過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

過疎と定住促進

過疎地の最末端から、福祉の最先端の流れを生み出していけるかも

一ヶ月前から、デイサービスの事業を始めた。施設の有効活用と地域のニーズをみていく。すると「宿泊」「保育」「寄り合い場」の3つが考えられる。 ---------------------- 「宿泊」。利用者さんから、宿泊(ショートステイ)できるかどうか、よく聞かれる。…

空き家案内と買い物代行など

利用者さんと歌をじゃんじゃんと歌っている時に、突然、訪ねてきた人がいた。 「春野に移住したい」と言う。 Iさんは、蕎麦屋の一休さんの紹介という。 --------------------- 定職はある。春野から〈まちなか〉まで通うことになるという。そして、大型バイ…

田舎暮らしの負の側面について

ものごとは、いいところとよくないところの両面がある。今回は、田舎暮らしの負の側面について書く。 この山里は自然が豊かだ。そう思って移住したのだが、数年して気がついた。決して豊かではない。 「森」だ。森はある。しかし、ほとんどが杉と檜の人工林…

田舎暮らしの移住者というのは、血縁つながりの集落に、なんのゆかりもない人がいきなりパラシュートで落下したようなもの

薪ストーブでコーヒーの生豆を焙煎していると、近所のIさん(80歳)がやってきて、立ち話となる。 「あんたはいいなあ。あれもこれもと、やることがたくさんあって」 ──正月から、やることが山ほどあって、まったくおわんないんですよ。 「おれなんか、きょ…

山里のオープンハウス「春野人めぐり」は17回目

山里のオープンハウス「春野人めぐり」は、12月7日と8日に行われた。 「山里の普通の暮らしの魅力、人の魅力の発信」であり、「移住者と地元そして、まちなかの人をつなぐ」という意義がある。 昨日だけ、「デイサービス みんなの家」として参加させてもらっ…

朝のつぶやき

①「子どもと教育」。子どもはみんな天才だ。それが、学校教育を受けると凡才になっていく。 みんなが一緒でなくちゃいけないという同調圧力のもとで。そして、偏差値教育に突き動かされる。 他人より優れているか劣っているか。そこで評価される。学びが、我…

山里にはまだこういう建物が

山里にはまだこういう建物が、いくつかある。リフォームしたら、すばらしい施設になりそう。かつての郵便局、いまは公民館に使われている。その隣の蔵のほうは、たぶん使われずに放置されたまま。

遠くからはるばる遊びに来てくれる

こんな山里にいても、遠くからはるばる遊びに来てくれる。きょうは二人。妻とあかりは、カタカムナの能力開発の方が来ていると言うので、そちらに遊びにいった。------------------一人は、長野県と接する北遠最北端、水窪(みさくぼ)に暮らして、町おこし…

月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也

昨日は春野の産業祭だった。人との出会いが楽しい。出会って語りかけると、いろいろ人生の断面がドラマであらわれる。 鍛冶屋の片桐さん(83歳)。浜松でも唯一の鍛冶職人。地金づくり、研ぎから販売まで、ひとりでこなす。「14歳のときから鍛冶を始めたので…

合併した市町は、「統一人格」が不在の集落となった

合併した市町は、「統一人格」が不在の集落となった。 どういう決まりを作り、どういう予算をどう配分し、というような自主的な主権はなくなった。「寄らば大樹の陰」を選んだのだから、当然だろう。---------------------併合された大きな市の下請けに甘ん…

森町と袋井市議に講演

たまにお坊さんの研修などのの講師を頼まれたりする。講演では、できるだけ成功例よりも「失敗例」、「うまくいきそうだったけど、だめだった」という話をするようにしている。そのほうが、聞く方も楽しめるし印象に残るから。「成功例」はじつはあんまり伝…

部屋は神殿のように浄化されている

「人を旅する」春野暮らしの案内③ 昼食は十割そばの「一休」さん。向かったのは、はるか山奥の竹細工作家のGENさん。部屋は神殿のように浄化されている。ものをひとつも置いてない。作業場にしても、シンプル。美しく整頓されている。道具の手入れも素晴らし…

「春野の暮らし」のすてきな人たちを訪ねる小旅行

明日は、「春野の暮らし」のすてきな人たちを訪ねる小旅行。 NPO法人「雲を耕す会」の主催。昨年に続いて、案内の役を引き受けた。 9時30分〜11時30分:郷土史家の木下恒雄さんによるお話「王子製紙と渋沢栄一、春野の町のできた背景」会場:デイサービス「…

子どもが遊べて親が交流できる図書館

図書館が好きで、よく通う。気になった本は、ほとんどネットでリクエストして、借りる。春野の図書館には家から車で7分。木質空間で、落ち着いていてありがたい。図書館の前の施設には、広いお風呂にサウナがある。あこれもありがたい。ところがだ。あかりを…

「生きがい特派員」の投稿

「生きがい特派員」(静岡県健康長寿財団)というのをやっている。仕事というかボランティアというか、縁があってというか。年に10〜20本くらい投稿するのが主な仕事、あとは会議に年3回、静岡まで。取材ネタ探しには困らないが、今回は、自分ネタで投稿した…

いろいろな移住相談を受ける

いろいろな移住相談を受ける。会ったことも見たこともない人からだ。 先日の方は、直感でエネルギーが分かる方だった。あるとき、「天竜川」というメッセージが突然下りてきて、それで、ぼくのホームページを見つけて電話してこられたのだ。 ---------------…

電話で移住相談をよく受ける

電話で移住相談をよく受ける。タイミングがいいと、いろいろおしゃべりとなる。いそがしいと、ぶっきらぼうだ。あかりが泣いてたりするしね。 あとは、電話で得た相手の感じ・エネルギーにもよる。相手は、逆に「この人って感じが悪いわぁ」と思っているかも…

なんとか講演会を無事、終えた

なんとか講演会を無事、終えたなんとか講演会を無事、終えた。「過疎化の現状と外国人の力と共生」というテーマ。森町と袋井市の議員さんと役人さん、200人が聞いてくださった。 一方的な話は、聞く方も疲れると思う。でも、いろいろ質疑していただいたので…

「過疎化の現状と外国人の力と共生」がテーマの講演会

きょうが講演会。隣町と隣の市の議員さんの研修の講師。役人さんも含めて聞いてくださるのは、200人という。で、いつものことで、あれれ着ていくちゃんとした服がない。靴も。パワポデータ、レジメもまだできてない。と、慌ている。 「過疎化の現状と外国人…

「需要度に従って仕事をする」それができない

「需要度に従って仕事をする」。これが、すべての基本。至極ごもっとも。しかし、それができない。わかっちゃいるけど、できない。 できない理由はたくさん。やる気が出ない。まだ時間がある。おもしろくない。暑い。あかりが騒いでる。……などといううちに、…

日本の行政は、ものすごくITが遅れている

きょう、ある自治体の役人さんとやり取りで感じたこと。日本の行政は、ものすごくITが遅れている。たぶん行政は、全国どこもそうかしれない。そして、中国や香港シンガポールにどんどんと遅れを取る。アメリカにはもとよりだ。 セキュリティ、個人情報の漏…

御前崎市のごみ焼却炉問題と地方へのバラマキと

御前崎市のごみ焼却炉問題について、三重県伊賀市に暮らす森田由一さんがコメントを書かれていた紹介したい(本人了解済み)。--------------------------------(前段は略しました)これらの環境問題よりも深刻なのが、住民自治や人間関係の破壊です。 住民…

さて、「れいわ新選組」はどうか

東京暮らし40年。役所との関わりは、問題意識、身体感覚的に関わりはほとんどなかった。サラリーマン暮らしが長かったし、役所には住民票をもらいに行くとか、確定申告だとか、その程度のかかわりしかなかった。政治には無関心。 田舎に移住してみると、過疎…

Mindマップ→目次→文を埋めてい

4年分の事業報告書なので、手間取っている。今回は、Mindmasterというアプリでマインドマップを作ってはじめた。それをもとに、妻とあれこれと論議。「これは、ここに入る」「ここには、これを加えて」と整理されていく。こうして、概念がまとまったところ…

築91年の木造校舎

築91年の木造校舎。入り口の二宮金次郎の像もすごい。元の石神小学校。少子化で廃校が相次ぐ。廃校になると、次々と壊されてしまうのだが、こうして民間にまかせて活用している貴重な事例である。 校舎内では、地元のヒノキ材を使って、子どもたちの机と椅子…

「日本民芸館に置いたらさぞや」

それこそ「日本民芸館に置いたらさぞや」、柳宗悦がみたら、おお!というような骨董品があった。それを一つ一つ、拝見させてもらいながら、いろいろな語らいを楽しんだ。 きのうの阿多古のアーティストめぐり。骨董屋の三の市も訪ねた。ここのおかみとは、い…

ひとつの冷厳な事実として、「わがごと」として

95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要。 そのように試算した金融庁金融審議会の報告書(金融審議会市場ワーキング・グループ「高齢社会における資産形成・管理」報告書案)。 年金がない人は、さらにとんでもない額が必要になるわけで、おそろしい。…

縁があれば採択されて、事業は進む。採択されなくても、自力のネットワークで。

「企画はどんぴしゃで、求められているものなんです。でも、事業の継続性が気になります。いかがですか」。「継続するには、コーディネイトする人が必要になると思いますが、そのあたりはいかかですか。池谷さんひとりでがんばるのですか」……と問われた。「…

天国に近い「南の島であの世へ旅立とう」という、新しい「看取りビジネス」

天国に近い「南の島であの世へ旅立とう」という、新しい「看取りビジネス」……なるほど。 引用箇所は、この本の趣旨とはちがうところにあるけれど。ちょっと面白いので、一部を紹介。 上野千鶴子著「情報生産者になる」(ちくま新書)から。読みやすいように…

いわば「失敗事例」から学ぶというところで、講演させてもらう

集落が自分たちの所有物と思っていたが、実はそうではなかった。建物を他人に貸そうという時点で、そもそも不可能なことであった。借りるほうは、集落の所有と思っていた。そこで正式に契約した。 機材もすべて入れ替えた。保健所の許可も下りた。レトルトパ…