過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

仏教

現実世界の『法華経』と現実世界を超えた『法華経』

日本で有名なお経は『般若心経」と『法華経』だ。『般若心経』は、短くて読誦しやすい。写経されるお経の代表格だ。 『法華経』は、いわば日本仏教の基礎となっている。比叡山において密教と融合して本覚法門(凡夫はもともと悟っている)の土壌を形成した。…

なぜ日蓮は漫荼羅をあらしたか

日蓮は、「末法に入りぬれば余経も法華経もせんなし。ただ南無妙法蓮華経なるべし」(上野殿御返事)と述べている。 末法の今において、あらゆる経典は無意味。日蓮が信奉し自らの根拠としていた法華経すらも、意味なし。「ただ南無妙法蓮華経」が大切という…

マインドフルネスが聖教新聞にも実践倫理宏正会にも

マインドフルネスという言葉が、かなり普及してきている。書店に行くと、マインドフルネス関係の本がならんでいる。 マインドフルネスとは、「いまここ」の瞬間に気づいている、というような意味だ。人生は、いまここの瞬間しかないわけで、過去も未来もない…

まずは祈りの部屋から

断捨離、ぼくにはめちゃ難しいので、まずは祈りの部屋から。 ホームチャペルというか、道場というか。礼拝室、祈りの部屋。朗々と唱え続け、歌い続けられる部屋ができた。瞑想もヨーガも。マントラも唱えられる。 丹田(腹の底)から朗々と唱え続ければ、天…

拝む弾みのお念仏 はっと気がつきうろたえました

「九段の母」──近頃よく歌う歌がこれ。うちの施設の80代の利用者さんでも、よく知らない。けれども、戦中には大ヒットした歌だ。東北から母親が上京する。上野駅から九段下まで杖を頼りに一日がかりで歩く。戦死した息子に会いに。金鵄勲章を携えてくる。母…

「すべては自分自身の現れ」ととらえる

政府のグダグダ、マスコミの長いものには巻かれろ体質、あれこれ文句言っても仕方なし。声高に言うほどの元気なし、体力なし、時間なし、金もなし。疲れるばかり。ということで、自分は自分で、日々を穏やかに生きていくしかない。 ①「すべては自分自身の現…

南無妙法蓮華経も南無阿弥陀仏も

南無妙法蓮華経も南無阿弥陀仏も、となえて(称名、唱題)みれば、ほとんど変わらない。不動真言も、神道の祝詞も、ヒンドゥーのマントラも同様だ。それを信仰している人からは、「とんでない」といわれるだろうが。実践してみれば、身体感覚においてかわら…

カタルシスのような念仏ワーク

念仏というと、どこか哀愁が漂い、日没のイメージがあるかもしれない。ほんらいの念仏は、阿弥陀仏をイメージする行法だが、法然や親鸞の浄土教の場合、となえる念仏である。 浄土宗だと、なーむあーみだーぶ。浄土真宗だと、なまんだぶ、なんまんだぶ。ある…

ライヒの生体エネルギー療法みたいなカルタとり

気合カルタ。地獄カルタ。あかりは、机の上。おとうちゃんは椅子に座って。はじめては、あかずきんちゃんとおおかみカルターしていたが。迫力なし。おもしろくない。つまらない。 そのうち、キエーイ!と迫力で、ばし 気合カルタ。地獄カルタ。あかりは、机…

さて出版企画

出版企画:まだ思いつきのたたき台。実現の構造には入らず。そのままお蔵入りも十分ありうること。 上座仏教の長老の語りおろし路線。池谷が以下のようなたたき台を作る。 すると、長老から「こんなんじゃだめだ」「これじゃあまるで、背広を着てスカート履…

仏教書の企画案づくり、練っているところ

仏教書の企画案づくり、練っているところ。いまのところ、効能書きレベルの企画書だけど。 ①コロナ禍にあって、人々は大きな不安を抱えている。政治も経済もグダグダ。みんな途方に暮れている。 ②人と人は分断され、ひきこもり、孤独になって不安は募るばか…

彫ることで、自分が救われているというSさん

仏教書の企画書づくり。だいたいの方向性をまとめた。 ブッダの教えは、いまの現実から離れない。どんなことがあっても、動揺しない。なにかに熱中したり、集中するというものでもない。不断に覚めていて、気づいていてリラックスしている。……そんなところを…

生き方のベースとなるブッダの智慧について 本作り

こんな感じでスマナサーラ長老の本作りをさせてもらったのが4年前。昨日は、東京から出版社の社長が訪ねてこられて、あたらしく本作りの打ち合わせ。わかりやすい仏教書。生き方のベースとなるブッダの智慧について。この分野の展開は、いまスマナサーラ長…

石の地蔵さんを彫りに

コツコツ、カチカチ、トントン。こんな雨の中、石の地蔵さんを彫りに来てくださった。押方さんとその師匠の遠藤さん。おふたりの集中力がすごい。語っていると、こだわりがないゆるやかな空気感があって、こちらはラクで落ち着く。遠藤さんの作品、観るほど…

思い出したら、ひらめいたら、なにかのメッセージ

友人が訪ねてきて、宗教と仏教のよもやま話をした。こんな人がいてねえ、あんな人がいてねという話になる。 そうだ、こんな人がいた。もう10年も20年も会っていない。話が出たというのは、縁があったということだ。 よし、電話してみるか。 もう夜も遅い。20…

ホワイトボードからマインドマップづくり

畳一枚ほどのホワイトボードを置いた。妻と今後の方針をあれこれ論議するとき、持ち出してきた。論議が混乱しないためだ。来客があって、語り合うときにもホワイトボードは便利だ。話が生産的になる。 文字や図形として可視化されると、頭が整理される。関連…

拝んだ人はなんからかの結果、体験が現れる。それをシェア(わかちあう)する場を作る

「坊さんの仕事は、自らが拝むこと。そして、信徒に対して拝むことを教えること」と言う。 しかし自ら拝むお坊さんは、なかなかいない。所作や儀礼的にはお経を読み法要は行う。けれどもほんとうに信仰心があり、神仏に拝み祈っているかというと、さてどうだ…

夜空に光りものが現れて、役人が恐れて斬ることができなかったという話

日蓮が、江ノ島の竜口で斬首されそうになった時、夜空に光りものが現れて、役人が恐れて斬ることができなかったという話がある。 そういうこともあるかもしれない。しかし、「講談師 みてきたような嘘をつき」かとも思っていた。 この映像を見ると、そういう…

自己破産した会社の債権者集会

①親しい出版社(サンガ)が自己破産。1億円の負債。破産管財から通知が来た。債権者集会は仙台だ。ぼくの債権は印税だけで大した金額じゃないし、仙台は遠くて、とても行けるわけがない。 ②かつて債権者集会というものに、出たことがある。そちらは、大手の…

出版社が自己破産。著作権はどうなる。

出版社が自己破産した。深いかかわりのある出版社だったので、すこし調べたり動いてみた。まず著作権について、弁護士ドットコムで聞いた。 「質問」出版社が自己破産した。その出版社から発刊している著者の著作権は、どのようになるのか。自分に著作権があ…

出版社が倒産した

親しい出版社が倒産した。上座仏教や瞑想本や月刊誌など刊行してきた。群を抜いて矢継ぎ早に良書を出してきた。この分野では日本一になるんじゃかろうかと思った。 ところが昨年、社長が会議中に急死された。ワンマンで舵取りしてきただけに、今後の会社の運…

雑巾がけ瞑想

移設したスーパーハウス(5畳サイズ)の7棟を高圧洗浄機で汚れ落とし。こびりついた汚れはきれいに落ちていく。サビはとれないものの、水の力のすごいこと。 その勢いで施設の雑巾がけをした。滅多にやらないのだが、やりはじめるとなかなかいい。あかりも…

「おひとりさま」の老後はどうなるのか。

「おひとりさま」の老後はどうなるのか。 年金があれば、働かなくても暮らしていける。しかし、国民年金だけとか、年金のない人はどうなるのか。働けない。暮らしていけない。-------------------となると、生活保護の道。しかしそれが、可能なのかどうか。…

「創価学会支部長うんざり日記」というような本でも

創価学会は公称1千万人。聖教新聞(日刊の機関紙)の発行部数公称550万部。過去の選挙で公明党の得票数は、900万票近くもとった。 この20数年にわたって政権与党にいて大臣を出している。会員は、数が多いだけではない。あらゆる分野に人材がいる。政治、実…

僧侶はお寺には住まないで、寺とは別のところに居を構えて、お寺に通うのがいい

いまほとんどのお寺は、お坊さんたち家族の暮らしの場、住まいとなっている。住職は子息が継ぐのが当たり前。代々、世襲の構造だ。 そうなると、お寺はその家族の所有物、資産のような感覚となる。-------------------ひとり娘だと寺の継承が心配。婿がこな…

葬儀から納骨まで、どれくらい費用がかかるものなのか

「葬儀から納骨まで、どれくらい費用がかかるものなのか」。四十九日の喪に服していたTさんに聞いた。 ざっと総額200万円という。そのうち寺院へのお布施は50万円という。菩提寺のお墓へ納骨するので、新たに墓石や永代使用料は必要ない。 葬儀には、だいた…

お経を読ませてもらったけれど

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">施設の利用をしばらく休んでいたTさん(86歳)を訪ねた。書類にハンコを押してもらう用事があったのだ。いまTさんは、夫が亡くなって喪に服している。来週、四十九日(満中陰)となる。 仏前に合…

天台の五時教判、久遠仏などについて

天台の教相判釈、五時教判と一念三千の哲理が最高。 真言宗は、婆羅門諸派から取り入れたもので仏教ではない。 浄土教は、法然が正法である『法華経』を捨閉閣放という。そこを日蓮が批判した。 禅宗は、我見容認の教えで、仏教ではない。 法華経が仏教の核…

「仏教はいつから堕落したのか」と質問を受けた

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">昨日、来訪した友人から「仏教はいつから堕落したのか」と質問を受けた。それで、次のように答えた。 日本のいまの仏教は、堕落というよりも、ほんらいの仏教、すなわち「ブッダの教え」とは、逸脱…

炎のゆらぎ、赤く燃える薪、そして熱と光

毎朝、段ボールのゴミなどを焼却炉で燃やしている。炎を眺めると、とても心地よい。夕方、露天風呂を焚く。薪を燃やして炎を見ているのが楽しみ。炎のゆらぎ、赤く燃える薪、そして熱と光。最後には、真っ白な灰になる。熱い風呂にはいるのも喜びであるが、…