過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

NHKに企画提案して番組を作る会社の方とやりとり

「すごい90代」(すばる舎)の本を出したが、初版から増刷されないので、期待したほどは売れていない。

だが、宝島とか読売新聞とかNHKが取材してくれた。婦人公論も。まあ、縁によって次に何かつながっていくかもしれない。

いずれにしても、ふたたび執筆と編集、本作りの道を歩み出すつもり。介護事業は撤退したからね。ともあれ、先のことはわからない。
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昨日は、NHKに企画提案して番組を作る会社の方とやりとり。過疎地問題を取りあげたいという。まだ企画段階で、そのための雑談だ。小一時間のところ、三時間余のやりとりとなった。

出かけなくてもZOOMでおしゃべりできるのが、なんとも気楽でいい。妻はいなかったが、取材中にあかりの担任の先生が来てくれて1時間も教えてくれた。ありがたい。
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過疎地に暮らして12年だから、リアルな事例は数々ある。

平成の大合併で呑み込まれた村や町、その後の問題。問題点いっぱいあるぞ。

②少子高齢の現状。学校に行かない児童が20万人。しかし、伊那小とかフリースクールで、おもしろい学校ができている。

③山里の子育てネットワークづくり。定住促進のためには、若い家族に来てもらう。仕事の問題もあるが、子育て支援がとても大切。子どもを預けたり、預けられたりの信頼できるママ友、家族同士のネットワークをどうやって作るか。自分たちで作っていくしかない。

シャッター商店街の活性化に動いている若者たち。いるんだね。そして実績を上げている。すごいよ。

限界集落、消滅集落に移住して、自分たちのネットワークを作ろうとしている若者たち。

⑥時給が倍以上の海外で働きに行く若者たち。若かったら海外で働くよね。

⑦自分のサラリーマン生活とフリーに至る道。インドの旅から出版事業の道。田舎暮らしから介護施設の経営、そして子育ての暮らし。いろいろあったけど、先もわからないけど、なんとかなっている。

そんなことも話した。まあこうして、なにか企画していく時に役に立てればということで。
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ところで、こないだのNHKの取材の内容は、地方によっては今日から放映になるらしい。自分は見たいとは思わないけど。薪割りしてて時間忘れて、作業衣姿だった。背景もごちゃごちゃ。