過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

仏教

いつでも死んだらリセットできる。だから、いまここをがんばろうということになるか。

宗教とか信仰というものは、大前提として次の3つがあると思う。①偉大なる存在がある(神とか仏とか諸尊とか。あるいは先祖霊とか)。その教えがある。②それを信ずる。いわば大いなるものに「おまかせ」すること。③なんらかの実践、行がある。行とは、拝む、…

ほんらいの自分の意図ではないのに、そのように動かされる

「使われている」というありようがある。ここでは、be in use(ひろく使われているとか、便利とか、役に立つとか)という意味よりも、使役されている。ほんらいの自分の意図ではないのに、そのように動かされるということで使う。 たとえば、だれかとやりと…

富永仲基という天才がいた。彼が著述した『出定後語』)を読み、たいへんに感心している。

富永仲基(一七一五~四六)という天才がいた。彼が著述した『出定後語』二巻(一七四五)を読み、たいへんに感心している。 大阪で代々醤油の醸造を業とする商家に生まれた。三十二歳の若さで亡くなっている。 ▽明治以降の近代仏教学において常識となった「大…

愛の波動じゃなくて、悪の波動みたいだね

昼食はおかずにゴマサバを焼いた。その前に薪割り。もうガスはほとんど使わない。ロケットストーブで、薪と炭で調理する。 いろいろなムドラー(手と指で世界を表すシンボル)の話になった。フリーメーソンはこういう指をそれとなく示すし、こういうのは法輪…

ざっくり平安仏教から鎌倉仏教の流れ

ざっくり平安仏教から鎌倉仏教の流れ。 日本に最初に密教をもたらしたのは最澄。それ以前に、雑密というかたちで伝わってきたものはあった。 空海が密教に目覚めたのは、たしか久米寺で大日経を読んだことにあったと思う。空海は「これこそが仏法の中核」と…

友人の密教僧との対話、続

友人の密教僧との対話、続き。─は池谷、「」は密教僧。 ──それにしても、仏教はおもしろい。ぼくが惹かれるのは、やはり鎌倉時代の祖師たち。法然、親鸞、道元、日蓮、一遍など。みんなそれぞれ、生き方が。 時代が下って、室町時代の一休、江戸時代の白隠、…

友人の密教僧とのやりとり。お互い宗教の話が好きだから、気楽な雑談が続く。

友人の密教僧とのやりとり。お互い宗教の話が好きだから、気楽な雑談が続く。「」は密教僧。──は池谷。 「元気にしてる?」 ──まあまあ。事務処理ばかりの山。 「それが現実だね」 ──うん。それが現実。子育てに仕事に幾重にも障害が立ちはだかる。 「やはり…

元「公明党」代表、浜四津敏子氏が2年余、伏せられていた

「幸福の科学」の総裁、大川隆法氏は2月28日に倒れて病院に救急搬送、3月2日に死亡。マスコミ報道は、死の翌日。3月3日だった。 ▽元「公明党」代表、元環境庁長官の浜四津敏子氏(75歳)が亡くなった。その死去の日を見ると、2020年11月29日。公明党がその…

人間というのは、目に見えない妖怪とか魔とか精霊とか神々と関わりながら生きているのかもしれない

あかりは妖怪が好きで、いつも寝る前に妖怪の本を読んでいる。おかげでトイレに一人で行けない。「おとうちゃん、トイレ」といって、夜中にトイレに付き合わされることになる。 こないだは、「忙しい妖怪」の話をしてくれた。その妖怪がとりつくと、「忙しい…

幸福の科学についての、あれこれ体験

幸福の科学 創始者で総裁の大川隆法氏(66)が死去。幸福の科学についての、あれこれ体験。 ①友人のSさんが大川隆法とおなじ部屋で仕事していた。会員の名簿の入力したり印刷したり。大川総裁が、「プリンターの印字の音がうるさい。なんとかならないか」と…

もっとも枢要な一点。「自分の頭で考える」。そこが、創価に決定的に欠落している点であるが、そこは指摘しなかった

友人の創価学会員が訪ねてきた。明るい気さくないい人である。ぼくはいつも創価を批判しているわけではなくて、そのいいところ・ダメなところも見ている。学会批判して論争しても疲れるだけ。自分なりに創価のいい点を挙げてみた。次の3点。 ①自分で祈るこ…

「法華経」とは蓮の花の教え

「法華経」とは蓮の花の教え(英語でいえば、The Lotus Sutra)だ。それも純白の蓮。 蓮は、泥中から育つ。泥の中から泥を栄養素にして育つ。泥なくして蓮は育たない。そして、蓮は泥から出て泥に染まらない。そこの一点に象徴されるのが、南無妙法蓮華経。 …

霊的存在と仏教の鎮護国家の思想、そして日蓮の教え。ざっくりと俯瞰してみた。

霊的存在と仏教の鎮護国家の思想、そして日蓮の教え。ざっくりと俯瞰してみた。 ①人と国土は霊的な存在とかかわりがある。 ②霊的な存在とは、目に見えないもの、はたらき。いわば精霊とか神とか先祖だとか諸天だとか守護神だとか。スピリット。 ③それらが、…

いわばなんでもすぱすぱと切れる「魔法のナイフ」のようなもの

テーラワーダ仏教の僧侶、スリランカのスマナサーラ長老にお会いして39年。そのときは、子育て中のお母さんたちの集いのようなところで、仏教を教えていた。はじめてそのお話に接した時、私には内容はまったくわからなかった。ただ、赤ちゃんや幼児と楽しく…

道元、日蓮、親鸞、それぞれ型というか気質に差がある

鎌倉時代の祖師が好きである。大きくは三人。 日蓮型:わりと激質。困難にくじけない。ますます信念を強くする。「折伏」と「四箇格言」に代表されるように、へこたれず強盛に教えを説いていく、迫害に遭えば遭うほど「自分が正しい」と感じる。そして、他の…

「死」というのは、かならず我が身に訪れる大問題

うちの近くで自殺した方がいる。まだ20歳。成人式が終わった翌週に亡くなったという。そんな話を昨日、聞いた。どうして自殺したのか。わからない。親の嘆きを思うにつらすぎる。 ▽しかし、自殺が不幸かというと、わからない。死んだ世界が、限りない至福に…

村上光照老師の葬儀が昨日だった

村上光照老師の葬儀が昨日だった。20年くらいまえに伺った話をまとめてみた。この何十倍と法話があるので、なんとかかたちにしたいもの。 ▽◎ほんとうの仏道をとことん究めたいおやじが戦死して、ぼくは母ひとりで育てられた。とことん金がなかった。大学では…

伝説の禅僧 村上光照さんが亡くなった

1月22日に村上光照さんが亡くなった。昨日が通夜、本日が27日が葬儀だそうな。お会いしてから、20年余になる。 ▽もしや、この方が? と思って声をかけた。──村上光照さんですか?「はい〜、村上ですぅ〜」。穏やかで悠然とした声の響き。なんとも人なつこい…

お寺で修行したいんだけど

「池谷さん、おひさしぶりです」──いやあ、おひさしぶり。山形の蔵王にいるんじゃ、雪がすごいでしょう。 「そうなんですよ、あいかわらず。ところで、池谷さん、わたしも85歳になりましてね。もうお寺を人に譲りたいんです。息子二人は、お寺なんかやらない…

子育てこそ先祖供養かも

「子育てこそ先祖供養かも」。墓参りはほとんど行かない。そこに、先祖がいるとは思えない。ただ、ときどきというか、日常的にお経とお題目や念仏、真言はよく唱える。それは自分のエネルギーアップのためではある。心境を澄ますためである。けっして、先祖…

毎朝、娘と太鼓叩いて叫んで跳ねて踊っている。

「ええじゃないか、ええじゃないか」やらないの。──うん、いまいそがしいからね。仕事、仕事だよ。「つまんないの。ええじゃないかやろうよ」──じゃあ、やるかぁ。それ。 毎朝、娘と太鼓叩いて叫んで跳ねて踊っている。タンバリンと法華太鼓、さらにはジャン…

仏教は「加上」で説明できるのかもしれない。

仏教は「加上」で説明できるのかもしれない。 ▽一つの思想や学説が立つと、さらにそれを超克するために異なった思想や学説がおこってその上に付加され、こうして思想・学說は歴史的に発展していく。歴史的にたえず新しい説が現われ、上へ上へと積み重ねられ…

「即」ということばが、よく仏教(大乗仏教)に出てくる

「即」ということばが、よく仏教(大乗仏教)に出てくる。即とは、「すなわち」という意味合いで使われる。即席ラーメンのように、「ただちに・時を移さず」という意味もあるが。 本来、異なった概念・ありようを「即」で結びつけてしまうのが、大乗仏教であ…

なんだっていい。しかし鎌倉時代の祖師たちにひかれる

鎌倉時代の祖師のことを探求するのが大好きである。日課である。とりわけ親鸞、道元、日蓮。 哲学的、実存的な深みで、道元と親鸞に惹かれる。教義・法門の構築、その実践的な生き方として日蓮に惹かれる。 ただ、日蓮には、親鸞、道元のような哲学的、実存…

ゲームに必要なことは3つある。「1つは、敵と味方がいる」「2つは、ルールがある」「3つは、始まりがあって終わりがある」

「おとうちゃん、戦いごっこしよう」──よしきた。 よくプロレス技をかけあう。イノキ・ボンバイエ! との掛け声で戦う。大外り、ウェスタン・ラリアート、パイルドライバー、アリキック、クロスチョップ、十六文キッキ、脳天唐竹割りと次々とワザを繰り出す…

原始仏典を「楽しい」というキーワードで検索してみた

ブッダの教えは、「苦」「無常」「無我」。出世間の教えであり、執着こそ苦の原因として、それを外すことを教える。そして、もろもろは過ぎていくと無常を説く。そうすると、その教えは静寂だが、明るくはない。けっして楽しそうなイメージではない。という…

宗教を3つの側面から見てみる

こないだ宗教について、あかりの小学生用の国語辞典から引いてみて、すこしまとめてみた。大きくは、宗教とは①神や仏の教えを信じて②暮らしの安心を得るというところ。 こないだ、猛さんと話をして、それだと個人のレベルの信仰ってところだよね。もうひとつ…

まのあたり体得されるこの安らぎを、そなたに説き明かすであろう スッタ・ニパータ

「事実ってなあに?」「曖昧ってなあに?」とあかりが聞いてくる。「辞書をひくといいよ」と教えている。 辞書は枕元、食堂テーブル、居間とあちこちに5冊置いてある。ほとんど図書館のリサイクル本。 でも、あかりは面倒がってなかなか引かない。「おとう…

いつでも引けるように国語辞典 ためしに宗教について

「事実ってなあに?」「曖昧ってなあに?」「宗教ってなあに?」とあかりが聞いてくる。鳥とか魚とか風景だとか、Googleの画像検索で即座に見せられるが、概念は難しい。その場で教えるのもいいけれど「辞書をひくといいよ」と教えている。---言葉の意味は、…

工夫参禅、いや工夫三千

寒くなった。いま外風呂を稼働させている。芯から温まる。燃料代がいらない。手間がかかるのがいいのだ。 木を調達する。玉切りする。斧で割って薪とする。新聞紙、ダンボール、杉の小枝に火をつける。薪を炉に入れる。火吹竹と団扇で風を送る。 燃えてゆく…