ひさしぶりにドラム缶風呂を沸かしてみた。いいねぇ、やっぱり。まず、焚き火がいい。炎をながめていてると、まったく飽きない。昨夜は、2時間あまりも炎をみていた。
炎をみていると、やがて想念も静かになって自然と瞑想状態が起きる。炎の瞑想だ。フツー2時間も瞑想なんて、たいへんなこと。眠ってしまいそう。ところが炎を眺めていると、すぐに1時間や2時間がたつ。そうして、こんな冬の戸外なのに、薪の遠赤効果でまことに温かい。
そうして風呂そのものが実に快適。ガスで沸かした風呂とちがって、芯からの温まり方が違う。風呂から出た後も、じんわりと温かい。まさに、温泉に入っているようなもの。
ただ、問題はいくつかある。焚き口に坐っていると、煙を吸ってしまうこと。タールやらススやら、クレオソートやら、からだによくないものを取り入れてしまう。また、どうしても家の中に煙が入るようで、妻からは臭い臭いと文句を言われるのだ。
ロケットストーブを利用して、風呂を沸かすとか。煙突を立てて。熱が逃げないようにして煙だけをうまく逃がすとか、これから工夫を重ねていく。