過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ブッダ

スマナサーラ長老との出会い③ 大洋村時代

スマナサーラ長老との出会い③ スマナサーラ長老は国費留学でスリランカから駒沢大学に留学。研究するのは道元禅師だ。道元というと、日本の仏教者の中でこれほど難解かつ深遠な哲学はないと思う。 しかも、難しい日本語と漢字で学ぶというのだから、それはた…

スマナサーラ長老との出会い①

スマナサーラ長老との出会い① 「すごいお坊さんがいるんです。いまその方から学んでいます。スリランカから来ているお坊さん。池谷さんに、ぜひその長老を紹介したい」と言う。竹田倫子(後の上座仏教修道会主宰)さんからであった。──スリランカ? 小乗仏教…

スマナサーラ長老との出会い②「仏法学舎」に長老が訪れるところから始まる

スマナサーラ長老との出会い② スマナサーラ長老をはじめて知ったのは、テープの音声からだった。当時、私は「仏法学舎」という集いに出て、大乗仏教を広く学んでいた。 導師は、金田道迹(かねだどうしゃく)という方で、浅草で仏壇屋を営んでいて、自ら出家…

ヒンドゥーと仏教の違い

ヴェーダンタ哲学(古代インドのヒンドゥーの奥義書)とブッダ教えは、インドの土壌において脈絡がある。インド人は、仏教やジャイナ教を、ヒンドゥーの大きな流れの一つ見ているところがある。 ▽インド人は、ブッダやマハーヴィラ(ジャイナの開祖)を、最…

『法華経』ってなんだ? というテーマで「いちりん楽座」を開催

『法華経』ってなんだ? というテーマで「いちりん楽座」を開催した。若本大作さんが、これまでの伝統的な本門迹門という分け方ではなく、『法華経』の説法の対比構造に着目して分析整理した。伝統教学の枠組みを突破した自分なりの見方であり、こうした分類…

『法華経』の特徴は「自讃毀他」

『法華経』の特徴は「自讃毀他」(じさんきた:自分を褒め上げて、他を謗る)ところにある。 『法華経』③とくに、「信ずれば幸せになる。否定したら地獄だぞ」という脅し文句が随所に。その「独善排他」「勝劣」の心が、日蓮、そしてその末流(創価など顕著…

『法華経』には大きくは二種類。地上の『法華経』と天上の『法華経』

『法華経』には大きくは二種類ある。地上の『法華経』と天上の『法華経』。鳩摩羅什の訳した『法華経』をベースに整理していく。 ▽①経典としての『法華経』‥‥地上の『法華経』②経典の中に説かれた『法華経』‥‥天上の『法華経』 『法華経』という経典には、過…

『法華経』は、たくさんある

『法華経』の整理を始めてみた。いろいろあるが、少しずつまとめていく。『法華経』は、たくさんあるのだ。①サンスクリット語の原典「サッダルマ・プンカダリーカ・スートラ」 सद्धर्मपुण्डरीक सूत्रSaddharma-puṇḍarīka-sūtra 「正しい・法・白蓮・経」「白…

ブッダのたとえは、なかなかすばらしい

数多(あまた)ある経典の中でも、『ダンマパダ』は最古層のたぐいである。他に、『スッタニパータ』もそうだ。 そこにはみられるブッダのたとえは、なかなかすばらしい。たとえをとおして、なるほどそういうことかという感じがつかめる。ダンマパダから、た…

ふいに訪ねた磐田市の医王寺

「そういえば」と通りかかったお寺。ふいに訪ねた。磐田市の医王寺。───参拝させてもらっていいですか?「ああ、どうぞどうぞ」。 気持ちよく迎えてくれた。そして、仏前でしばし瞑想させてもらう。とってもいい時間を頂いた。なかなかこうやって、落ち着い…

『スマナサーラ長老が道元禅師を語る』(佼成出版社)の見本が届いた

『スマナサーラ長老が道元禅師を語る』(佼成出版社)の見本が届いた。 ようやく本の形になった。佼成出版社の編集の大室さんとは20年ぶりの仕事。 売れると嬉しいけれど、まあ縁があればの世界。それにしても、編集者のきれいな字、丁寧な手紙よ。 次は、死…

ブッダは釈尊だけではない。決して一人の人物を意味していなかった

「ブッダは釈尊だけではない。決して一人の人物を意味していなかった。」 これは、仏教学の大御所、中村元先生の論文である(「釈尊を拒む仏教」)。まさに「目から鱗」であった。かいつまんで、要約してみた。 ①仏教とは「ブッダとなるための教え」「ブッダ…

「私はこのように聞いた」(如是我聞)

経典は、「私はこのように聞いた」(如是我聞)ということばから始まる。 「私」とは、釈迦に常にともなっていた阿難(アーナンダ)である。経典は、阿難が釈迦の教えを聞いたことをもとに、つくられたということになっている。 釈迦が滅したあとに、その教…

カルマ(業 ごう)は必ず返ってくる

カルマ(業 ごう)は必ず返ってくる。インドでは、それを〝カラム・カルマ〟という。ヴェーダ哲学の根底にある思想だ。 仏教では、カルマ(業)は、身口意の三業(さんごう)という。ヒンドゥーでは、身と言葉のみ。心は入らない。しかし、言葉と身体は、か…

『スマナサーラ長老が道元禅師を読む』(佼成出版社) 4月16日に見本が出来あがる

『スマナサーラ長老が道元禅師を読む』(佼成出版社)いよいよ4月16日に見本が出来あがるとのこと。テーラワーダ仏教協会の機関誌「パティパダー」の編集後記。曹洞宗が推薦してくれるといいんだけど(笑 さて、どうなりますか。

永遠不滅の実体(仏性、法身、阿頼耶識)を立てる。パーリ仏典と矛盾する。どうしてか。

ブッダの教えは、徹底して「苦・無常・無我」である。そして、四諦・八正道。因縁生起であり、不滅の実体は認めない。パーリ語の経典を読めば、それぞれテキスト的には矛盾と逸脱はないことがわかる。 しかし、大乗仏教になると、「常楽我浄」と大転換してい…

ブッダと若者との出会い

「ブッダと若者との出会い」 本当の真実を求める人にとって、ある思想がどこから生まれたかは問題にならない。思想の起源や発展は、学者が問題にすることである。 実際のところ、真実を理解するのに、それがブッダに由来するものなのか、誰か別人に由来する…

たくさんのブッダのなかから、釈迦(ゴータマ・シッダールタ)だけをシンボルとして顕彰した。いわば、「釈迦教」と

インド人のスワルナーリ女史とのやりとり② ───ブッダについてお尋ねします。仏教というと、「ブッダの教え」であり、「ブッダになるための教え」です。しかし、ブッダとは、釈迦(ゴータマ・シッダールタ)だけとされてきました。これについてはどうですか?…

吉田真誉さん(長楽寺の尼さん)の仏画展

鴨江寺に、吉田真誉さん(よしだしんよ:長楽寺の尼さん)の仏画展を見に行ってきたよ。 真誉さんとは軽快な弾む語り合いがいつも楽しい。 庭師の朝倉さんとの語り合いも楽し。また、気賀の長楽寺にいかねば。 あかりは、いつもスケッチブックをもっているの…

「生存力」と「生存欲」

外風呂を沸かすときに、長い板はノコギリで切ることあるが、得意なのは「ハーッ!」と叫んで踏みつけて割ることだ。バキッと割れるのは気持ちがいい。ただ、とききに板が跳ね返って膝頭に当たることがある。さきほどは、それで思い切り当たって「いたたたた‥…

カミとホトケ そして天皇霊 

天皇はほんらいは日本国の「大神主」という意味あいがあると思う。肉体は人間であるが、いわば「天皇霊」ともいうべきのを代々の受け継いている器と考えられる。それが行われる儀式が大嘗祭(だいじょうさい)である。 靖国神社は、天皇のために亡くなった人…

村上老師が僧侶になることについて語った録音や記録

朝一で、フランスの僧侶からの次のような質問を受けた。 池谷さんへ、質問があります。村上老師が僧侶になることについて語った録音や記録はありますか?村上老師が僧侶になるために必要なことを教えています。特に、禅僧は組織の一員ではなく、森の中の虎の…

瞑想とは思考がフェードアウトしていくこと

瞑想とは思考がフェードアウトしていくこと。漢字だと、瞑(めをつむる)よりも冥(消えていく)ほうがいいかもしれない。 思考そのものは、絶えず忙しく動き回る。エネルギーを浪費している。なので、思考を静かにさせる。ほんとうの自分の立ち戻る。それが…

「死後の世界」についての本の企画中

「死後の世界」についての本の企画中。タイトル的には、「死に方を学ぶ」「いかに死んでゆくか」「Peace in Die」とか。 コンテンツとしては、これを初期仏教からみて、どうとらえるかと。 ざっくり考えてみた。①死後の世界はあるのか、ないのか。②あるとし…

いちりん楽座「題目パワーの現代的探究」2/24

いちりん楽座「題目パワーの現代的探究」──南無妙法蓮華経とはなにか。科学的に探求する──2月24日(土)19時〜21時 16時半から入室可(雑談から)参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。GoogleMeetで行う。Googleのアカウントがあればワ…

①本尊☓②真言☓③信仰☓④熟練度☓切迫度・必死さ=⑤結果 という公式

①本尊☓②真言☓③信仰☓④熟練度☓切迫度・必死さ=⑤結果という公式を考えてみた。 ▽親鸞の主著は『教行信証』だが、信仰と実践と結果という点から見ると『教信行証』となるか。教信行証とは、教えがあって信仰があって実践して結果が出る。 日蓮的に言うと、こうな…

村上老師と歌舞伎に

「ああそうだ、池谷さん。券をもらったので、歌舞伎にいかんかね」と老師からお誘いを受けた。歌舞伎は高価なので、ぼくはいつも劇場の最上階、一番後ろにある「幕見席」だ。役者の顔などはっきりと見えない。老師と行ったときには、舞台からわりと近い席で…

本日、いちりん楽座。 テーマは「歎異抄を読む」

本日、いちりん楽座。テーマは「歎異抄を読む」世間は休みだし、本日も「いちりん楽座」開催する。 1月8日(月)19時〜21時(入室は18時半〜雑談)参加費無料 参加ご自由 途中入退室自由 顔出し自由アプリ GoogleMeetGoogleのアカウントがあれば参加可能。ス…

ベトナムの寺院「天恩寺」にドゥ・ティエン師が入られた

浜松のベトナムの寺院「天恩寺」にドゥ・ティエン師が入られた。先日、入国管理でビザを申請したところ、布教師として正式に来日。とりあえず一年の滞在のビザであるが、次には5年の予定。やがては宗教法人を申請のサポートをさせてもらうつもり。 ▽天恩寺…

オン・ライン・プラクティス  マインドフルネス プラムヴィレッジから

オン・ラインリトリートマインドフルネス そしてカタリバ南フランスのプラム・ヴィレッジと日本をつないで、リトリートを行う。12月20日(水)18時〜20時 17時半から入室可(しばらく雑談)参加ご自由。途中、入退室自由。参加費無料。GoogleMeetで行う。Goo…