過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

マスコミへの取材の依頼書を送った

〈テーマ〉
「アイガモの田んぼで稲刈、稲架掛け、脱穀体験(春野 )
 名古屋から知的障害者たちと交流」

〈概要〉
11月7日、名古屋から知的障害者たちが春野にきて、春野町の田んぼで一緒に稲刈りをします。20数年の耕作放棄地を移住者たちがよみがえらせて、完全無農薬で栽培した田んぼです。完全無農薬のために雑草対策として、50羽ちかくのアイガモ農法をとりいれています。
参加者は、まず川音の郷で、むかしなつかしいポン菓子の実演を楽しみ、昼食はみんなで餅つき。そのあと、田んぼに移動して稲刈をします。稲架掛けのおわった稲の脱穀(足踏みと機械の脱穀)も体験します。

〈主催〉
NPO法人楽舎(池谷 啓理事長:浜松市天竜区春野町気田946-1 TEL053-989-1112)
楽舎は、過疎化の著しい山里の定住促進事業メインに、農業体験などをとおして、山里とまちなかのひとの交流をおこなっている。

〈参加する知的障害者たち〉
有限会社在釈(さいせき)通称は「ケアホームつくし」:愛知県名古屋市南区呼続2丁目7番5号 TEL052-824-0054

〈会場〉
会場は2カ所。熊切川の辺りにある「川音の郷」(浜松市天竜区春野町宮川2098-1 TEL053-985-0630)と、久保田地区にある楽舎の田んぼです。

〈参加者〉
知的障害者たち33名(障害者27名、スタッフ6名)とNPO法人楽舎のメンバーと一般が15名。総勢40〜50名の参加イベント。

〈タイムスケジュール〉
・名古屋から来訪:10時半くらい
・11時〜12時:ポン菓子屋(はざしや)のおやじによる実演。どかーーん!と玄米を爆発させてお菓子を作ります。おおむらたくみさんによるアイルランド民謡(笛、バイオリン、コンサティーノ、二箇)とパペットのライブ。
・12時〜13時:みんなで木の臼で餅つき。つきたての餅に大根おろし、きなこ、あんこ。
・14時〜16時半:楽舎の田んぼに移動。アイガモとの交流。みんなで稲刈とはざかけ。足踏みと唐箕で手動の脱穀を体験します。また、機械の脱穀もみてもらいます。夕食は、新米のおむすび。

〈ポイント〉
①はるばる名古屋から知的障害者たちが春野に農業体験にくる。
②川の畔と田んぼで知的障害者と健常者との交流。子どもも赤ちゃんも、お母さんも参加。
③アイガモ農法によるお米の栽培。完全無農薬と無化学肥料で実った田んぼ。
④ひろがるばかりの耕作放棄地を、移住者たちが借りてよみがえらせた。
⑤「いのちめぐる農体験」として27年度浜松市の文化事業「みんなの創造プロジェクト」に採択されている。
⑥お米づくしのもてなし。むかし懐かしいポン菓子屋の実演。みんなで餅つき。

参考画像:
http://d.hatena.ne.jp/ichirindo/20161025/1477401910
http://d.hatena.ne.jp/ichirindo/20161022
http://d.hatena.ne.jp/ichirindo/20161020
http://d.hatena.ne.jp/ichirindo/20161018