山里暮らし
───おかあちゃんは、自分のおかあちゃんから言われたことがトラウマになっているんだって。 「え、どんなこと? ───「絵はきちんと描かなくちゃいけない。はみだしちゃいけない」。自由に踊ったりしていると、「きちんとしなくちゃいけない。そんな踊じゃみ…
エホバの人がよく訪ねてくれる。ぼくと同年齢。24日の集会のお誘い。あいにく、山下洋輔のライブで行けないけど。東北出身の方で、語りあっていると、なにかやすらぐのがいい。つまらぬ教義や神学論争にはならならない。───は池谷。「」は、エホバの人。 ───…
「客を見きわめる」と「仲良くしたくない人に近づかない」 新入社員の研修は、大坂でピアノを販売することだった。ピアノの予約販売だ。これは、ミシン屋が始めたビジネスで、毎月、積み立てていく。子どもが大きくなったら、それを頭金にしてピアノの実物を…
春の名曲も数々あるけれど、森山直太朗の「さくら」秀逸。子どもたちが歌うと、じいんとくるなあ。そうして、映像に出てくる赤ちゃんの動きがなんたって可愛らしい。 「自然とし出だすことに、得たる風體(ふうてい)あるべし。ふとし出ださんかかりを、うち…
突然、角を向けて襲いかかってきた。優しくて可愛いヤギさんと思っていたので、びっくりした。逃げても向こうのほうが速いんだ。それで、おもわず引っくり返って受け身をとった。ああ、事なきを得た。 ほんと危ないとろだった。肋骨か腰の骨を折られるところ…
この閉塞したいまの時代、もう踊りまくるしかないんじゃなかろうか。 本日(3/15)阿波おどりの練習の2回目があるよ。参加ご自由。19時半〜20時半。参加費は一人300円。場所は、天竜区二俣の光明ふれあいセンター(浜松市天竜区山東2309-8)。 ぼくもあかり…
あかりが、おとうちゃんの書いたものを読んでくれている。「おとうちゃんの文章は読みやすいからいい」と言ってくれる。 「ねえ、きょうなにか書いたの?」───まだ書いてないよ。だった、ネタがないもの。 「さっき、市長にメール書いていたじゃない、それら…
「工藤さんは、ワクチンを打っていますか。打っているとしたらどうしてですか? また、打ってないとしたにどうしてですか?大切なのは、免疫力がもっとも枢要と思います。厚労省の人口動態をみると、2011年からの、超過死亡者数は30万人を超えました。これは…
日本生命財団が、「児童の健全育成」の研究論文の助成をしているということを知ったのが昨夜。ところが、なんと締切は今日の消印有効ってことに。しかも、過去の実績を見たら、そういう研究論文のほとんどは、大学の教授や准教授ばかり。 私は、アカデミック…
ざっくりと書きます。ちょっと過激かな。批判、反論を歓迎。 ①いまの出生者数は70万人。みんな結婚しなくなっている。家庭を持たない。子どもが生まれない。このまま行くと50万人くらいになるだろう。東京一極集中。そして経済的貧困で、ますます子育ては困…
3年前に解体を引き受けて、その親方をしたことがあるが、またやるかもしれない。そのときは、いろいろやったよ。解体の祝詞を作って読み上げ、先祖の仏壇を出してきてお経を唱え、施主を伴って菩提寺にも挨拶した。 いよいよ柱を倒すという寸前、山口さんに…
「そろそろ仕事をやめる。ついては、たくさんある端材を処分したい」という。「じゃあ、ぼくがもらいますよ。薪ストーブや風呂の薪にします」。製材所の社長は、軽トラックに積んでわがやまで運んでくれた。これから、なんども運んでくれるという。ありがた…
大学に行ったが、まったく授業に出なかった。当時は、学生運動の残滓が強かった。受験日は、校門にはバリケード、そして機動隊がずらりと数十名。入学すれば、やれ革マルだ中核だ、民青だと、キャンパスはアジ演説と立看板だらけ。校内は荒れていた。 授業に…
あかりと夕食。外風呂を薪で沸かしながら、七輪で炭を起こしてサバを焼く。4切れ500円だった。 じゅーじゅじゅ。あつっ、あつっ。サバは油が出るので、炎がふわっと上がる。煙と臭いがすごい。七輪の上で焼かれているサバの上に醤油を垂らし、そのまま箸で…
文化遺産になりそうな木造の旅館が解体されていた。古材など貴重なものが多かったのに、まことに残念。そのまま、春野町の郷土資料館になりそうな。あるいは、喫茶店や民泊になりそうだったのに。もったいないことよ。 ▽いま、あちこちで空き家が増えている…
寒い。3時頃、早起きしているので、これまた寒い。薪ストーブは時計型の小さなやつなので燃焼力が足りない。この5倍くらいのサイズがほしいところ。朝、冷水シャワーを浴びて乾布摩擦するとスッキリする。だが、やはり寒い。仕事しているときは、シュラフ…
久しぶりの東京だ。たまにきてみると、いまの自分の暮らしなど異なる視点からとらえられる。 仕事で東京に一泊ー2日。パネリストとして15分くらいお話をした程度だが。 場所は、渋谷だった。まあとにかく、たくさん人がいる。そして、ほとんどが若い人ばかり…
「年寄りに冷水」の実践。いつも真冬になると実践すること。修行でも何でも無い、心地いいから続けていること。まあ健康法でもある。 ▽朝起きたらそのまま風呂場に直行。アタマから冷水シャワー10秒。そのあと、乾布摩擦。これで心身がスキッとする。下手な…
予期しない、偶然性ってことがおもしろい。そして、ダメモトで頼んでみる。すると、動くことがある。まあ、そういうことがひとつの幸せかな。 公共施設に飾ってあったとても立派な門松。直径20センチも以上もある孟宗竹。「どうせ廃棄するんだろうなあ。い…
年末から、書類の整理。ごっそりとダンボールに一杯。それが毎日。これを続けている。どうでもいいチラシ、古い領収書、手紙、申請書や報告書。大きな段ボールにぽいぽいと捨てていく。 これは、じつは第一次段階。気楽に捨てられるためのバッファーとしての…
かつて繁盛したA木材店に寄る。もう店じまいだ。木材があちこち散乱している。 ──こんちわっ。元気ですか。「おお、おかげさまでなんとかのう。」 ──いろいろ聞くと、あちこちで死んでしまった人、たくさんいますね。「そうなんだ、この集落で昨年は4人だ…
ずっと火遊びしてた。子どもは火遊び大好きだなあ。火を見ていると飽きない。はい。火事にはくれぐれも気をつけます。 年末から書類の整理を初めて、不要な書類がわんさかと出てくる。それを大きな段ボールに入れて、山盛りいっぱいが5つくらい。それを外風…
──先生、どうも風邪から副鼻腔炎になったようなんですけど。「それは、手術しないと治らないなあ。耳鼻咽喉科に行くといい」 ──まあほっておいたらそのうちなおりますよね。「なんともいえんなあ」 ──ところで、先生は80を超えておられる。いつまで続けられ…
「もしきまればどういう名前にするの?」 ──そうだなあ、おとうちゃんのスタイルからすると、「なりゆき学園」かなあ。いや「きまぐれ学園」かも。 「どちらもいいね。でも、“きまぐれ学園”ってのは、どうかと思うよね。やはり、“なりゆき学園”がいい。」 ──…
「おとうちゃん、まるで紙のお葬式みたいだね。」──そうだね。お葬式。お焚き上げ。天にお返しする。そして、土に還る。 あかりと一緒に、風呂焚きだ。土間にある外風呂で、焚き火みたいに温まる。たくさんある書類をどさっと段ボール箱に入れてある。ひとつ…
ライアークリスマス会に行ってきた。森町の野口さんのお宅。築百年の古民家。432Hzのライアーを聽いたり、体験したり、ねっころがって瞑想。そして、おいしいお菓子を頂いた。 大人の女子会に参加したって感じ。みなさんには、違和感あるかと思ったけど。と…
山奥の廃校の活用プランを練っている。川に囲まれた静寂な場所。子どもたちの川遊びもできる。グランドで思い切り騒げる、焚き火ができる。校舎は雨漏りで天井が落ちていて使えず。補修しようとすると費用は多額。消防設備や浄化槽の維持管理に固定費がかか…
図書館にいてもいい。保健室にいてもいい。教室にいてもいい。好きなことをやっていればいい。好きな時間に来て好きな時間な帰ればいい。週一でもいい。いつでもいい。そんなことになった。それで、行きたいときに校長室に行くってことを提案。校長は校長で…
たぶん一年くらい前に訪ねてきた夫婦。すこし見覚えがある。 いろいろな人が移住相談に来られるので、顔とか忘れてしまっている。仕事じゃないしね。 話しているうちに、「ああそういえば」と思い出す。 「こんど、○○のおためし住宅に住むことになりました」…
焚き火めぐりの一日。春野人めぐりだった。 冬の山里は焚き火がいい。贅沢でありがたいことだ。 小橋邸でピザ焼き、三井邸で焚き火、そしてスープを頂いた。焚き火を楽しんでいたら、もう暗くなってきた、「もう帰ろう」と言うが、子どもたちは「まだ焚き火…