過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

過疎と定住促進

熊が暮らせる森にしていく

なにげに昔のメモを見ていたら「日本くま森協会」の森山さんの講演を聞いたときのメモを見つけた。12年前のことだ。以下、メモから。 -------------------- 動物はものを貯めない。人は貯める。なぜか、それはお金があるから。 お金がなかったとしたてら、も…

日本の原風景を蘇らせたい。ここをビオトープにしたい。

「春の小川はさらさらゆくよ」。日本の原風景を蘇らせたい。ここをビオトープにしたい。地元のOさんから提案があった。 広さは1,000平米。20年以上の耕作放棄地。地主からの許可ももらっている。そばには沢からの清流を引き込んだ農業用水がある。 --------…

97歳で現役

なんと、97歳で現役。店を開いて70年余という。仕入れから販売、すべて一人でやっている。あかりを保育ママのところに迎えに行った帰りに寄ったのだった。 油揚げとパンを購入した。レジに打ち込み、お釣りもさっと出てきた。ちょっと耳は遠いようだが、お話…

空き家の活用の道

利用者さんの迎えに行く時、近くの山里を経由すると、空き家ばかりが目につく。空き家は、まったくの負の遺産だ。寂れと衰退と終焉の感じが漂う。 ----------------- このコロナウィルス時代は、収束まで、一年も二年も続くという予測もある。いつ収束するの…

山里でも、いま起きている世界を知る手がかり、足がかり

こんな山里にあっても、いま起きている世界を知る手がかり、足がかりはある。ということで、事実の記録として発信。 ①「テレワークが起きている」。 利用者さんを家まで送ると、都会に暮らしているはずの息子が出てきた。「あれれ、どうしているの?」「会社…

過疎地の最末端から、福祉の最先端の流れを生み出していけるかも

一ヶ月前から、デイサービスの事業を始めた。施設の有効活用と地域のニーズをみていく。すると「宿泊」「保育」「寄り合い場」の3つが考えられる。 ---------------------- 「宿泊」。利用者さんから、宿泊(ショートステイ)できるかどうか、よく聞かれる。…

空き家案内と買い物代行など

利用者さんと歌をじゃんじゃんと歌っている時に、突然、訪ねてきた人がいた。 「春野に移住したい」と言う。 Iさんは、蕎麦屋の一休さんの紹介という。 --------------------- 定職はある。春野から〈まちなか〉まで通うことになるという。そして、大型バイ…

田舎暮らしの負の側面について

ものごとは、いいところとよくないところの両面がある。今回は、田舎暮らしの負の側面について書く。 この山里は自然が豊かだ。そう思って移住したのだが、数年して気がついた。決して豊かではない。 「森」だ。森はある。しかし、ほとんどが杉と檜の人工林…

田舎暮らしの移住者というのは、血縁つながりの集落に、なんのゆかりもない人がいきなりパラシュートで落下したようなもの

薪ストーブでコーヒーの生豆を焙煎していると、近所のIさん(80歳)がやってきて、立ち話となる。 「あんたはいいなあ。あれもこれもと、やることがたくさんあって」 ──正月から、やることが山ほどあって、まったくおわんないんですよ。 「おれなんか、きょ…

山里のオープンハウス「春野人めぐり」は17回目

山里のオープンハウス「春野人めぐり」は、12月7日と8日に行われた。 「山里の普通の暮らしの魅力、人の魅力の発信」であり、「移住者と地元そして、まちなかの人をつなぐ」という意義がある。 昨日だけ、「デイサービス みんなの家」として参加させてもらっ…

朝のつぶやき

①「子どもと教育」。子どもはみんな天才だ。それが、学校教育を受けると凡才になっていく。 みんなが一緒でなくちゃいけないという同調圧力のもとで。そして、偏差値教育に突き動かされる。 他人より優れているか劣っているか。そこで評価される。学びが、我…

山里にはまだこういう建物が

山里にはまだこういう建物が、いくつかある。リフォームしたら、すばらしい施設になりそう。かつての郵便局、いまは公民館に使われている。その隣の蔵のほうは、たぶん使われずに放置されたまま。

遠くからはるばる遊びに来てくれる

こんな山里にいても、遠くからはるばる遊びに来てくれる。きょうは二人。妻とあかりは、カタカムナの能力開発の方が来ていると言うので、そちらに遊びにいった。------------------一人は、長野県と接する北遠最北端、水窪(みさくぼ)に暮らして、町おこし…

月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也

昨日は春野の産業祭だった。人との出会いが楽しい。出会って語りかけると、いろいろ人生の断面がドラマであらわれる。 鍛冶屋の片桐さん(83歳)。浜松でも唯一の鍛冶職人。地金づくり、研ぎから販売まで、ひとりでこなす。「14歳のときから鍛冶を始めたので…

合併した市町は、「統一人格」が不在の集落となった

合併した市町は、「統一人格」が不在の集落となった。 どういう決まりを作り、どういう予算をどう配分し、というような自主的な主権はなくなった。「寄らば大樹の陰」を選んだのだから、当然だろう。---------------------併合された大きな市の下請けに甘ん…

森町と袋井市議に講演

たまにお坊さんの研修などのの講師を頼まれたりする。講演では、できるだけ成功例よりも「失敗例」、「うまくいきそうだったけど、だめだった」という話をするようにしている。そのほうが、聞く方も楽しめるし印象に残るから。「成功例」はじつはあんまり伝…

部屋は神殿のように浄化されている

「人を旅する」春野暮らしの案内③ 昼食は十割そばの「一休」さん。向かったのは、はるか山奥の竹細工作家のGENさん。部屋は神殿のように浄化されている。ものをひとつも置いてない。作業場にしても、シンプル。美しく整頓されている。道具の手入れも素晴らし…

「春野の暮らし」のすてきな人たちを訪ねる小旅行

明日は、「春野の暮らし」のすてきな人たちを訪ねる小旅行。 NPO法人「雲を耕す会」の主催。昨年に続いて、案内の役を引き受けた。 9時30分〜11時30分:郷土史家の木下恒雄さんによるお話「王子製紙と渋沢栄一、春野の町のできた背景」会場:デイサービス「…

子どもが遊べて親が交流できる図書館

図書館が好きで、よく通う。気になった本は、ほとんどネットでリクエストして、借りる。春野の図書館には家から車で7分。木質空間で、落ち着いていてありがたい。図書館の前の施設には、広いお風呂にサウナがある。あこれもありがたい。ところがだ。あかりを…

「生きがい特派員」の投稿

「生きがい特派員」(静岡県健康長寿財団)というのをやっている。仕事というかボランティアというか、縁があってというか。年に10〜20本くらい投稿するのが主な仕事、あとは会議に年3回、静岡まで。取材ネタ探しには困らないが、今回は、自分ネタで投稿した…

いろいろな移住相談を受ける

いろいろな移住相談を受ける。会ったことも見たこともない人からだ。 先日の方は、直感でエネルギーが分かる方だった。あるとき、「天竜川」というメッセージが突然下りてきて、それで、ぼくのホームページを見つけて電話してこられたのだ。 ---------------…

電話で移住相談をよく受ける

電話で移住相談をよく受ける。タイミングがいいと、いろいろおしゃべりとなる。いそがしいと、ぶっきらぼうだ。あかりが泣いてたりするしね。 あとは、電話で得た相手の感じ・エネルギーにもよる。相手は、逆に「この人って感じが悪いわぁ」と思っているかも…

なんとか講演会を無事、終えた

なんとか講演会を無事、終えたなんとか講演会を無事、終えた。「過疎化の現状と外国人の力と共生」というテーマ。森町と袋井市の議員さんと役人さん、200人が聞いてくださった。 一方的な話は、聞く方も疲れると思う。でも、いろいろ質疑していただいたので…

「過疎化の現状と外国人の力と共生」がテーマの講演会

きょうが講演会。隣町と隣の市の議員さんの研修の講師。役人さんも含めて聞いてくださるのは、200人という。で、いつものことで、あれれ着ていくちゃんとした服がない。靴も。パワポデータ、レジメもまだできてない。と、慌ている。 「過疎化の現状と外国人…

「需要度に従って仕事をする」それができない

「需要度に従って仕事をする」。これが、すべての基本。至極ごもっとも。しかし、それができない。わかっちゃいるけど、できない。 できない理由はたくさん。やる気が出ない。まだ時間がある。おもしろくない。暑い。あかりが騒いでる。……などといううちに、…

日本の行政は、ものすごくITが遅れている

きょう、ある自治体の役人さんとやり取りで感じたこと。日本の行政は、ものすごくITが遅れている。たぶん行政は、全国どこもそうかしれない。そして、中国や香港シンガポールにどんどんと遅れを取る。アメリカにはもとよりだ。 セキュリティ、個人情報の漏…

御前崎市のごみ焼却炉問題と地方へのバラマキと

御前崎市のごみ焼却炉問題について、三重県伊賀市に暮らす森田由一さんがコメントを書かれていた紹介したい(本人了解済み)。--------------------------------(前段は略しました)これらの環境問題よりも深刻なのが、住民自治や人間関係の破壊です。 住民…

さて、「れいわ新選組」はどうか

東京暮らし40年。役所との関わりは、問題意識、身体感覚的に関わりはほとんどなかった。サラリーマン暮らしが長かったし、役所には住民票をもらいに行くとか、確定申告だとか、その程度のかかわりしかなかった。政治には無関心。 田舎に移住してみると、過疎…

Mindマップ→目次→文を埋めてい

4年分の事業報告書なので、手間取っている。今回は、Mindmasterというアプリでマインドマップを作ってはじめた。それをもとに、妻とあれこれと論議。「これは、ここに入る」「ここには、これを加えて」と整理されていく。こうして、概念がまとまったところ…

築91年の木造校舎

築91年の木造校舎。入り口の二宮金次郎の像もすごい。元の石神小学校。少子化で廃校が相次ぐ。廃校になると、次々と壊されてしまうのだが、こうして民間にまかせて活用している貴重な事例である。 校舎内では、地元のヒノキ材を使って、子どもたちの机と椅子…