過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

山里暮らし

田舎暮らしの負の側面について

ものごとは、いいところとよくないところの両面がある。今回は、田舎暮らしの負の側面について書く。 この山里は自然が豊かだ。そう思って移住したのだが、数年して気がついた。決して豊かではない。 「森」だ。森はある。しかし、ほとんどが杉と檜の人工林…

お月さまを見ながらの散歩

─お月さまを見に行こう。 「うん、いいよ。行こう、行こう」 ということで、気田川沿いの堤の道を歩く。 いつものように、あかりはリヤカーに乗って、湯たんぽ入りのシュラフに包まって、顔だけだしている。 あかりは、ひとりぬくぬくしている。お父ちゃんは…

田舎暮らしの移住者というのは、血縁つながりの集落に、なんのゆかりもない人がいきなりパラシュートで落下したようなもの

薪ストーブでコーヒーの生豆を焙煎していると、近所のIさん(80歳)がやってきて、立ち話となる。 「あんたはいいなあ。あれもこれもと、やることがたくさんあって」 ──正月から、やることが山ほどあって、まったくおわんないんですよ。 「おれなんか、きょ…

キャンプと焚き火

外は冬の雨。なのに、キャンプを楽しんでいる人がいる。 こちらは、利用者さんの家の前の春野の明野キャンプ場。落ち着いたフィールドなので、密かな人気。土日には20組以上がキャンプしている。 こうして、テントの中で薪ストーブを焚いているので、温かい…

コーヒーを生豆から焙煎して淹れる

コーヒーを生豆から焙煎して淹れるのは、もう20年以上やっている。だいたい5日に一度の焙煎だ。 いつもはガスの火で焙煎する。それが、手っ取り早い。しかし、戸外の気持ちのいい環境で炭火焙煎してみた。薪ストーブで行う。燃やす木っ端は無限にある。費用…

山里のオープンハウス「春野人めぐり」は17回目

山里のオープンハウス「春野人めぐり」は、12月7日と8日に行われた。 「山里の普通の暮らしの魅力、人の魅力の発信」であり、「移住者と地元そして、まちなかの人をつなぐ」という意義がある。 昨日だけ、「デイサービス みんなの家」として参加させてもらっ…

朝のつぶやき

①「子どもと教育」。子どもはみんな天才だ。それが、学校教育を受けると凡才になっていく。 みんなが一緒でなくちゃいけないという同調圧力のもとで。そして、偏差値教育に突き動かされる。 他人より優れているか劣っているか。そこで評価される。学びが、我…

突然、ひたひたひた、ダダダダダーっと獣が走り去る音がした

漆黒の闇のなか、獣たちの足音がする。正体わからず。 〈まちなか〉に出かけて帰宅。気配を感じて、ランが「連れていけー」と吠える。仕方なく、深夜の散歩。 深夜で新月。とにかく、まったくの暗闇なのだ。まさに「一寸先は闇」。気田川の水の流れる音だけ…

渋柿を取らせてもらった。200個くらいあったかな

きょうのデイ。送迎は、すこし寄り道してみたら利用者さんも新鮮だろうと、違うコースを走ってみる。すると、渋柿がたくさん実っていた家があった。 ちょうど、おばさまがそこにいた。こういうときには、気軽に声をかける。 「渋柿たくさんありますね。見事…

湯たんぽ

冬には欠かせない湯たんぽ。仕事するときには、シュラフの中に入れて下半身を温めて仕事する。夜は、これまた足を温めて寝る。「頭寒足熱」。 こないだ陶器製のものがカッコいと思って買ったのだが(千円)、ステンレス製(2千円)と比べて温かさの持続は劣…

それほど、山は価値のないものとなっている

過疎化の大きな原因は、「仕事がない」ことだ。 仕事があれば、定住促進などといわなくても、自然と人が集まる。人が集まれば、活気が生まれる。しかしいまは、山里は年寄りしかいない。 かつての山里は仕事があった。木が売れたからだ。そこに山仕事があっ…

部屋は神殿のように浄化されている

「人を旅する」春野暮らしの案内③ 昼食は十割そばの「一休」さん。向かったのは、はるか山奥の竹細工作家のGENさん。部屋は神殿のように浄化されている。ものをひとつも置いてない。作業場にしても、シンプル。美しく整頓されている。道具の手入れも素晴らし…

渋沢栄一と春野の王子製紙、そして金原明善

「人を旅する」春野暮らしの案内① NPO法人「雲を耕す会」に依頼されて、昨年に続いて、春野の暮らしの案内をした。 まず、郷土史家の木下恒雄さんの講座。こんどぼくが継承することになったデイサービス「みんなの家」に集まっていただいた。---------------…

山里暮らしは、通販なくしては不可能

コンタクトレンズは、外す時によく紛失したり、破損する。朝、1枚を破損した。それで、きのうは片目で春野案内をしていた。片目は0.1ないので、違和感はものすごくあるけど、それでも慣れるもの。 出かける時、妻に「楽天で注文しといてよ」と伝えた。過去…

川の音はどどどどどーー、ざざざざー。轟音に負けずにキリギリスやコオロギの鳴き声。

ランの散歩で気田川の堤を歩く。おかげさまで川の氾濫もなく安全な一日であった。 川の音はどどどどどーー、ざざざざー。轟音に負けずにキリギリスやコオロギの鳴き声も聞こえる。シラサギやアオサギも水面の上を飛んでいる。 足元には、くるみの実が落ちて…

川遊びもあと数日

あかりは、「おとーちゃん、水風呂に入ろう」と言ってくる。一緒に一日に3度入らされる。 こちらは、風邪引いてごほごほやっているのに、許してくれない。寒いのですぐに出るが、「そばにいて、みててほしい」というので、隣に椅子をおいて本を読んでいる。…

ランはこうしていつも泳いでいる

こう暑いと、ワンコはたいへん。朝の散歩では、ランはこうしていつも泳いでいる。ぼくは、あかりと水風呂に。一日三度くらい入る。

どもたち同士、自由に気ままに遊ぶのが楽しかったんだ

「きのうは楽しかったね」とあかりは言っていた。こどもたち同士、自由に気ままに遊ぶのが楽しかったんだ。 昨日も一昨日も、春野の山の村で行われた「ラブファーマーズ・カンファレンス」(5年目を迎えた全国有機農業者の集い)に出かけた。 孟宗竹でつく…

ついに、猿たちが来るようになったか

屋根のほうから「どどどど」っと音がした。「いったい、なにごと?」。外に出て見たら、猿の軍団が10頭あまり走っていった。隣家の屋根の上に登っていった。これまで、鹿や猪はよくきたが、猿はあらわれなかった。ついに、猿たちが来るようになったか……。猿…

電話で移住相談をよく受ける

電話で移住相談をよく受ける。タイミングがいいと、いろいろおしゃべりとなる。いそがしいと、ぶっきらぼうだ。あかりが泣いてたりするしね。 あとは、電話で得た相手の感じ・エネルギーにもよる。相手は、逆に「この人って感じが悪いわぁ」と思っているかも…

「まほろば文庫」を掲載してくれた

「浜松百撰」8月号が届いた。こないだ取材に同行。春野町の私設図書館「まほろば文庫」を掲載してくれた。この雑誌の創刊は1957年。62年の歴史だ。 過去の投稿記事。 ichirindo.hatenablog.com

日本の行政は、ものすごくITが遅れている

きょう、ある自治体の役人さんとやり取りで感じたこと。日本の行政は、ものすごくITが遅れている。たぶん行政は、全国どこもそうかしれない。そして、中国や香港シンガポールにどんどんと遅れを取る。アメリカにはもとよりだ。 セキュリティ、個人情報の漏…

車がなおった バッテリーのプラグだった

たったいま車がなおった。セルモータの故障と思って、中古部品の手配、取り付けの手配と進むところだった。「まてよ、もういちどバッテリーを見てみよう。バッテリーの力が弱くて、セルモータを瞬間的に起動できないのかもしれない」。……そう思い立つ。あか…

機械ものは、修理にお金がかかる

クルマ(VOXY)が故障。JAFにみてもらうと、セルモータがだめらしい。修理には、部品と取り付け料で5万円超える。 通販で中古部品を買って、知り合いの修理屋に取り付けてもらうと、3万円以内に収まるか。 でも、中古の通販だとすこし心配。走行距離が14万…

ひとつの冷厳な事実として、「わがごと」として

95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要。 そのように試算した金融庁金融審議会の報告書(金融審議会市場ワーキング・グループ「高齢社会における資産形成・管理」報告書案)。 年金がない人は、さらにとんでもない額が必要になるわけで、おそろしい。…

幼稚園につれていく

風邪で具合が悪い妻の代わりに、朝、あかりを保育園に連れて行く。駐車場から幼稚園の入口に至るまでが、一苦労。あかりは、靴を脱いで放り出して裸足になったり、フェンスによじのぼったり、一筋縄ではない。ほかの子どもたちは、ちゃんとフツーに歩いてい…

ブレーメンの音楽隊とシェアハウス

あかりがいるので、絵本をよみ、動画を見せる。こうした物語というのは、パータンはだいたいおんなじ。まず、日常から離れて旅に出る。 そこに異質な仲間が加わる。かれらは、やがて試練に出逢う。仲間はそれぞれの持ち味を発揮して、見事に試練を乗り越える…

今年、第1回目の草刈り

今年、第1回目の草刈り。400坪を40分で完了。二枚刃のプロペラ刃で背負い式。普通の人の数倍は速いと思う。しかし、かなりザツだよ。昨年は、草刈り10回以上やっている。まだブルーベリー園の下草(ワラビたくさん)、栗の木50本の下草、その他1,000坪以上…

一人暮らしのお年寄りと子どもとの出会いの場があるといい

あかりは、朝から幼稚園。同級生は3名。時間は9時から11時まで。 それ以降は、近くの保育所で16時までみてもらう。迎えに行った帰りに、近くの私設の「まほろば図書館」に寄る。 男の子たちがいて、将棋を指していた。あかりには、紙芝居と絵本の読み聞かせ…

今度はいきなり国にアタック。法令の源は、国にあるのだから、国そのものにあたろう。

インドネシア家族によるハラール食品加工についての進捗。昨日は、市役所の農林水産課の職員と集落代表の方と打ち合わせ。数時間、話したが、解決法が見つからない。役所は言う。加工所は補助金で作られた施設であり、「貸してはならない」という規定がある…