過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

仏教

手づくり葬 棺桶を自作する

奥様の余命はあと10日くらいか。医療は、治るために行うもの。治る見込みのない医療というのは、患者に負担を強いるだけ。ということで、ターミナルに入った。 もはや点滴もしない。水も断っている。奥様は60代前半からアルツハイマーにかかり、田中さんはお…

可睡斎に参拝 「三尺坊権現」は本来は、春野の秋葉寺にあったもの

帰りに立ち寄った「可睡斎」(かすいさい)。友人の個展を見たいと思ったのだが、残念なことに、8月末で終わっていた。ちょうど俳優の滝田栄が講演していて、ちらと顔だけ見てきた。 ここに安置されているの「三尺坊権現」(さんじゃくぼうごんげん)は、烏…

テキストデータにする最大のメリットは、瞬時に「一括検索」できること

岩波書店の「仏教辞典」(800頁)をテキスト化して、自分のデータベースにしようと思い立った。テキストになれば、読み込んだとき大切なところはゴシックにしたりマーキングしたり、メモを加えたりできる。 まあ、仕事ではないので趣味として、気分転換とし…

エネルギーの充電、いわば生命力の深化と透徹のために、ひとつまた唱題行にたちもどる。

ある人から、「アストラル体からエネルギーがだだ漏れしているよ。なので、なにをやっても疲れているんだよ」と言われた。まあ、アストラル体とかよくはわからないが、この数年、疲れているのは確か。エネルギーが弱っているのは確か。身体的実感だ。 エネル…

日本山妙法寺を創始した藤井日達上人

たったいま、写真がやっと仕上がって届いた。いやあ、とってもいい顔だ。ほれぼれする。(右:修正前、左:修正後) この方は、日本山妙法寺(日蓮宗系)を創始した、藤井日達上人である。御年90歳くらいのときの写真だと思う。数多のお坊さんの顔に接してき…

手づくり葬のすすめ─カネをかけず心をかけるおくり方

行政への開業申請書を書き始める。助成金の企画書とちがって、背景となる地域課題とか、必要性とか、事業内容とか、スケジュール、予算書とか必要ない。だが、いろいろと確認する事項があるので、手間はかかるなあ。 気分転換に書籍の企画書を書き出した。「…

創価学会の教義について、まとめたいと思いつつ

創価学会の教義について、まとめたいと思いつつ、あまりに難解なので、うまくいかない。先日、友人とやりとりしたものをもとに、まとめてみた。友人の質問に答える形で書いてみた。 ──日蓮の教えは良い波動が出ていると思うんだけど、どうなんだろう。あの不…

走り続けるのか。止まるのか

走り続けるのか。止まるのか。 『鏡の国のアリス』(ルイス・キャロル)に出てくる赤の女王」は言う。「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない」(It takes all the running you can do, to keep in the same place.)。 ぼくの暮らしは…

身よりもなく、ひとり暮らしで死んだ場合のマインドマップ。

身よりもなく、ひとり暮らしで死んだ場合のマインドマップ。

死の看取られから葬儀、供養についてのマインドマップ

死んだらどうなるかのマインドマップに続いて、死の看取られから葬儀、供養についてのマインドマップをつくってみた。 まあ、自分としては、人に迷惑をかけなければ、どうでもいいともいえる。 しかし、いつ死んでもいいように心がけておかねばと思いつつ。…

大企業は、大学名によって入社選抜を行っている

「しっかり勉強して、いい成績をとる」。それは、「いい学校に行くため」。「いい大学に入るため」。それは「いい会社に入るためのパスポートになる」。「いい会社に入れば、カッコいいし安泰。勤めあげれば老後も安泰」と。-------------------大企業は、大…

話は祈りにつながらないといけません

話は祈りにつながらないといけません「池谷さん、祈りのともなわない話は、たんなる話だけで終わります。話は祈りにつながらないといけません。わたしどもは、南無妙法蓮華経と唱えて祈り尽くしていきます」と。いきなりそういう電話だ。祈りの力。 ……ほんと…

中川一政の書がいい

画家である中川一政の書がいい。一番目のものは、大徳寺を開山した大燈国師の遺誡。大燈国師は、悟りを開いてから、京都の五条の橋の下で乞食をしていたんだそうな。二番目のものは、比叡山を開いた最澄の願文。19歳で比叡山にこもって修行するときの、いわ…

石原莞爾の「最終戦争論」を読んでみた

満州事変は、軍部(参謀本部)が謀略し、独走して勝手に起こした。参謀本部は、三権分立を越えた「統帥権」(とうすいけん)をもっていたような存在であった。「天皇」の名のもとに、好き勝手な動きを起こしていった。 やがて、満州帝国を作り上げてゆく。そ…

富永仲基の仏教批判

江戸時代の富永仲基という三十二歳の若さで亡くなった天才がいる。彼の仏教批判は、いまだに説得力がある。その一部を紹介。田村芳朗さんの「法華経」(中公新書)から。引用。------------------風土の影響ということについては、たとえばインドの風土的特…

幕末から敗戦までざっと俯瞰

このままじゃ日本は列強の植民地になってしまう。隣の清国のように。いまの幕府じゃダメだ。「尊王攘夷」(天皇を中核として、異国を撃退する)を旗頭に、幕府をやっつけよう。さいわい、それが国学以来のブームとなって、水戸学、長州などから盛り上がって…

ユダヤ教と仏教の戒律について

ユダヤ教徒とは、インドの旅でよく出会ったことがあるが、言葉の問題があって、じっくり話をしたことがない。とにかく「たくさんのきめごと」があるようだ。また、ユダヤ教の戒律、儀式とイエスの生きざまと教えと連動していくと、じつにいろいろおもしろい…

渡辺照宏「仏教」「日本の仏教」「お経の話」をテキストに

ちょっと息抜きに渡辺照宏さんの「仏教」「日本の仏教」「お経の話」(岩波新書)の三部作をスキャンした。1960年台(昭和30年台)の著作だが、とてもわかりやすく、読みやすい。仏教の大筋をきっちり抑えている。世にいろいろな仏教書があるが、いちばんお…

ミャンマーのお坊さんと歩いた時

ミャンマーのお坊さん(ウ・ウィジャーナンダ師)と増上寺の境内を歩いていたときのことだ。しばらく散策していると、突然、二人の男が走ってくる。なにか必死の形相だ。「な、なにごと……」突然のことで驚いた。すると、かれらはお坊さんの前にひざまづく。…

神社・寺・教会カフェ」の反響①

主催者でありながら、あまり訪ねられなかった「神社・寺・教会カフェ」(今年の2月、3月開催)。38の神社・寺・教会が参加してくれた。それぞれ個別な企画であり、多いときには同日に8か所くらい重なった。とても回れない。浜松は広い。端から端まで100キロ…

よきサマリア人(びと)の喩え

経典は、ファンタジー(幻か空想)すぎるか、哲学的・論理的、あるいは論理飛躍がものすごくて、なかなか理解が難しい。(原始仏典は別だけど)たまに『新約聖書』読むと、イエスの言葉はとてもわかりやすい。「よきサマリア人(びと)」の喩えなど、とても…

非接触型スキャナーで全ページスキャン テキスト化する

繰り返し読み続けている本に「神々の明治維新─神仏分離と廃仏毀釈(安丸良夫著、岩波新書、1979年刊)がある。名著だ。もっと活用しようとして、非接触型スキャナーで全ページスキャンした。PDFデータとなる。それをGoogleDriveに保管して、GoogleDocumentで…

合祀墓、樹木葬、海洋葬

お墓の相談をよく受ける。きょうは、その方の親戚の人が重篤。子どもはいない。「先祖代々」のようなお墓はいらない。どうしたらいいか、と。子どもがいないのだから、墓守をしてくれる人はいなくなる。墓はそもそも必要ないと思うが、やはり合祀墓がいいの…

「李柏文書」(李柏尺牘)をめぐって

西域(さいいき)、シルクロード、楼蘭(ろうらん)、騎馬民族、五胡十六国。仏教のやってきた道。なんとも、ロマンあふれる土地であり、時代である。4世紀から5世紀のはじめにかけて、中国の北方に5つの異民族(五胡)が興亡した。その中で16の国が興廃し、…

「正しい」は、あぶないのだ。

一年前の投稿、思い出した。再掲。あるお坊さんから、『コーラン』には「敵を殺せ」という教えある(仏教にはそう言う教えはない)というので、それはちがう。切り文的に引用すると、仏教でもかなり危ない教えがあるよと、伝えたのだった。 2017年3月20日オ…

ちゃんとしまえば、またあたらしく始まる

寛さんの短歌。左手でダーマトで書いてみた。 貞心尼は、良寛に会いたくて、歌を送る。 これぞこのほとけの道に遊びつつつくや尽きせぬみのりなるらむ これに答えて良寛が詠んだ歌。 つきてみよ ひふみよいむなやここのとをとをとをさめてまた始まるを------…

手前勝手・不協和心経

空き家の解体のとき「敦盛」(あつもり)を舞ってくれた友人から。──うちでまた「敦盛」を舞うので、尺八を吹いてほしい。下手くそでよければ、吹きますよ。磐笛(いわぶえ)のほうがいいかなぁ。あ、そうだ。ついでに、お経でもやりますか。二人で倍音で、…

空き家解体の式典と集い

明日(3/1)は、空き家解体の式典と集い。ぼくが神主と坊さん役で、祝詞(のりと)もよめばお経もよむ。そして、みんなで食事。家主、地主、隣家、解体工事した人、菩提寺の和尚、その他友人たちが集う。関心ある人は来てね。11時からのんびりやります。春野…

生かしてもらっている現実に対しての感謝の心こそが

競売物件を落札したのだが、その土地のゴミの片付けを開始した。そこの見晴らしは素敵だ。梅の花が咲いている、やがて桜、そして桃の花が咲くことだろう。清流・気田川の水音も聞こえる。-------------------まずは、落ち着く場所を作ろう。事務所の庇の下を…

晋山式になんと!と2千万円かかる

こんど晋山式(しんざんしき=住職の交代の儀式)があって、なんと!2千万円かかるという。その費用は、檀家が負担することになる。 あかりと公園で水遊びをしていたとき、出会った方に聞いた話だ。 晋山式の中身というものは、よく分からないが、たとえばお…