過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2024-01-01から1年間の記事一覧

『法華経』の特徴は「自讃毀他」

『法華経』の特徴は「自讃毀他」(じさんきた:自分を褒め上げて、他を謗る)ところにある。 『法華経』③とくに、「信ずれば幸せになる。否定したら地獄だぞ」という脅し文句が随所に。その「独善排他」「勝劣」の心が、日蓮、そしてその末流(創価など顕著…

役所で会議が三本 立ち読み そして阿波踊り

「きょうは役所で会議が三本あるけど、行くか?」と言うと「行くー」という。「つまらないぞ、いいか」「うん、いいよ」。ということで、あかりを連れてまちなかに出かけた。 ①「きくらげ栽培」の企画提案 11時から農業振興課②「消滅集落の施設の活用」の企…

『法華経』には大きくは二種類。地上の『法華経』と天上の『法華経』

『法華経』には大きくは二種類ある。地上の『法華経』と天上の『法華経』。鳩摩羅什の訳した『法華経』をベースに整理していく。 ▽①経典としての『法華経』‥‥地上の『法華経』②経典の中に説かれた『法華経』‥‥天上の『法華経』 『法華経』という経典には、過…

『法華経』は、たくさんある

『法華経』の整理を始めてみた。いろいろあるが、少しずつまとめていく。『法華経』は、たくさんあるのだ。①サンスクリット語の原典「サッダルマ・プンカダリーカ・スートラ」 सद्धर्मपुण्डरीक सूत्रSaddharma-puṇḍarīka-sūtra 「正しい・法・白蓮・経」「白…

戸田城聖と池田大作は、板曼荼羅をホンモノと信じていたのだろうか

戸田城聖と池田大作は、板曼荼羅をホンモノと信じていたのだろうか Mさんとの対話④ ───創価学会としては、裁判はどういうふうに決着をつけたかったんでしょうね。長引けば長引くほど、板曼荼羅がニセモノらしいということがゴシップになっていくのは困るわけ…

小笠原慈聞の事件

「戒壇の本尊:板曼荼羅」が後世の偽作と Mさんとの対話④ 彼は創価学会相手に、「正本堂」に安置された「戒壇の本尊:板曼荼羅」が後世の偽作であると、訴えたのであった。 ───創価学会は「戒壇の本尊:板曼荼羅こそが究極の真理でありこれを拝めば絶対に幸…

ブッダのたとえは、なかなかすばらしい

数多(あまた)ある経典の中でも、『ダンマパダ』は最古層のたぐいである。他に、『スッタニパータ』もそうだ。 そこにはみられるブッダのたとえは、なかなかすばらしい。たとえをとおして、なるほどそういうことかという感じがつかめる。ダンマパダから、た…

ふいに訪ねた磐田市の医王寺

「そういえば」と通りかかったお寺。ふいに訪ねた。磐田市の医王寺。───参拝させてもらっていいですか?「ああ、どうぞどうぞ」。 気持ちよく迎えてくれた。そして、仏前でしばし瞑想させてもらう。とってもいい時間を頂いた。なかなかこうやって、落ち着い…

『スマナサーラ長老が道元禅師を語る』(佼成出版社)の見本が届いた

『スマナサーラ長老が道元禅師を語る』(佼成出版社)の見本が届いた。 ようやく本の形になった。佼成出版社の編集の大室さんとは20年ぶりの仕事。 売れると嬉しいけれど、まあ縁があればの世界。それにしても、編集者のきれいな字、丁寧な手紙よ。 次は、死…

つねに直面する問題がある。育つに連れて問題は移ってゆく。

子どもは育つ。育っていく。そのはやさはすごいよ。そうしてその時、その時、いろいろな問題がある。つねに直面する問題がある。育つに連れて問題は移ってゆく。 ▽赤ちゃんのときには、お母さんは眠れないとか、いろいろ問題がある。サポートが必要のときだ…

あかりを連れてまちなかにでかけた

あかりを連れてまちなかにでかけた。とてもおしゃれな高級ガラステーブルを頂いて、次に古民家サロン「香爐」を訪ねて庭でお弁当。そして、布絵作家の竹山美江さんを訪ねて、本作りの最終打ち合わせ。もう89歳。ひとり暮らし。「はやくつくってくれないと、…

「私」は脳に限局しているのではなく、身体全体に広がっている

「私」という自己を規定しているのは、脳の働きではない。自己と他者を明確に区別しているのは、免疫系である。免疫系の実体は臓器のようなパーツではなく、全身に散らばった免疫細胞のネットワーク。「私」は脳に限局しているのではなく、身体全体に広がっ…

「種苗法」の罰則規定

きくらげを栽培して販売しようかとひらめいた。菌床ではなくて、原木からだ。 うちの敷地に自然ときくらげが生えていた。それが、乾燥きくらげよりも、とても美味しかった。ということで、ビニールハウスも2棟あるし、そこで栽培して販売できるじゃないかと…

「板まんだら事件」裁判の過程

いま創価学会は「本尊にまどっている」状態。その一番最初の攻撃は、この裁判であった思う。 Mさんとの対話の続き② ───Mさんは、創価学会と戦ってきました。それも本部職員(民主音楽協会)に在籍しながら、というのがすごい。よくやりましたね。しかも、「…

高橋源一郎の人生相談から

なかなか深くておもしろい。高橋源一郎の人生相談(二人の人に対しての回答)わたしの周りでも、何人もの、近しい人たちが、自ら死を選びました。そのたびに、考えたのです。いったいなぜ、彼らは死を選ばなければならなかったのか。答えはないのだと思いま…

いちりん楽座「創価二世問題」4月21日(日)14時〜17時

いちりん楽座「創価二世問題」(仮)4月21日(日)14時〜17時(入室は13時半から雑談)参加費無料 どなたでも 途中入退室可 顔出しも自由GoogleMeet 下記をクリックすれば参加できる。https://meet.google.com/ohk-xxgz-znx 「チンゲン革命」という読み物を…

ブッダは釈尊だけではない。決して一人の人物を意味していなかった

「ブッダは釈尊だけではない。決して一人の人物を意味していなかった。」 これは、仏教学の大御所、中村元先生の論文である(「釈尊を拒む仏教」)。まさに「目から鱗」であった。かいつまんで、要約してみた。 ①仏教とは「ブッダとなるための教え」「ブッダ…

本当は日本人ってすごいのよ‥‥。そのすごい日本人を骨抜きにしようとしたアメリカの戦略が成功したってことよね

「本当は日本人ってすごいのよ‥‥。そのすごい日本人を骨抜きにしようとしたアメリカの戦略が成功したってことよね」───そうかも。それにしても、気概がない。希望がない。「これからの日本をよみがえらせるには、教育しかないわよ」───いまの教育は、従順で…

今日から週一のフリースクール

あかりは学校に行っていれば小学校三年生になる。だが、行かず。「一斉授業はつまらなので、絶対に行かない」と宣言している。まあ、それはそれで仕方がない。 今日から週一のフリースクール。掛川市だからここから一時間余。すでに親しい友だちが数名いるの…

「鉄腕アトム」手塚治虫と遠藤周作

GoogleKeepに入れて「画像のテキストを抽出」を選択すると、1秒でテキストにしてくれる。この機能は、とても便利。 なお、たくさんのページの本などのテキスト化は、GoogleDocumentをつかうと、かなりの精度でテキストに変換してくれる。ネットからいただい…

判決を通して創価学会の歴史を見ていく

「判決を通して創価学会の歴史を見ていく」という探求の方法があります。 創価学会と日蓮正宗、さらには日蓮正宗と正信会との間に、数々の裁判が行わました。その判決を読んでいくと、いろいろみえてきます。 1つは「板まんだら事件」(本門の本尊である日蓮…

あかりの口グセ

あかりの口グセ。 客観的な証拠は?過去のことじゃなくて、「いま」の話でしょう。「いま」! おとうちゃんのロジックを、そのまま返してくる。 あるいは、「おとうちゃんはそう言うけど、おとうちゃんはやってない」と言われる。 子どもは、親の言うことは…

常日頃の親の姿をみているわけで。それは当たり前なんだけど。

あかりの口グセ。客観的な証拠は?過去のことじゃなくて、「いま」の話でしょう。おとうちゃんのロジックを、そのまま返してくる。「お父ちゃんはそう言うけど、おとうちゃんはやってない」と言われる。子どもは、親の言うことは聞かない(本気度を出すと聞…

やらなくちゃいけないことは、やる。 あとまわしにすると、取り返しがつかない。

やらなくちゃいけないことは、やる。あとまわしにすると、取り返しがつかない。なので、時をはずさないで、やりきる。しかない。 と思うんだけけど、これがなかなかできない。ついつい後回し。そして、あとですごく苦労する。倍以上、苦労する。 きょうもあ…

戒壇の本尊(板曼荼羅)の真偽についてMさんに聞いた

「おれも長くないから、色々聞いておいてくれ。あなたなら、それらを整理して文章にして残してくれると思うから」───Mさんが、当時の日蓮正宗創価学会の究極の本尊、板曼荼羅に疑いを抱いたのは、なにが〝きっかけ〟だったんですか?「それはね。矢島周平に…

メモ機能のGoogleKeepにしてみた

メモ機能のGoogleKeepにしてみた。①さくさくと入力できる。②単語検索が俊敏。③イラストや画像をまとめて入れられる。それをらをギャラリーでみていると、アイデアが浮かぶ。ドローイングの機能もいい。 ▽背景には、Evernoteの動作が不安定ということがある。…

「私はこのように聞いた」(如是我聞)

経典は、「私はこのように聞いた」(如是我聞)ということばから始まる。 「私」とは、釈迦に常にともなっていた阿難(アーナンダ)である。経典は、阿難が釈迦の教えを聞いたことをもとに、つくられたということになっている。 釈迦が滅したあとに、その教…

消滅集落にある行政施設の活用の提案

消滅集落にある行政施設の活用の提案をしている。うちからクルマで30分。まちなかから2時間余。昨年の3月から、すでに集落に住民はいない。消滅集落。そこにある施設。活用しないのは勿体ない。ということで、活用の提案をしている。 ▽そこを拠点に〈まちな…

プレゼンを成功させるコツは「三つの質問」

プレゼンを成功させるコツは「三つの質問」 最初から企画に対する疑問点が三つ出てくるようにして、その答えとなる三つの理由を用意しておく。三つの質問で出てこないようなプレゼンは、企画そのものが過去の延長だったり、当たり前過ぎて面白味のないもので…

カルマ(業 ごう)は必ず返ってくる

カルマ(業 ごう)は必ず返ってくる。インドでは、それを〝カラム・カルマ〟という。ヴェーダ哲学の根底にある思想だ。 仏教では、カルマ(業)は、身口意の三業(さんごう)という。ヒンドゥーでは、身と言葉のみ。心は入らない。しかし、言葉と身体は、か…