過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「神社・寺カフェ」のスタートをきる

歯医者はクルマで1時間半かけて、〈まちなか〉に通っている。せっかく〈まちなか〉に出たので、きょうはお寺に飛び込み訪問してみた。「神社・寺カフェ」の2回目を来年の1〜2月に開催するので、そのためにお寺の参加をリクルートしている。きょうからスタ…

えん麦、裸麦、大麦、小麦、レンゲ、クローバー、菜の花、ヘアリーベッチなど

種苗屋に寄った。えん麦、裸麦、大麦、小麦、レンゲ、クローバー、菜の花、ヘアリーベッチなど。それぞれ1キロずつ。耕作放棄地などに播く。麦たちは、今月に播けばいい。雑草が生えてこないのでラクだ。やることは冬に、麦踏みをするくらいか。麦畑はうつ…

稲架掛けのみまわり

田んぼは毎日、見回りが必要。まずアイガモ君たちへの餌やりが、日課。そして、稲架掛けをチェック。倒れていないか、稲束が崩れていないか。稲架掛けが倒れたのは、これまで、三度あった。風や雨でバランスを崩したり、三脚を締めた紐が緩んだりが原因。そ…

棒術の素質があるかも

あかり。棒術の素質があるかも。毎朝、ほたる公園につれていくとき、簫(Xiao=シャオ)を持っていく。簫はいわば尺八の原型。そこで笛の練習している。この笛は、ずいぶんと長い。笛を持ってストレッチすると、ちょうどいい体ほぐしになる。あかりが貸してく…

年の差91年の出会い

いい顔をしたお年寄りに出会うと嬉しい。この方は、92歳になる。ぼくが借りているブルーベリー園の近くに住んでおられる。夕日のきれいな山の上だ。その奥に写っているのは、元の春野町の町長さん。12年も町長をされた。お会いするたびに、かつての春野のは…

天皇を中心とした強固な軍隊を作り上げるためにも、皇室が軍務についた

三笠宮が、「ぼくは帝国軍人だから」とスピーチされたことを書いた。三笠宮は、戦争中には、中国大陸にいて陸軍少佐として大本営参謀をしていた。戦争終結のために東條内閣打倒のクーデター計画を立てたともいわれる。戦争中、皇室は、将校として戦地におも…

いまは絵本をよんであげている時期かな

あかりは、目が覚めるなり、「読んでくれ」と絵本を持ってくる。なんども読む。また持ってくる。父ちゃんと母ちゃんとで、一日50回はよんであげてるかも。膝に乗せてよむ。それが、親のしあわせ。いまは絵本をよんであげている時期かな。それと歌って聞かせ…

ぼくは帝国軍人だから、マイクは使わないよ

「ぼくは帝国軍人だから、マイクは使わないよ」。マイクが向けられると、スックと立ち上がって、大きなよく通る声で話をされた。いきなり時代錯誤の「帝国陸軍」という言葉に驚いた。宮様は戦争中には、支那派遣軍にいて、陸軍少佐として大本営参謀をされて…

リヤカーを動かすのがマイブーム

あかりは、リヤカーを動かすのがマイブーム。こんな大きいものを自分のチカラで動かせるというのは、とっても達成感があるんだね。でも、ときどき失敗しては、落ち込んで泣いている。あかりと一緒に、ヨガマット、インドの携帯オルガン(シュルティボックス…

アイガモ君 走る 走る

どどどどどーーとちゃんと池に戻っていく。アイガモ君たち、こんなに成長した。エサはまだあるので、真冬まで飼いつづけるつもり。https://www.youtube.com/watch?v=dOAlNT0qKlg&feature=youtu.be

毎朝、デイサービス「みんなの家」に寄る

毎朝、あかりをほたる公園に連れていく。帰りにデイサービス「みんなの家」に寄る。みなさん、喜んでくださる。あかりもうれしそう。まことにいい環境だ。その後、ぼくはアイガモの餌やりに田んぼに出かける。

人前で長く話をするというのは、むつかしい

人前で長く話をするというのは、むつかしい。ウケねらおうとするからだろう。よかったと思われたいので、どうしても肩に力がはいる。余裕がない。聞いているほうは息苦しい。笑いがとれない。ますます重たくなって、うまくいかない。1時間とか2時間とか話せ…

11月7日、ポン菓子にライブ演奏に餅つき、稲刈にアイガモ

11月7日、名古屋から知的障害者30名が春野にきて、楽舎の田んぼで一緒に稲刈りする。盛りだくさんな企画となった。さて、どうなるかなあ。はじめてのこころみなので、どういう展開になるのか、ちょっとわからないけどね。会場は、清流の熊切川の辺りにある「…

〈看取り〉と〈おくり〉をテーマに探求していく

来年からは、〈看取り〉と〈おくり〉をテーマに探求していく。その実現の構造作りのメモ。まずは、〈看取り〉と〈おくり〉に特化したホームページを立ち上げる。ほぼ毎日、投稿を続けていく。いわば考えの貯蔵庫。発信のペースメーカーとしてつかう。その過…

落ち葉や石ころが宝もの

落ち葉や石ころが宝もの。ひろいあげては、しげしげとみつめている。宝ものをお父ちゃんにくれようとする。ぼくは、ひとりあそびをするあかりを見守りながら、朝の光のなかヨーガをしている。

テーマは「神社・寺カフェで地域を結びなおす」

テーマは「神社・寺カフェで地域を結びなおす」。今年、主催した「神社・寺カフェ」を通して、いろいろなお寺の活動と地域とのむすびつきについて、話させてもらうことになった。昨年に続いて、市の生涯学習課主催の「地域づくり人材養成講座」の講師をさせ…

稲刈が終わった田んぼの風景

稲刈が終わった田んぼの風景。奥に見えるのが楽舎の刈田。草たちも刈り取られることなく、いい風情を出している。アワダチソウもススキも、穏やかに共存している。40年くらい前は、アワダチソウは猛威を奮ってススキを駆逐していた。けれどもやがて、ススキ…

移動ポン菓子屋をはじめてみようか

こないだ、移動ポン菓子屋さんのことを書いた。お米7合と砂糖1キロもってくれば、ふわふわポン菓子が600円。固めたものは1000円。ぼくがいたときだけで、お客さんは5人きた。みなさん、孫にあげるとか、おみやげにするとか、たくさん買っていった。けっこ…

田部井淳子さんのお話から。本格的に山を登りを始めたきっかけ。

田部井淳子さんのお話から。本格的に山を登りを始めたきっかけ。東京の大学に進学したとき、自分が福島出身であることに、恥ずかしい思いをしていました。「どこの出身?」と訊かれるのを恐れていました。「福島は、貧しくて、田舎で学力がない」という暗い…

田部井淳子さんお会いしてお聞きしたのは13年前のことだった

先日、亡くなった登山家、田部井淳子さんお会いしてお聞きしたのは13年前のことだった。その続き。先生との思い出のこと。小学校の四年生のとき、先生と同級生と那須の茶臼岳と朝日岳を登ったことが、山登りのきっかけを作ってくれました。自分の足で歩いて…

登山家の田部井淳子さんが亡くなった

登山家の田部井淳子さんが亡くなった。13年前にお会いして、インタビューさせてもらったことがあった。ヒマラヤに登るようなひとだから、さぞかしがっしりした体格とおもっていたら、わりと小柄で普通の感じのひとだった。これまでの登山のなかで、「もうダ…

稲架掛けの工夫

今回の稲架掛けは、二脚とした。両端だけ三脚とした。いずれも足を地面に打ち込んだ。まだまだ工夫の余地がある。強固で倒れることなく、そして組み立てのかんたんな方式を探求していかねば。稲刈の作業はバインダーという手動式の機械で行う。排出された稲…

これからの作業

やっと稲刈が完了した。これからの作業としては、20日ほどの天日干しをした後、脱穀、籾摺りという工程で玄米となる。来月の7日には、名古屋の知的障害者30名と一緒に稲刈がある。おおむらたくみさんのライブ演奏あり、餅つきあり、アイガモの見物。いま浮…

今年の稲刈はやっと完了だ

今年の稲刈はやっと完了だ。きょうで5回目の稲刈。来月、名古屋の知的障害者30名と一緒に稲刈をする予定だが、その分だけは残してある。これまでの稲刈の延べ人数は27名、総労働時間は195時間。スポットの参加者、協力者を入れると50名くらいになる。準備や…

どんな人が住んでいるのか、どんなコミュニティがあるのか

空き家を案内するときには、家がいいから、安いからだけではむつかしい。そのちかくにどんな人が住んでいるのか、どんなコミュニティがあるのか、そこがたいせつ。ということで、空き家を案内したT君を、ちかくの山口さんちに連れて行った。山口さんは、いま…

若い人たちの移住が

移住はタイミング。家探しに5年も6年もかけても、なかなかみつからないひとがいる。会って、すぐに決まるひともいる。タダで家をもらってしまうひともいる。きょう埼玉から訪ねてきたT君、31歳。ピアノの先生の井口さんが連れてきてくれた。アイガモの田んぼ…

よく燃える焼却炉

よく燃える焼却炉。一斗缶を加工したもの。煙がほとんどでない。大きい穴がたくさん空いているので、酸素がたくさん入るからだろう。ちょっと庭先でダンボールなど燃やすのにいい。きのうの「はざし屋」のオヤジさんからもらった。一斗缶は石油スタンドから…

耕作放棄地が広がっている

楽舎で借りている田んぼの風景。むこうのほうに稲架掛けしているのが見える。土手にはサクラが咲く。その向こうは、清流の気田川だ。鮎がとれる。カヤックで遊べる。山里は至るところに耕作放棄地が広がっている。高齢化して田んぼをやるひとはいない。子ど…

「はざし屋」がやってきた

「はざし屋」がやってきた。お米をポン!と「はざし」して甘く仕上げる。いかにも昭和のお菓子だ。そのポン菓子の移動加工するはざし屋が春野にやってきた。玄米7合と砂糖1キロもってきたら、つくってくれる。固めたお菓子にするのが千円、パラパラのお菓…

田んぼの外に放して自由に草を食べてもらう

アイガモは、いつもは田んぼの一角を仕切ったプールにいる。44羽と数が多いために、田んぼに生えてくる草は、ほとんど食べ尽くしてしまった。朝晩にくず米をあげているのだが、やはり草がほしい。それで、ときどき外に脱走する。追いかけて捕まえるのが日課…