過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

仏教

ブッダは釈尊だけではない。決して一人の人物を意味していなかった

「ブッダは釈尊だけではない。決して一人の人物を意味していなかった。」 これは、仏教学の大御所、中村元先生の論文である(「釈尊を拒む仏教」)。まさに「目から鱗」であった。かいつまんで、要約してみた。 ①仏教とは「ブッダとなるための教え」「ブッダ…

判決を通して創価学会の歴史を見ていく

「判決を通して創価学会の歴史を見ていく」という探求の方法があります。 創価学会と日蓮正宗、さらには日蓮正宗と正信会との間に、数々の裁判が行わました。その判決を読んでいくと、いろいろみえてきます。 1つは「板まんだら事件」(本門の本尊である日蓮…

戒壇の本尊(板曼荼羅)の真偽についてMさんに聞いた

「おれも長くないから、色々聞いておいてくれ。あなたなら、それらを整理して文章にして残してくれると思うから」───Mさんが、当時の日蓮正宗創価学会の究極の本尊、板曼荼羅に疑いを抱いたのは、なにが〝きっかけ〟だったんですか?「それはね。矢島周平に…

「私はこのように聞いた」(如是我聞)

経典は、「私はこのように聞いた」(如是我聞)ということばから始まる。 「私」とは、釈迦に常にともなっていた阿難(アーナンダ)である。経典は、阿難が釈迦の教えを聞いたことをもとに、つくられたということになっている。 釈迦が滅したあとに、その教…

『スマナサーラ長老が道元禅師を読む』(佼成出版社) 4月16日に見本が出来あがる

『スマナサーラ長老が道元禅師を読む』(佼成出版社)いよいよ4月16日に見本が出来あがるとのこと。テーラワーダ仏教協会の機関誌「パティパダー」の編集後記。曹洞宗が推薦してくれるといいんだけど(笑 さて、どうなりますか。

永遠不滅の実体(仏性、法身、阿頼耶識)を立てる。パーリ仏典と矛盾する。どうしてか。

ブッダの教えは、徹底して「苦・無常・無我」である。そして、四諦・八正道。因縁生起であり、不滅の実体は認めない。パーリ語の経典を読めば、それぞれテキスト的には矛盾と逸脱はないことがわかる。 しかし、大乗仏教になると、「常楽我浄」と大転換してい…

馬頭観音ってなんだろうか

仏教に出てくる神とか明王(みょうおう)の類(たぐい)は、ヒンドゥー教が源である。たとえば、大黒さん、弁天さん、金毘羅さん、毘沙門天などの四天王、梵天、帝釈天、韋駄天、摩利支天、不動明王、愛染明王‥‥数えあげればキリがない。 これらは、もとはヒ…

ブッダと若者との出会い

「ブッダと若者との出会い」 本当の真実を求める人にとって、ある思想がどこから生まれたかは問題にならない。思想の起源や発展は、学者が問題にすることである。 実際のところ、真実を理解するのに、それがブッダに由来するものなのか、誰か別人に由来する…

ヒンドゥーの教えは、いつでも始まりがあり、終りがあるん

スワルナーリ女史との対話③ ───「ゼロの発見」はインドですね。スンニャータ。有るとか無いとか、始まりとか終わりとかそういったものを超えている。 「アブラハム系の教え(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)は、beginningがあってendがある。ヒンドゥー…

たくさんのブッダのなかから、釈迦(ゴータマ・シッダールタ)だけをシンボルとして顕彰した。いわば、「釈迦教」と

インド人のスワルナーリ女史とのやりとり② ───ブッダについてお尋ねします。仏教というと、「ブッダの教え」であり、「ブッダになるための教え」です。しかし、ブッダとは、釈迦(ゴータマ・シッダールタ)だけとされてきました。これについてはどうですか?…

インド人とインド哲学のエッセンス、世界情勢の話をする

インド人のスワルナーリさんを訪ねた。よくお訪ねしては、インド哲学のエッセンス、世界情勢の話をするのであった。以下、雑メモから。 ───インドでは、家庭でお寺で川の畔、日々プージャ(神への礼拝。火をともして讃歌やマントラを唱える)が行われていま…

吉田真誉さん(長楽寺の尼さん)の仏画展

鴨江寺に、吉田真誉さん(よしだしんよ:長楽寺の尼さん)の仏画展を見に行ってきたよ。 真誉さんとは軽快な弾む語り合いがいつも楽しい。 庭師の朝倉さんとの語り合いも楽し。また、気賀の長楽寺にいかねば。 あかりは、いつもスケッチブックをもっているの…

「生存力」と「生存欲」

外風呂を沸かすときに、長い板はノコギリで切ることあるが、得意なのは「ハーッ!」と叫んで踏みつけて割ることだ。バキッと割れるのは気持ちがいい。ただ、とききに板が跳ね返って膝頭に当たることがある。さきほどは、それで思い切り当たって「いたたたた‥…

インドの哲学と歴史を語り合う

インドのベンガル出身のスワルナーリ女史を磐田に訪ねる。まことに該博、鋭敏、俊才、ロジカル。熱海での企画会議に疲れたので、頭が整理された。以下は雑談のメモ。 ▽シャクティとは、女性性。女性そのものではなく、いわば流動するものは、女性性。たとえ…

日蓮門下の寺を訪ねた

寺院・建物は残っている。だが、そこに人がいない。語るべき人がいない。いわば伽藍堂。心のある人、深い境地の人がいてこそ寺は意味がある。東京の青山〜千葉の大多喜〜熱海〜富士〜磐田の旅。クルマで大移動。熱海での打ち合わせの後、日蓮門下の寺を訪ね…

いきなりのいきなりの国会議事堂。石破茂事務所の訪問

「 「東京っていろいろな人がいて楽しいね。東京に暮らしたいなあ」 ──そうだねえ。田舎も飽きた。また東京で暮らすか。でも、春野に土地と家があるので、そこは無理だなあ。こうやって、ちょくちょく東京に来ることにしようか。 「うんそうだね。そうしよう…

カミとホトケ そして天皇霊 

天皇はほんらいは日本国の「大神主」という意味あいがあると思う。肉体は人間であるが、いわば「天皇霊」ともいうべきのを代々の受け継いている器と考えられる。それが行われる儀式が大嘗祭(だいじょうさい)である。 靖国神社は、天皇のために亡くなった人…

「空援隊」から、本作りの依頼を受けた 英霊について考える

「遺骨を、一体でも多く、一刻でも早く遺骨を埋葬・供養する」。「宗教宗派・主義主張などを超えて活動する」。「できることから始める」。それが「空援隊」の活動理念だ。 遺骨収集の活動を地道に行っているNPO法人「空援隊」の倉田さんから、本作りの依頼…

村上老師が僧侶になることについて語った録音や記録

朝一で、フランスの僧侶からの次のような質問を受けた。 池谷さんへ、質問があります。村上老師が僧侶になることについて語った録音や記録はありますか?村上老師が僧侶になるために必要なことを教えています。特に、禅僧は組織の一員ではなく、森の中の虎の…

「Being Peace 平和を生きる~プラムヴィレッジスタイルのマインドフルネス」 いちりん楽座の案内

「Being Peace 平和を生きる~プラムヴィレッジスタイルのマインドフルネス」いちりん楽座の案内2月27日(日)19時30分〜20時30分(19時から開始前の雑談タイム)参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。GoogleMeetで行う。Googleのアカウ…

「死後の世界」についての本の企画中

「死後の世界」についての本の企画中。タイトル的には、「死に方を学ぶ」「いかに死んでゆくか」「Peace in Die」とか。 コンテンツとしては、これを初期仏教からみて、どうとらえるかと。 ざっくり考えてみた。①死後の世界はあるのか、ないのか。②あるとし…

いちりん楽座「題目パワーの現代的探究」2/24

いちりん楽座「題目パワーの現代的探究」──南無妙法蓮華経とはなにか。科学的に探求する──2月24日(土)19時〜21時 16時半から入室可(雑談から)参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。GoogleMeetで行う。Googleのアカウントがあればワ…

①本尊☓②真言☓③信仰☓④熟練度☓切迫度・必死さ=⑤結果 という公式

①本尊☓②真言☓③信仰☓④熟練度☓切迫度・必死さ=⑤結果という公式を考えてみた。 ▽親鸞の主著は『教行信証』だが、信仰と実践と結果という点から見ると『教信行証』となるか。教信行証とは、教えがあって信仰があって実践して結果が出る。 日蓮的に言うと、こうな…

ドイツ在住の松戸行雄さんをゲストに、ちかいうち「いちりん楽座」を開催

ドイツの大学で仏教を教えておられた松戸さんとやりとり。 松戸さんはハイデルベルク大学で哲学博士号と宗教人類学の教授資格を取得 。ハイデルブルグ大学で、講師として日本仏教と比較宗教を講義をされていた。あのドイツで教えるってすごいなぁ。 ──どうも…

村上老師と歌舞伎に

「ああそうだ、池谷さん。券をもらったので、歌舞伎にいかんかね」と老師からお誘いを受けた。歌舞伎は高価なので、ぼくはいつも劇場の最上階、一番後ろにある「幕見席」だ。役者の顔などはっきりと見えない。老師と行ったときには、舞台からわりと近い席で…

日蓮宗妙厳寺での唱題行が突破体験に

夕方、暗くなった本堂で行われた。はじめに、坐禅。10分くらい。そして、ゆっくりと太鼓の響きにあわせて、南無妙法蓮華経と唱題が始まる。 ゆっくりの唱題が、だんだん速くなっていく。そして、すごく速くなる。あらん限りの声で唱え続ける。そうして、すこ…

霊的な力のあるという紙田さんを訪ねた

霊的な力のあるという紙田さんを訪ねた。友人は、半年前に亡くなった父親の供養をしてもらうため。ぼくは、好奇心だけでついていった。(これは20年くらい前の話)お会いしたときは、紙田さんは84歳。尼崎市にある木造アパート暮らし。廊下を歩くと、ギシギ…

パネリストとして村上光照老師の思い出

遠いしどうしようかなあと迷ってたけれど、こちらに出ることにした。田口ランディさんの司会のもと、パネリストとして村上光照老師の思い出などを語らせてもらうことになる。老師の本の出版は、いろいろ出版社にギリギリのところで断られ、宙に浮いている。…

秋田に取材 道を間違えて間に合わない?

秋田に取材の仕事。寒い2月のことだった。行き先は秋田の大館市。13時に訪問のアポ。そうすると、朝の5時前に家を出て掛川駅に車を置いて新幹線。そしてモノレールで羽田。飛行機で大館能代空港。こんな山里に暮らしていても、なんとかいける。 当日、あた…

いちりん楽座の開催。 池田大作著『人間革命』を読む。創価と戦後史。

いちりん楽座の開催。池田大作著『人間革命』を読む。創価と戦後史。 『人間革命』を素材に、戦後どのようにして創価学会は発展していったのか。それを戦後史、占領政策を背景に読んでいく。 ▽1月17日(水)19時〜21時(入室は18時半〜雑談)参加費無料 どな…