過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

今年の稲刈はやっと完了だ

今年の稲刈はやっと完了だ。きょうで5回目の稲刈。来月、名古屋の知的障害者30名と一緒に稲刈をする予定だが、その分だけは残してある。

これまでの稲刈の延べ人数は27名、総労働時間は195時間。スポットの参加者、協力者を入れると50名くらいになる。準備や稲架の修復などは、カウントしていない。

農作業はたくさんひとが集まれば、一気に終わってしまう。だが、今年はむつかしかった。長雨のため田んぼがぬかるんで機械が入らない。雨のために作業日をきめられない。明日、晴れそうだというと、じゃあやってみようということで、近場のひとだけになった。それでも、ありがたいことに、往復3時間もかけて手伝いに来てくれたひとたちもいた。

今朝は7時に集合して、ちかくの竹林で竹を伐採。稲架掛けの足をつくるためだ。これまで切った竹の累計は、200本ちかくになる。

今回の稲架掛けは、稲束の上に雨除けのカバーを掛けなかった。稲束の上をスコップで叩いて平らにして、その上に稲を扇形にして乗せていった。これは雨よけとなるし、稲架掛けの組み立てが少なくてすむ。見栄えもとてもいい。しかしこれ、大雨や風が吹くと落ちてしまう心配はある。うまくいくといいな。