過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

田んぼのおもしろさは、いろいろある

田んぼのおもしろさは、いろいろある。主食を自分の手でつくること。無農薬・無化学肥料、安心・安全な米つくりが大きな魅力。雨あり、日照りあり、台風あり。ときに過酷な自然に逆らわず、自然の力を感じながらの仕事の学び。季節の移り変わりの美しさ。青…

事業提案の企画書作り

年末年始は、事業提案の企画書作り。いま仕かかり中なのは、次の4本。「納得のいく〈看とり〉と〈おくり〉」(浜松市の文化事業)「神と仏のオープンカレッジ」(浜松市の文化事業)、「耕作放棄地をよみがえらせて、山里とまちなかをむすぶ」(財団法人 ま…

やっと黒豆の脱穀が完了

やっと黒豆の脱穀が完了。足踏み脱穀機で、バリバリと鞘と枝を跳ね飛ばす。ぶーーんと唐箕(とうみ)で強風を送って、鞘を吹き飛ばす。何度も繰り返す。ことしは黄色、緑、黒の大豆はぜんぶで10キロ弱。草取りも土寄せもあんまりしなかった。枝豆はおいしか…

しっかりと歩けるようになってきた

しっかりと歩けるようになってきた。ちょっと危ない道、小高い丘にも登らせる。もちろんよく転ぶ。子どもは体が柔らかいので、痛いだろうけど、すぐに立ち上がる。あかり一歳と5か月。

細く長く仕事がつながっていくといいな

この一年、農業に時間と労力を取られすぎた。この世界は、ほどほどにしないと、手間ばかりかかって暮らしが成り立たない。こりゃあいかん。本業のほうにシフトしようときめた。そうすると、すこしずつ動き出してきた。まず、8年以上も前に作らせてもらった…

仕事で効率が悪いことの要因は、同じことを二度繰り返してしまうこと

仕事で効率が悪いことの要因は、同じことを二度繰り返してしまうことだ。いちど手を付けているのに、完了していないまま放置。時間がたってから、また手を付ける。「えーと、これはどういうことだったかなあ……」と、そのときのリアリティとモチベーションま…

いまアイガモは17羽

いまアイガモは17羽。近いうちにもらわれていくのは、農家民宿に6羽。事務所のそばで飼うのは、あきらめた。小さなプールじゃ、かわいそうだし、池をつくるのはたいへんだ。ちかくのデイサービスにも依頼してみたが、生き物を飼うのはねぇ……といい返事じゃ…

ひさしぶりにドラム缶風呂

ひさしぶりにドラム缶風呂を沸かしてみた。いいねぇ、やっぱり。まず、焚き火がいい。炎をながめていてると、まったく飽きない。昨夜は、2時間あまりも炎をみていた。炎をみていると、やがて想念も静かになって自然と瞑想状態が起きる。炎の瞑想だ。フツー…

来年は、黒大豆をたくさんつくってみよう

藁を切る。押切機でザクッザクッ。田んぼに撒く。堆肥にするのだ。トラクターで田んぼの荒起しをする。トラクターのツメに藁が巻き込まれて、なかなか手間がかかる。黒大豆の脱穀をするつもりだったが、まだ湿気ている。東屋の下で干すのはやめて、天日干し…

きょうから冬水(ふゆみず)田んぼのスタート

きょうから冬水(ふゆみず)田んぼのスタート。川から水を引いた。明日には、田んぼには水がたたえられている。冬水田んぼのねらいは、いろいろある。たくさんの微生物が発生する。イトミミズが発生して、土を分解して養分をつくってくれる。冬鳥がやってき…

「イロハ順」を使用している年金事務所

全国の年金事務所のうち「アイウエオ順」を使用しているところが114カ所、「イロハ順」を使用しているところが198カ所なんだって。そちらが大勢か……。びっくり。効率よくすると、仕事がなくなってしまうのが困るのか。みんなこれおかしいよね、効率悪いよね…

瞑想や坐禅は「する」ものじゃなくて、「起こる」もの

勢いよく炎が燃え盛る。ごお〜っと音を立て、スパイラルにうねって、生きもののようにエネルギッシュだ。みていて飽きることはない。雑念も浮かんでこない。炎をみていると、自然と瞑想が「起きる」のだ。そう、瞑想や坐禅は「する」ものじゃなくて、「起こ…

死と再生を願う祭

いまの時期が、一年で昼間の時間が一番短い。夏至の日と比べると、昼の長さが5時間もちがう。太陽のエネルギーがいちばん低い。まさに、陰が極まっているところ。そのときにクリスマスがある。その起源は、エネルギーの最低のときにこそ、あらたな復活、再生…

蓄積された貴重な資源となりうる

間伐されず、伐採されず、密集したスギ・ヒノキの森ばかりの山里。鬱蒼として昆虫や動物も暮らせない。ひしめきあったスギ・ヒノキたちも生き苦しそうだ。成長して背丈を延ばし、次第に暮らしの場に日もあたらくなっていく。樹を伐れば赤字で、人件費が出な…

この山里に光回線はきていない

この山里に光回線はきていない。うちはADSLだ。それでも中継基地から近いので、さほどの不便は感じない。しかし、山の奥のほうに暮らすと、かなり絶望的。山奥の人とスカイプで話をしていても、ブツブツ切れそうになる。山里への若者の「定住促進」とい…

いいネイミングが思い浮かばない

「まちなか神仏大学」の企画書を作っているところだけど、いいネイミングが思い浮かばない。やはり「大学」では重たいような。では、「神仏アカデミー」は。「神仏シューレ」。ピンとこない。「神仏・まちなかキャンパス」いまひとつ。やはり「神仏カフェ」…

今日は大豆の脱穀

今日は大豆の脱穀。仲間4名が集まる。20日間くらい干しているが、なんだかまた湿っている。カラカラじゃあない。大した量じゃないので、足踏み脱穀機と唐箕で脱穀する。うちの納屋から軽トラに運んで、畑まではこぶ。ところがだ、ロープをきちんとしなかっ…

いつもイベントは3期に分けている

「神社・寺カフェ」のイベントをすすめている。いつもイベントは3期に分けている。第一期は、参加寺院を募り、プロフィールを聞き出し、イベント内容をひとつひとつ詰めて、パンフレットに集約させる。ラフデザイン。ここがいちばんたいへん。いわば営業。…

「白い巨塔」を読み始めた

山崎豊子の「白い巨塔」を読み始めた。まだ1巻(全5巻)。なんども映画やドラマになったので、内容は知っているので読まずにきた。しかし、あたりまえだけど、本のほうは、圧倒的に情報量が多い。やはり原作を読まねば。松本清張も司馬遼もそうだけど。山…

文庫本を読んでみたら、あれれ

インタビューして書かせてもらった本が、30冊くらいある。著者からの依頼、こちらから出版社への企画持ち込み、出版社からの依頼など、さまざまな経路がある。その都度、印税を半々にしたり、6:4にしたり、7:3にしたり、さまざま。売れれば収入になり…

アイガモの活用を考えている

アイガモの活用を考えている。解体して食べるのは、いつでもできる。なんとか生かしておけないものか、と。ただペットとして飼うだけでは、エサ代がたいへん。獣対策の電気柵などの設備もかかる。ニワトリのように卵を産んでくれるわけじゃあない。アイガモ…

その後のアイガモたちの行方

アイガモくんたちは、ぼくの軽トラの音を聞くと、遠くからよちよち歩きでやってくる。エサをくれるかと思ってのことだ。可愛いものだが、いま22羽になった。 石川さんの紹介で、となり町の薬局の方がこられた。すでにアイガモを飼っていて、解体処分されるの…

納得のいく「看とり」と「おくり」を考えよう

2本目の企画書。考案中。こちらも浜松市の文化事業にと提案するつもり。たたき台。〈テーマ〉納得のいく「看とり」と「おくり」を考えよう〈事業の目的〉こんなにたいせつなことなのに、病院まかせで、納得のいく「看とり」がむつかしい。亡くなった瞬間から…

まちなか神仏大学の提案

今日は企画書づくり。2本。浜松市の文化事業として、採択されることが目標。予算もだしてもらう。たたき台。具体的な施策や予算は、長いので省略。〈タイトル〉まちなか神仏大学──日本のこころの土壌となった神道や仏教を学ぼう。〈事業の目的〉日本のここ…

森がないのが残念すぎる

山里暮らしの魅力は、その自然の豊かさにある。空気が澄んでいる、星空がきれい、清流がながれている。森がある、里山がある。しかし、山里に6年暮らしてみて、いつもため息が出ることがある。ああ、ざんねん。くやしい、と。このあたりの山里には、致命的…

交通事故の処理

こないだ、信号待ちのところで、止まっていた時、ブレーキを踏む足がちょっとはずれて、のろのろと目の前にバイクにぶつかった。メモを取り出して、見たのが不注意だった。バイクはナンバープレートが曲がった程度だったが、事故処理にしてほしいと言われて…

山里で暮らすには現金収入が必要なのだが

竹細工の梅沢さんと若林くんが来訪。梅澤さんは10代で崖から落ちる怪我で片足を失い、以来、ひとりで竹細工を修得して、なりわいにしてきた。完全有機農法でお茶も栽培している。茶工場ももっている。84歳になる。この方には、いつも学ばされる。人柄がすば…

いまここに気づいていく方向、そして愛していくという方向が

マインドフルネスは、「いまここ」にいること。つぎつぎと頭のなかに生まれてくる「考え」に動かされることなく、それをただ観察していく。「感情」も観察していく。痛い、冷たい、熱い、快適なもの苦痛なものでも。「身体の動き」も観察していく。観察ある…

マインドフルネスについて

アップルを創始したスティーブ・ジョブズが実践していた。グーグルは社員に実践の機会を提供している。アドビもFacebookも、そうだ。というわけで、一流最先端の企業、世界の頭脳のトップクラスが実践しているらしい。しかもだ。やり続けていくと、免疫系の…

風邪の効用というのがあって

風邪で数日、へたっていた。ぼくが風邪ひくのはめずらしい。幼稚園から高校まで、風邪で寝込んだのは、たった一日しかないほどだ。妻はぼくの10倍は風邪をひいている。しかし、風邪の効用というのがあって、適当に邪気をはらってくれるという説もある。薬で…