隣の運動公園では、Iさんがピッチング練習。この方は80歳。野球チームのピッチャーをしている。投げる球は、まっすぐにストライク。投げさせてもらったが、ぼくの球は届かず…

現役97歳の店主。70年間、店を開いてきた。

こないだ紹介したが、現役97歳の店主(尾上商店)。70年間、店を開いてきた。 ひとり暮らしで、仕入れから販売、すべてを行っている。過疎化のため、まったく店がない地域の役にたっている。 油揚げがとても美味しいので、また買いに行った。 店に入ってもい…

「テレコミュニケーション」の時代 ZOOMの活用

「テレコミュニケーション」の時代。遠く離れたところでも、コミュニケーションできる。そういう時代に入る。 「テレ」とは、遠く離れている、という意味。「テレワーク」だと、「遠く離れたところで働く(work)」。「テレビ」だと、「遠く離れたところで見…

動物たちのいのち・暮らしを守るために腹を据えて生きている人

デイの仕事は、人材がいる。つねに人材をサーチしながら、声をかけていく。パートでもいいので、きてもらう。やがて、いろいろな人材があらわれてくる。 この方は、週一にサポートしてくれるSさん。 彼女は、動物たちのいのち・暮らしを守るために腹を据え…

ものづくりも見守りも日常 その終点が看とりと送り 日常で終わる

静岡県の健康長寿財団の「生きがい特派員」をやっている。友人の田中康彦さんのことを原稿にしてみた。 ------------------- ものづくりも見守りも日常 その終点が看とりと送り 日常で終わる 田中康彦さん(浜松市天竜区在住、78歳 「アムール川(中国北東部…

ネタが尽きないデイサービス

昨年の12月1日からデイサービス「みんなの家」の事業を行うことになった。 日々、利用者さんと接していると、ネタが尽きない。「介護」という仕事は、人に寄り添ってその人の立場に立って、ものを考え、その方の生き方をともに探ることでもあるのかなあと思…

「狭く深く」ということにならざるを得ない

「浅く広く人とかかわる」ということで生きてきた。いわば「縁があればともない、縁が離れればはなれる」という感じ。時間があればインドやバリによくでかけた。まあ、極楽とんぼみたいな人生であった。 しかし、晩年になって、田舎暮らしを始め、家庭をもち…

「春野人(はるのびと)めぐり」来訪者4名

「春野人(はるのびと)めぐり」の投稿の続き。 今回の参加は、1日だけ。NPO法人楽舎(らくしゃ)ではなく、デイサービス「みんなの家」としての初参加だ。売るもの、見るものもなし。デイサービスを宣伝しても利用者が増えるはずもなし。おしゃべりをしたい…

利用者さんの送迎はポイント。いろいろな出会いが。

きょうのデイ。利用者さんの送迎はポイント。そこに、いろいろな出会いと広がりがある。地域の人達との交流であり、それが地道な営業にもつながる。--------------------まずは、利用者さんの家族とのやりとり。利用者さんが、どんなふうに施設で過されたか…

遠くからはるばる遊びに来てくれる

こんな山里にいても、遠くからはるばる遊びに来てくれる。きょうは二人。妻とあかりは、カタカムナの能力開発の方が来ていると言うので、そちらに遊びにいった。------------------一人は、長野県と接する北遠最北端、水窪(みさくぼ)に暮らして、町おこし…

月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也

昨日は春野の産業祭だった。人との出会いが楽しい。出会って語りかけると、いろいろ人生の断面がドラマであらわれる。 鍛冶屋の片桐さん(83歳)。浜松でも唯一の鍛冶職人。地金づくり、研ぎから販売まで、ひとりでこなす。「14歳のときから鍛冶を始めたので…

村上光照師との出会いは、36年前から

村上光照師との出会いは、36年前からになります。当初お会いしたときは、新宿南公園。水道水を飲みながらフランスパンを食べておられました。大きなリュックを背負っていいたので、もしや、光照師では?と思い、声をかけました。「はい、光照です」。 その笑…

直接、皇室に出会ったことと笹目仙人の話

天皇陛下の即位を披露する「祝賀御列の儀」のパレードがあった。ぼくは、テレビはないので見てないことと、あまり関心はない。天皇制などなくてもいいと思っているので。 あとからYoutube見ると、両陛下は、たえずほほえんでおり、つねにひとつの「感情労働…

部屋は神殿のように浄化されている

「人を旅する」春野暮らしの案内③ 昼食は十割そばの「一休」さん。向かったのは、はるか山奥の竹細工作家のGENさん。部屋は神殿のように浄化されている。ものをひとつも置いてない。作業場にしても、シンプル。美しく整頓されている。道具の手入れも素晴らし…

「看とりと平穏死」について語っていただいた

「人を旅する」春野暮らしの案内② NPO法人「雲を耕す会」主催の春野の暮らしの案内。郷土史家の木下恒雄さんの講座と木材パルプ発祥の地・王子製紙の工場跡の見学の次は、「まほろば文庫」(私設図書館)に。 「まほろば文庫」は昨年にオープン。「はるのケ…

「春野の暮らし」のすてきな人たちを訪ねる小旅行

明日は、「春野の暮らし」のすてきな人たちを訪ねる小旅行。 NPO法人「雲を耕す会」の主催。昨年に続いて、案内の役を引き受けた。 9時30分〜11時30分:郷土史家の木下恒雄さんによるお話「王子製紙と渋沢栄一、春野の町のできた背景」会場:デイサービス「…

電車の中での語らい

「物言えば唇寒し秋の風」(芭蕉)。日本は、見知らぬ人と話をするというのが難しい。見知らぬ人に安易に話しかけると、怪訝な顔をされる。無視される、怪しまれる。ヘタすると通報されるかも。 ということで、見知らぬ人には、話しかけない。話しかけられて…

いろいろな戦争体験ものがたり

デイサービスの仕事。引き継ぎを兼ねてフルに入っている。まずは朝晩のクルマでの送り迎え。日中は、利用者さんとの語らい。送り迎えは、利用者の家族と交流するいい機会。いつも息子さん夫婦が出迎えしてくれところもある。--------------------Fさんは98…

きょうのデイ

きょうのデイ。耳が遠い人が二人おられる。どうしても、みんなとの会話に乗れない。なので孤独になりやすい。いろいろ試みたが、やはり筆談。あるいは、スマホで音声入力して示すというのも簡単でいい。 どんな仕事されていましたか?と聞いたら、「豚を飼育…

手づくり葬 棺桶を自作する

奥様の余命はあと10日くらいか。医療は、治るために行うもの。治る見込みのない医療というのは、患者に負担を強いるだけ。ということで、ターミナルに入った。 もはや点滴もしない。水も断っている。奥様は60代前半からアルツハイマーにかかり、田中さんはお…

初の個展のサポート

天竜区の「くんまの水車の里」の石打さんからから、個展会場に竹山美江さんの「布絵展」を、という依頼があった。 しかし、田山さんは高齢で遠くて行けないということで見送り。その代わりに友人の玉利直江さんの初の個展をお願いした。展示期間は一ヶ月半。…

「まほろば文庫」を掲載してくれた

「浜松百撰」8月号が届いた。こないだ取材に同行。春野町の私設図書館「まほろば文庫」を掲載してくれた。この雑誌の創刊は1957年。62年の歴史だ。 過去の投稿記事。 ichirindo.hatenablog.com