過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ブッダ

天台の五時教判、久遠仏などについて

天台の教相判釈、五時教判と一念三千の哲理が最高。 真言宗は、婆羅門諸派から取り入れたもので仏教ではない。 浄土教は、法然が正法である『法華経』を捨閉閣放という。そこを日蓮が批判した。 禅宗は、我見容認の教えで、仏教ではない。 法華経が仏教の核…

「仏教はいつから堕落したのか」と質問を受けた

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">昨日、来訪した友人から「仏教はいつから堕落したのか」と質問を受けた。それで、次のように答えた。 日本のいまの仏教は、堕落というよりも、ほんらいの仏教、すなわち「ブッダの教え」とは、逸脱…

たいせつなのは、自分で拝むこと、祈ること。

ネットで祈願受付をするということを始めた友人がいる。 さてどうなるか、とみていた。 もとより、かれには信仰を基軸にした生き方がある。たんなるビジネスじゃあない。 ----------------- 一年で、すごい展開。 たとえば彼岸の供養。 それまで数体の申し込…

原始仏教でいう三法印(これぞ仏教という基本中の基本の意味)

①刻々と変化する。すべては。 まずは「自分の心」が変わる。「相手の心」が変わる。 「すべての条件」が変わる。 変化するのは常のこと。だから「可能性」があるとも言える。 ②ものごとは「思うようにならない」。一部、思うようになることもある。が、やは…

心はそれよりもひどいことをする

憎しみや恨みは、自分が自分に仕打ちをする、自分をいじめる。自分を蝕んでいく。相手にはまったく影響を与えることはないのに。 最古の経典である「ダンマパダ」にはこういう言葉がある。 「 憎む人が憎む人にたいし、怨む人が怨む人にたいして、どのような…

インパール作戦 インド人からすると、イギリスからの独立運動であった。

大東亜戦争は、日本は、石油を奪うためであり領土拡大のためであったが、東南アジア 大東亜戦争は、日本は、石油を奪うためであり領土拡大のためであった。けれども、東南アジア諸国に対して、白人支配からの解放のための「聖戦」としていた。「大東亜共栄圏…

「嫌な人、苦手な人とのつきあい方」スマナサーラ長老とのインタビューメモ

スマナサーラ長老とのインタビューメモ。「嫌な人、苦手な人とのつきあい方」について。フツーの雑談からのメモなので、公式の講話ではありません。-----------------------イヤな人というのは、どこにでもいるものです。こちらが挨拶しても、挨拶を返さない…

南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経

南無阿弥陀仏(ナムアミダブツ、ナマンダブ)と南無妙法蓮華経(ナンミョーホーレンゲーキョー)という響きは、日本仏教の代表的な、マントラ(真言、呪文、真実の言葉、響き)といってもいい。「南無」とは、「南が無い」という意味ではなくて、namo/namaḥ…

「ZOOM楽座」開催中

「ZOOM楽座」というオンライン座談会を開催している。 テーマを決めて、ゲストを呼んで、池谷がインタビューあるいは司会しながら進めていく。ワークショップも。 双方向であり、座談会だから、人と人が交流できる。参加者は自由に発言。顔出しも自由、本名…

ZOOM楽座「瞑想の深みと変性意識」5月1日

ZOOM楽座のご案内「瞑想の深みと変性意識」 日時:5月1日(金)19時〜21時 ZOOM(ビデオ会議室)で、宗教と哲学談義、読書会、イメージワークなど、さまざまな語らいの場を進めています。 今回は、原始仏教の瞑想(ヴィパッサナー)と密教の瞑想、インドの…

「ZOOM楽座(らくざ)」という名前(仮)にした。

ZOOMのやりとりを日々行っている。とりあえず「ZOOM楽座(らくざ)」という名前(仮)にした。 テーマは毎回変わる。その都度、Facebookに投稿。毎回、ミーティングのURLは変わる(クリックするだけで参加できる)。 だいたい毎日、20時半〜23時に行うことに…

刺繍で作られた精緻なチベットマンダラ(タンカ)の出版企画

刺繍で作られた精緻なチベットマンダラ(タンカ)を500余点所有している方がいる。 中国のお坊さんだ。信仰的にも、チベットの精神世界的にも、美術的にも貴重なもの。 これらのタンカをきちんとした図版にして、世界に出版したい。チベットマンダラと法具を…

すべてを失う可能性が、一気にくることだってある

オーストラリアで山火事、いまだ終わらず。日本での九州と四国くらいの広大な面積が火事になっているという。2020年1月3日時点の被害は、5.9million hectares(59,000㎞2)。これによって、5億頭以上の動物が死亡とか。 インドネシアでは大洪水が起きている。 …

イエスとブッダ

きょうはクリスマス。イエスが生まれた日。以来、2019年となるわけだ。 『新約聖書』のなかで語られるイエスの言葉は、わかりやすい。親しみやすい。心に伝わる。 ------------------- イエスは「共感性」の強い方と感じる。相手の苦しみを、自分の苦しみと…

最重要仏教書として『大乗起信論』

大乗仏教の根本思想を簡潔明瞭に語る、最重要仏教書として『大乗起信論』がある。 古代インドの著名な仏教哲学者、馬鳴(アシヴァゴーシャ)がサンスクリット語で書き、真諦パラマールタ)が翻訳した。-------------------最重要仏教書として、日本においても多…

こうして仕事をいろいろやってきた

大手の会社(12年間のサラリーマン)をやめて、「さてなにしようか」と思い悩んだ時期があった。37のときだ。 会社では、海外との貿易、ドイツとイギリスの生産手配、海外物流コストダウン、株主総会対策など、もういろいろやらせてもらえた。しかし、どれひ…

日本仏教の特色

彼岸も近いので、仏教について考えてみた。ざっくり言って日本の仏教の特色は二つ。 一つは、その教義(習俗)には、「この世における輪廻はなく、あの世において転生する」ところにあり。「先祖供養」が軸となる。 もう一つは「妻帯」。「出家とは名ばかり…

宗教と霊性は、どこが違うんですか

きょうはニール・ドナルド・ウォルシュの「新しき啓示」(The New Revelations)から。 珠玉の言葉がたくさん出てくるが、すこしずつ。---------------------──宗教と霊性は、どこが違うんですか? 一方は制度で、もう一方は体験だ。宗教は、ものごとのあり方…

話は祈りにつながらないといけません

話は祈りにつながらないといけません「池谷さん、祈りのともなわない話は、たんなる話だけで終わります。話は祈りにつながらないといけません。わたしどもは、南無妙法蓮華経と唱えて祈り尽くしていきます」と。いきなりそういう電話だ。祈りの力。 ……ほんと…

富永仲基の仏教批判

江戸時代の富永仲基という三十二歳の若さで亡くなった天才がいる。彼の仏教批判は、いまだに説得力がある。その一部を紹介。田村芳朗さんの「法華経」(中公新書)から。引用。------------------風土の影響ということについては、たとえばインドの風土的特…

ミャンマーのお坊さんと歩いた時

ミャンマーのお坊さん(ウ・ウィジャーナンダ師)と増上寺の境内を歩いていたときのことだ。しばらく散策していると、突然、二人の男が走ってくる。なにか必死の形相だ。「な、なにごと……」突然のことで驚いた。すると、かれらはお坊さんの前にひざまづく。…

生かしてもらっている現実に対しての感謝の心こそが

競売物件を落札したのだが、その土地のゴミの片付けを開始した。そこの見晴らしは素敵だ。梅の花が咲いている、やがて桜、そして桃の花が咲くことだろう。清流・気田川の水音も聞こえる。-------------------まずは、落ち着く場所を作ろう。事務所の庇の下を…

ブッダはお経を読んだことはなかった

ブッダは、文字で書かれたお経を読んだことはなかった。もしもブッダがお経を読んだとしたら、その修行時代に仕えた師のもとで、ヴェーダの経典だったろう。ブッダの在世のとき、弟子もまた、お経をよんだことはなかった。そもそも、そのとき、お経はなかっ…

いちばん最初の仏様とは

「徒然草」の最後に、兼好が八つになったとき、父に聞いたという話がある。「仏とは、どんなものなんでしょうか?」 「仏とは、人がなったものだよ」「では、どのようにして人が仏になったのですか?」 「それは、仏の教えによって、仏になったのだよ」「じ…

インドの人とお寺で講演してきた

曼珠沙華が咲いている。彼岸の時になると、全国各地で同時に花ひらくというのが、とても不思議な花である。お彼岸の日曜日ということで、お墓参りに行く人も多いと思う。 今日は、お寺から講演を依頼されて、お話をしてきた。ぼくが「神社・寺カフェ」(いわ…

「哲学と仏教 生き方講座」2回目/9月30日13時半〜

講師︰長野貴晃 1部︰13時半〜16時(2時間半) 2部︰17時〜19時半(2時間半)参加費︰各千円(1部・2部)/要予約 TEL080−5412−6370(池谷)主催︰いちりん堂会場︰県居(あがたい)協働センター(商工会議所隣) 浜松市中区東伊場二丁目7-2駐車場︰有(無料…

麻原彰晃との対談企画の顛末(3)

オウムは、解脱に至る基本的な修行法である「四念処」の「念」(サティ)については「記憶習修」としていた。ま、これは東大の中村元大先生も含めて学者の多くが、そのようにとらえていた。(いまではほとんど学者の主流は「気づき」=アウェアネス、マインド…

いま長野貴晃さんの本作りにトライしている

いま長野貴晃さんの本作りにトライしている。長野さんは、天才的で、とてつもなく深い内容の原稿を学生時代に書き上げている。だがそれは、たいへんに濃縮されたもので、普通の人には難しすぎる。ので、読みやすい、わかりやすい、それでいて生き方の深いと…

カール・リンポチェに出家を勧められたこと

ブッダが悟りを開いたブッダガヤ。レストランで食事していると、西洋人の坊さんがいた。チベット仏教の衣を着ている。めずらしいので声をかけた。デンマークの人で、元はドライバーだったという。ある坊さんに会ったのが機縁で出家したという。どんな体験か…

「仏教の源流・インド」の話をお寺で

このお彼岸に、お寺で講演を依頼されている。臨済宗方広寺派の泰月院。法要の後、檀家さんを相手に話してほしいということだ。100人くらい来られるようだ。9月23日。といってもぼくは、壇上からありがたい話はできそうにない。何を話そう。春野の山里暮らし…