過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

仏教

まのあたり体得されるこの安らぎを、そなたに説き明かすであろう スッタ・ニパータ

「事実ってなあに?」「曖昧ってなあに?」とあかりが聞いてくる。「辞書をひくといいよ」と教えている。 辞書は枕元、食堂テーブル、居間とあちこちに5冊置いてある。ほとんど図書館のリサイクル本。 でも、あかりは面倒がってなかなか引かない。「おとう…

いつでも引けるように国語辞典 ためしに宗教について

「事実ってなあに?」「曖昧ってなあに?」「宗教ってなあに?」とあかりが聞いてくる。鳥とか魚とか風景だとか、Googleの画像検索で即座に見せられるが、概念は難しい。その場で教えるのもいいけれど「辞書をひくといいよ」と教えている。---言葉の意味は、…

工夫参禅、いや工夫三千

寒くなった。いま外風呂を稼働させている。芯から温まる。燃料代がいらない。手間がかかるのがいいのだ。 木を調達する。玉切りする。斧で割って薪とする。新聞紙、ダンボール、杉の小枝に火をつける。薪を炉に入れる。火吹竹と団扇で風を送る。 燃えてゆく…

かたみとて 何残すらむ 春は花 夏時鳥 秋はもみぢば

いい本はOCRでテキストにして、パソコン画面で読んでいる。テキストにすると「ブックマーク」と「一括検索」が瞬時なのがいい。加工しながら読んでいくわけだ。 朝は、渡辺照宏の「お経の話」「日本の仏教」「仏教」を読んでいた。それをあかりが横から見…

変化に遊ぶしかない放浪が続いた

「考える」ことは大切。だが、考えて行動すると勢いがそがれることがある。はからいが生まれて、エネルギーが滞る。躍動しない。伝わらない。重たい。そして疲れる。 でも、がまんして頑張るというパターンで生きてきた。で、どうもうまくいかない。自分の人…

オウムと統一教会 そして石井紘基の著作

「オウムの進出前には、ロシアには統一教会が布教していた。いつの間にかそれがオウム信者とすり替わってしまった」 そのように石井紘基は書いている。-------------------ソ連崩壊後の1992年3月、麻原は「ロシア救済ツアー」としてロシアを訪問、9月にはモ…

創価学会を離れた支部長とのやりとり

O君は、首都圏で創価学会の支部長をしていた。なにしろ創価学会は会員数が多い(公称850万世帯)。 支部長というと、その下にいる(信仰や活動の面倒をみる管理者という意味)会員はおそらく1,000名ぐらいの人がいるんじゃないだろうか。かといって、ヒエラ…

あらためて創価力 統一教会よりも創価の問題が大きい

O君と電話で話した。かれは、首都圏で創価学会の支部長をしていたが、組織活動やら池田大作氏に対してうんざりしてやめてしまった人物である。「池谷さん、おひさしぶりです。いろいろ話したいことがあって」──うん、ひさしぶり。元気そうでなにより。「い…

年表と言葉の定義の事典づくり

むかしは、ひとつの言葉がわからないと、人に聞いたり分厚くて重たい「広辞苑」引いたり、百科事典を知らべたり、図書館にでかけたりした。結局、よくわからなくて探求はそこでおしまい。ちなみに、学者の主な仕事のひとつは、所有な文献(とくに海外のもの…

板橋興宗禅師との出会い

山奥で支え合って暮らしている横田夫妻のことを書いたが、その続き。遺品の中から板橋興宗禅師の書をみつけた。そして、私にくださるという。-------------------板橋禅師とお会いしたのは、10年余も前になる。禅師の語りを本にするために、出版社の社長と福…

法然、親鸞、日蓮 それぞれの師に対しての言葉

先日、御前崎市にある浜岡原発を見学した帰りに、近くの桜ヶ池に寄った。ここは、法然の師匠である皇円が龍の身になって入定(深く瞑想)している。法然はこの地を訪ねたと伝えられている。 法然は師匠の皇円に対してどう思っていたのだろうか。そして、同時…

方丈記と立正安国論

日蓮と鴨長明というテーマが浮かんで書いている。 ことの発端は、あかりといつも歌っているインドの歌:「ハヌマンチャリサ」(ハヌマンという神様をたたえる歌)をカナを振ったテキストを投稿したら、インドの方からコメントがあった。 あれ、どんな方かな…

宗教の原初は、爆発だ!パンクだ!と思う。「躍動」「エネルギー」そして「神秘体験」

「宗教は外部からじゃわからない。内部に入って儀式をして体験してみないとなんとも言えない」私はそう思っている。それで、縁があれば、いろいろな宗教を体験してきた。ほんのつまみ食いだけど。 伝統宗教では、天台宗、真言宗、臨済宗、曹洞宗、浄土宗、真…

岸信介と創価は親しくなる。互いに利用する価値があった

アメリカという敵国の占領下にあって、なんとか生き延びる道は、「長いものには巻かれろ」だ。パペット(傀儡)になって日本の統治をすること。天皇も官僚たちも。面従腹背しつつアメリカのポチとなる。 アメリカの統治の基本は、間接統治。日本の行政、立法…

週一は社会勉強のために、一緒に連れて行く

学校に行かないことにしたあかりは、週一は社会勉強のために、一緒に連れて行くことにしている。年金事務所、お寺、市役所、市会議員の事務所、出版打ち合わせ、など。山里から遠いので出かけるときには濃密だ。----------------年金事務所はさすがに暇を持…

ベトナム寺院を訪ねる

「あれ?不思議なお寺がある」見つけたのが、なんとベトナム寺院であった。天恩寺Chùa Thiên Ânという。だれもいないが、本堂は引き戸が開く。勝手に入らせてもらう。なかなか派手な仏さまだ。礼拝していると、外で作業している気配がする。その方に話しかけ…

いかに創価学会が、他の宗派に対して敵対的であるのか

宗教と政治について、統一教会のことが連日、マスコミで賑わっている。やはり大きな問題は「公明党と創価学会」である。 公明党を支えているのは、創価学会。というよりも「創価学会の政治部」が公明党である。 「ともに日蓮大聖の教えを奉じ、王仏冥合をめ…

創価学会の池田大作氏は、いまどうなっているんだろうか。

創価学会の池田大作氏は、いまどうなっているんだろうか。「聖教新聞に掲載された池田大作氏の新しい写真はないか」とさがしていた。いくつか出てきた。2019年〜2013年あたりの写真である。いずれも聖教新聞。遠くからの写真であり表情は全くわからず。室内…

ヤマギシの洗脳体験01

インドを旅すると、まったくの無所有生活をしている遊行者によく出会う。その数、何百万人もいるんじゃなかろうか。寝るのは樹の下、持ち物は衣と杖くらい。 インドではそうした遊行者は尊敬される。お金持ちはすすんで布施をする。そうした社会だから無所有…

草創期の創価学会は、呪物的なものオカルト的な要素が相当にあった

草創期の創価学会(日蓮正宗大石寺の外護団体)は、呪物崇拝的なもの、オカルト的な要素が相当にあった。 たとえば、「御肉牙(おにくげ)」である。 戸田城聖(創価学会第二代会長)は、言っている。「日蓮正宗大石寺には、日蓮の歯がたいせつに保管されて…

同時代に生きた日蓮と親鸞

同時代に生きた日蓮と親鸞。それぞれ魅力的だ。どちらが思想的に深いか、より実存的かというと、それは親鸞のありようだ。まあともあれ、それぞれに味わい深い。 日蓮は、あまりに偏狭かつ攻撃的。情熱的。行動的。自分が正しいと思い込んでいる。論調は、形…

マスコミが取り上げない大きな問題がある。それは、創価学会と公明党のこと

世をあげて統一教会問題を取り上げている。日本の政府が、一つの宗教団体によって、いかにその影響と支配を受けてきたかがわかる。 背景にGHQの占領政策がある。そして、いまだにその絆を断ち切ることができていない。----------------さて、マスコミが取り…

ヒーナヤーナは小さな智慧、マハーヤーナは大きな智慧

お経(仏典)は、ブッダが直接著したものではない。長い年月に渡って、弟子がまとめたものである。そのあたり、イエス・キリスト、ソクラテスや孔子、老子も同様だ。-------------------ブッダが滅すると、弟子たちによって、教えがまとめられ、韻を踏んで口…

日蓮正宗の宗旨は、なにをどういわれように日蓮の図顕したとされる板曼荼羅(弘安二年作)を信ずるところにあると

まだ咳は治まらない。熱は引いている。喉の痛みもなし。発熱してから9日間になる。そのうち5日間くらいは食欲がなくて絶食だった。 コロナの感染した友人に聞くと、まったく症状が一緒なので、おそらく自分もコロナ感染していたんだと思う。もう10日目になる…

創価の人との論議

近頃、創価の人が来てくれる。わたし相手に折伏しようというのだから、骨が折れると思うけれど。まあそんな方だから、人柄は良い。病み上がりで咳をしながらの対話となる。 創価の人と論議をしていて、なにがおもしろくないかというと、答えがすべて用意され…

戦後の占領政策と創価

「池谷さん、いま統一教会が話題になっているんだけど、いちばんこわいのは創価学会と思う」と。昨日、四万十の山奥に住む友人とやりとりした。うん、たしかに、創価学会こそあなどれない。ぼくはやがて創価学会が天下を取るんじゃないかと思うほど。 なにし…

学会員との対話 池田大作、法華経 

創価の方が二人来訪。以下、そのやりとり。 ◉池田大作さんは生きているのか ──池田大作さん(94歳)って、生きておられるんですか?「はい、とてもお元気です」 ──公の場に姿を見せなくなって10年以上になるじゃないですか。ほんとうにお元気なんですか?「…

仏教のめざすものは、解脱(げだつ)といわれる。

仏教のめざすものは、解脱(げだつ)といわれる。解脱とは、悩み、苦しみからまったく脱すること。 人は「生きて」「老いて」「病を得て」「死ぬ」。そしてまた、次の「生」があって「死」があって、それをえんえんと繰り返す。これが輪廻。その輪廻の轍(わ…

岸信介と創価学会について

統一教会と自民党、安倍晋三元総理との癒着が話題になっているが、ここで創価学会との関係についても見てみたい。 背景として、占領軍が日本を「反共の防波堤」としたことにある。以下、きわめてざっくりとまとめてみた。 ①日本は敗戦によって連合国による「…

信仰とフィクション、客観的な事実についての考察──日蓮正宗と創価の本尊について

信仰とフィクション、客観的な事実についての考察──日蓮正宗と創価の本尊について かつての創価学会は、日蓮があらわしたという本尊(本門の本尊 通称:板本尊、板曼荼羅)こそが究極の真実である。それを伝持しているゆえに日蓮正宗が正しい。日蓮正宗を外…