過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2024-01-01から1年間の記事一覧

いろいろと描いていくと人生万般が素材だらけで楽しくなるぞ

お母ちゃんに叱られて、あかりはしょぼんとしてこの絵を持ってきた。叱られているときの様子を描いたものだ。──暮らしの中にいっぱいネタがあるからね。それを描けばいい。いつも言っている。いつもは、チャゴチャしたい部屋の様子や台所などを描いたりして…

クルマを頂いた

クルマを頂いた。トヨタのヴィッツ。走行距離は8万8千キロ。平成23年。13年前のクルマ。ちょうど車が欲しかったところだった。ありがたいことに、Facebookで「このクルマどうしようかしら」という井ノ上さんのつぶやきをみて、「それ興味あります」と伝えた…

「ちっ。すいませんじゃねーだろ!」 そう言われた。

「ちっ。すいませんじゃねーだろ!」そう言われた。あかりとイオンの店に立ち寄って、駐車場に行くためにエレベータを待っていた。エレベータがやっとついた。扉が開く。 ▽中に乗っていたのは、親子連れ(お母さんと赤ちゃん)、ベビーカー2台。乗り物は出る…

資本主義の暴力性や破壊性があらわになってきている

格差社会の拡大、ワーキングプア、過労死、環境破壊など。勢いを増している。人々を管理し情報を一元化しようという動きも進んでいる。 戦争のための準備は、もう大手を振って着々と進んでいる。憲法改正だって、核兵器開発だって、閣議決定で決められそうだ…

8年間、空き家にしていた古民家。あかりと泊まりだして、もう一ヶ月になる

8年間、空き家にしていた古民家。あかりと泊まりだして、もう一ヶ月になる。Uさん親子三人が泊まりにきてくれたのが、ちょうど一ヶ月前の5月3日。 ▽それから、Kさん親子三人が3日間泊まってくれた。同時に、5歳と7歳の男の子たちが泊まったのが5月18日…

なにはともあれ、本業は編集と執筆だ。あかりも「将来は、編集やりたいなあ」と言い出した

インドで「もうだめかも」という数々の試練をへてきて思う。どんな状況でも、腹を決めて、コミュニケーションが取れるかどうか、だ。言葉は二の次。まあ、英語ができればなんとかなる。それがサバイバルの基軸。あとは、絵をさささと描いたり。あかりには、…

「もめん大好き」第2集 やっとできあがった

「もめん大好き」第2集 竹山美江(たけやまよしえ)布絵作品集が完成した。今年の9月で89歳になる竹山さん。「わたしが死ないないうちに作ってよ」一日千秋の思いを背負って、なかなか完成まで時間がかかったが、ついに出来上がり。明日、お届けに行ってくる…

じつは、空咳が止まらなくて

ちょっと赤信号。健康不安。実は空咳が止まらない。もう三ヶ月以上、ゴホゴホっとやっている。わがやは、妻もあかりも、ゴホゴホやっている。こちらは風邪か。 まあ、あかりだけは元気だが、私と妻はかなり弱ってきているような。で、一昨日、診療所に行って…

エホヴァの友人にばったり会った

一昨日、ちかくの私設図書館でエホヴァの友人にばったり会った。かれらは布教活動にこの山里に来ている。各家を訪ね「めざめよ」という冊子を配る。もちろんボランティアで。 で、彼らがお弁当を食べている間、いろいろ聞いてみた。 ▽──エホヴァでは、天国に…

次のテーマは、「業と供養」いちりん楽座

藤本晃さんをゲストに「いちりん楽座」を5月25日に開催。「ブッダの教えとその伝承」というテーマで、なかなか好評であった。で、次回もまたお願いすることにした。 ▽次のテーマは、「業と供養」。業(カルマ)とは、身口意の三業。行ったこと、言ったこと、…

8年間放置していた、ゴッチャゴチャの古民家がずいぶんと過ごしやくなってきた

8年間放置していた、ゴッチャゴチャの古民家がずいぶんとすごしやくなってきた。 「ここでみんなでお泊りできるようにするんだよ。」 小6と小2の女の子とがやってきた。 「まず、掃除をしなくっちゃ。ちりとりと雑巾とバケツを用意して。ほんとうは、窓開…

森林セラピー それから4家族の子供たち(2歳〜8歳)5人が我が家にお泊り

19日は森林セラピーだった。バロンさん主催。場所は浜松市の森林公園。まったく自由で、歌って踊ってお喋りして、子どもたちは走りまわった。いっぱい、いろいろな出会いが楽しめたよ。 こんな集い、毎月、できたらいいね。そのうち、やりましょう。親子で遊…

「13分間死んで戻ってきました」5月19日(日)14時〜17時(入室は13時半から) GoogleMeetで行う。下記をクリックすれば参加できる。参加ご自由。無料。どなたでも。https://meet.google.com/asj-herx-onx 突然の心肺停止13分間。蘇った長澤さんの感じた世界…

メモの効用 「忘れていいんだよ」と脳細胞に思わせること

気づいたり、ひらめいた時にさっとメモする。そこから、あとで思索が深まってゆくことがある。 さっとメモしてもいいし、iPhoneで音声入力してもいい。そうすれば「忘れない」ことになる。 ▽しかし、メモのもうひとつの大きな効用は、「忘れていいんだよ」と…

みんなで子どもを育てるのが、理想的なんだと思う

「きょうは幼稚園に行くよりあかりちゃんと遊びたい。」ということで、T君が遊びに来る。 昨日も、T君とTちゃん、三人で遊んでいた。T君は車で10分。この山里では至近距離だ。Tちゃんは一山越えて30分と、ちと遠い。 まちなかから一時間半かけても遊び…

焚き火を囲む集い

炎を見ているだけで、まったく静寂、平穏、頭は空っぽになる。そして友がいると、深い生き方の語らいが自然とできる。8年間、空き家状態にしていた家の改修に入りつつある。そのためには、まずは不要な書類や雑誌、カタログ類を燃やしていくこと。そして、…

「消滅集落」になった施設の活用

昨年「消滅集落」になったところがある。だが、寄り合いの設備だけは見事に残っている。きけば8,000万円もかけた建物という。 ▽そこを民泊、泊まり込みのワークショップの場にしようと、行政にプロポーザルしていた。先月、市民部長以下ずらりと並び、そこに…

ヒンドゥーと仏教の違い

ヴェーダンタ哲学(古代インドのヒンドゥーの奥義書)とブッダ教えは、インドの土壌において脈絡がある。インド人は、仏教やジャイナ教を、ヒンドゥーの大きな流れの一つ見ているところがある。 ▽インド人は、ブッダやマハーヴィラ(ジャイナの開祖)を、最…

8年間空き家にしていた持ち家の改修に入っている

8年間空き家にしていた持ち家の改修に入っている。なにしろ1,700坪もあるんだ!母屋と屋根を入れて、10部屋ある。モノも一杯。書類もいっぱい。ガラクタいっぱい。庭は荒れてジャングル。康ちゃんがせっせと木を伐採したり、片付けてくれている。おかげで妖…

いま「臨死体験」の本作りを始めている

いま「臨死体験」の本作りを始めている。いろいろな事例がほしいところ。 ▽ある企画(ユニバーサルデザイン)を思い立って突然、お願いしたSさんとのやりとり。 「ぼくも臨死体験あるよ」という。 心筋梗塞で倒れた。大きな川が現れた。そこにイワナの大群…

よもぎ茶はいいよ

ヨモギ茶を毎日飲んでいる。うちの庭はヨモギだらけ。 ▽香りのいいヨモギ茶ではないよ。真っ黒に煮込んであるので、「ヨモギコーヒー」という感じだ。おかげでコーヒーを飲まなくなった。 お茶代わりに一日中飲んでいる。効果はよくわからないが、血液の浄化…

「悩み苦しみ」の解決法の探求

生きていると、つねに「悩み苦しみ」がある。それは尽きることはない。尽きるとしたら、それは死ぬときかなあ。いや、死んでも次に持ち越しかもしれない。少し分析してみた。 〈悩み苦しみとは、どんな状態か〉①閉じている感じ------時間がない、体力がない…

消滅集落の施設の無償貸与案件

①消滅集落(昨年、住民がいなくなった)の施設の無償貸与案件にプロポーザルした。結果は不採択。これで連続3連敗。対向する団体があるわけではないので、このまま放置して廃屋になっていくに違いない。 建物は使わず、人が入らないとどんどんと荒廃してい…

郷土史家の木下恒雄さんを訪ねた

「90になったよ。もうこの年になったら、あれこれと自分から言うようなことはもうやめようと思っているんだ。それでもまだ、一冊、書いておかなくちゃいけない」郷土史家の木下恒雄さんを訪ねた。春野町で郷土の歴史のことを聞けるのはいまは、この方しかい…

いちりん楽座 「13分間死んで戻ってきました」5月3日(金・祝日)14時〜17時

いちりん楽座「13分間死んで戻ってきました」5月3日(金・祝日)14時〜17時(入室は13時半から) 突然の心肺停止13分間。蘇った長澤さんの感じた世界は、生死を超えた世界は、尽十方無碍光(じんじっぽうむげこう)であった。そこから帰還することで、わかる…

『法華経』ってなんだ? というテーマで「いちりん楽座」を開催

『法華経』ってなんだ? というテーマで「いちりん楽座」を開催した。若本大作さんが、これまでの伝統的な本門迹門という分け方ではなく、『法華経』の説法の対比構造に着目して分析整理した。伝統教学の枠組みを突破した自分なりの見方であり、こうした分類…

阿波踊り「天竜連」のデビュー

阿波踊り「天竜連」のデビュー。二俣の「きころ」で。もう、みんな踊るしかないでしょう。 https://www.facebook.com/ichirin123/posts/pfbid02zyGf64VqgHqCKzsmCxtbCeP1YpUsXwrDYdoYk5kgEJ2jWLs3PjHfanLyE2HDsYC8l

『法華経』の特徴は「自讃毀他」

『法華経』の特徴は「自讃毀他」(じさんきた:自分を褒め上げて、他を謗る)ところにある。 『法華経』③とくに、「信ずれば幸せになる。否定したら地獄だぞ」という脅し文句が随所に。その「独善排他」「勝劣」の心が、日蓮、そしてその末流(創価など顕著…

役所で会議が三本 立ち読み そして阿波踊り

「きょうは役所で会議が三本あるけど、行くか?」と言うと「行くー」という。「つまらないぞ、いいか」「うん、いいよ」。ということで、あかりを連れてまちなかに出かけた。 ①「きくらげ栽培」の企画提案 11時から農業振興課②「消滅集落の施設の活用」の企…

『法華経』には大きくは二種類。地上の『法華経』と天上の『法華経』

『法華経』には大きくは二種類ある。地上の『法華経』と天上の『法華経』。鳩摩羅什の訳した『法華経』をベースに整理していく。 ▽①経典としての『法華経』‥‥地上の『法華経』②経典の中に説かれた『法華経』‥‥天上の『法華経』 『法華経』という経典には、過…