過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

稲架掛けのみまわり

田んぼは毎日、見回りが必要。まずアイガモ君たちへの餌やりが、日課。そして、稲架掛けをチェック。倒れていないか、稲束が崩れていないか。

稲架掛けが倒れたのは、これまで、三度あった。風や雨でバランスを崩したり、三脚を締めた紐が緩んだりが原因。そもそも、脚を土によく打ち込んでなかったためである。三脚よりも二脚方式のほうが、強いかもしれない(両端は三脚で打ち込む)。

また、かんたんで効率もいいので、稲をてっぺんに載せる方式にした(3枚めの写真)。不安定なので、落ちるかなあと思っていたら、やはり崩れ落ちている。きのうは22束も落ちていた。

風で吹かれ雨が降って稲束が重たくなって、ズルズルと滑り落ちる。そのまま放置しておくと、稲が泥に塗れて芽が出てきてしまう。そうなると、食べるお米にはならない。まあこうして、一つひとつ失敗を通して学んでいく。稲作二年目。