2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧
間質性肺炎だった。決定。予想したとおり。「ごほん、ごほん」と、咳き込む。むかしの結核の文学者みたいだと友人は言う。 間質性肺炎肺が線維化して酸素吸収力が落ちている。なんと肺活量が、60%だよ。これでは、階段の上がり下がりも苦しいですよ、と医師…
昭和の古い象印の魔法瓶。なにか活用できないかと考えていて、ひらめいた。湧き水を沸騰させて入れる。水は湧き水。きのう40リッター汲んできた。 その瓶の中に味噌と乾燥シイタケ、油揚げと豆腐を入れた。昼になったら、おいしい味噌汁ができていた。夕方、…
きょうは、のばしのばしにしていた専門病院で診察にいくぞ。じつは、空咳が続いているのだ。10ヶ月以上も。コロナの後遺症かも。レントゲン撮影すると、肺が白くなっている。 この一ヶ月で急速に増悪。きのうなど、玄関を掃除するだけで、息がぜいぜいしたよ…
さて、土地と家屋の名義変更するぞ。「早くしてくれ」と言われ続けていたが、ずっと放置していた。これまで農地やら山林やら宅地やら家屋やら、司法書士並みに何十筆とやってきているので、そんなの簡単と思いつつ、つい先送りしてきたわ。 ▽不動産の登記の…
本を構造的に読む、ということをしてこなかった。 「はしがき」と「まえがき」はちゃんと読む。だが、目次などじっくり読むなんてことはない。いきなり内容から入っていく読書方法だ。それも適当に途中からとか、気に入ったところから。先に行ったり戻ったり…
仏教の『五戒』ということをみなおしている。 まあ実験中というところ。『五戒』を守ろうとしたら、どのように人生が変わっていくのか、と。検証中だ。 とくに、「生き物を殺さない」「嘘をつかない」「盗まない」(与えられたもの以外取らない)の3つ。こ…
今朝の大発見。玄米の生食。意外と美味しい。 いつも長岡式酵素玄米法(発芽玄米から)で玄米を炊いている。 10時間以上、水に浸しておけば、玄米から芽が出てくる。玄米が生きている証拠だ。あたりまえだけど、精米すると絶対に芽が出ない。 ▽それを炊くわ…
なぜインドで仏教が滅んだか ヒンドゥー教徒から見た、仏教のありよう。なるほどな、と。バラモン階級出身のスワルナーリさんとの会話をもとに作成した。 ▽ブッダが生まれたのは、紀元前500年前。なぜマガダ国にブッダが現れたのでしょうか。当時のマガダ王…
インド哲学入門③ スワルナーリさんとの語らい。今回は、ヨーガとプージャです。 修行としてはいろいろなヨーガがあります。ニャーナ(ジャニヤーナ、ギャーな)ヨーガがあり、カルマヨーガがあり、バクティヨーガがあります。ヨーガっていう言葉は一体になる…
ヒンドゥーの哲学② ダルマ(人間としての務め)を果たすには、いろいろやり方がある。 カラムがある。カラムというのは自分で行動を起こすこと。(カルマ・ヨーガ?) ジャニヤーナ(智慧の瞑想)がある。肉体的に行動を起こしたくない、やりたくない、嫌い…
ヒンドゥーの哲学① ヒンドゥー教の基本は4つ。「ダルマ」「カルマ」「アルタ」。そして「アーナンダ」。 「ダルマ」は、人間としての義務。いわばプリンシプル。人間として「何をしなければならないのか」という原理。たとえば、家族の世話をする。コミュニ…
スマナサーラものがたり(63)瞑想について⑦ ブッダは、二週間で悟れると言ったのに、半年も一年も何年もやっても、一向に進歩しないという問題はあります。 「自分だけ修行すればいいんだ」と思っていると、なかなか修行は進まないんです。ちゃんと実践して…
スマナサーラものがたり(62)瞑想について⑥ わたしたちは修行について、自分のイメージをもっているんですね。自分の描くイメージの実現のために修行するというところがあります。 修行にネガティブなイメージをもつ人もいます。修行に入れば、世間的な喜び…
スマナサーラものがたり(61)瞑想について⑤ この瞑想は、観察の世界です。自己を観察するのです。〝ヴィパッサナー〟といいます。ヴィ=よく、ちゃんと、しっかり パッサナー=観る、気づく その瞬間で起ることだけに集中する。今の瞬間に集中することで、智…
いちりん楽座「中国の文化 詩と音楽そして歴史」──二胡奏者の劉揚さんとの語らい── 10月23日(水)14時半〜16時(開場14時) ゲスト:劉揚(りゅうやん 二胡奏者)参加費無料。どなたでも。 GoogleMeet 下記をクリックするだけで参加できる。https://meet.go…
スマナサーラものがたり(60)瞑想について④ 瞑想というのは、瞬間瞬間の心を観るのです。自分の心はどのように生起し回転していくものか、それを観るのです。 ▽これは実践です。生きることです。私たちに生きてない時間など、ありますか。どんな1秒もあな…
スマナサーラものがたり(60)瞑想について③ 瞑想を実践していて、一瞬だけそんな統一感とか、自分のいない境地になることがあります。一瞬です。 それは、捨てたという体験とは違います。瞑想とはいい加減にできることじゃないんです。 捨てるためには、「…
スマナサーラものがたり(59)瞑想について② いくらサマーディのような状態に達したといっても、そこにはまだ不満があるんです。「もっともっと」という心があります。不満だということさえも、気づかないんです。 しかしなにか得られる、神秘体験が得られる…
スマナサーラものがたり(58)瞑想について① 何かを得ようとするブッダの悟りというものは、たとえばヨーガの瞑想とか、いろいろな瞑想の境地とどう違うのか、よく聞かれるので、説明してみましょう。 人間はみんな「何かを得よう」とします。「何かになりた…
スマナサーラものがたり(57)YouTube配信 ※長老の活動していたのは、ちょうどオウム真理教の事件があり。その後日本の社会で大きかったことは、東日本大震災と原発事故。そして世界的なコロナ禍という社会構造まで変わってしまうような変化があった。長老は…
スマナサーラものがたり(57)「怒らないということ」 なぜそんなに『怒らないこと』(サンガ)が売れたのかと聞かれます。どうしてでしょうかね。 おそらく、日本人が、しゅょっちゅう怒っているからじゃないでしょうか。本の内容は私にとっては別にそんな…
急に冬が始まったような朝。太陽の角度が鋭角になってきた。もうセミは鳴くことはない。いまの時間帯、鳥しか鳴いてない。 早起きしたら足が寒い、指先が冷たい。シュラフに湯たんぽ入れて、それに足を入れて仕事している。ペットボトルに熱湯を入れてそれで…
スマナサーラものがたり(56)本を出すということ 仏教は伝統的に、説法ということでいくし、本を書くのは、もうテーラワーダ仏教の歴史ですからね。テーラワーダの歴史において、すごいものはたくさんあります。 大事なテキストはやはりパーリ語で書くんで…
スマナサーラものがたり(55)テーラワーダ協会の初期の出版 私が一般の方に知られるようになったのは、脳科学者で有名な養老孟司先生との対談(『希望の仕組み』宝島社)から、かもしれません。それから養老先生が、「このお坊さんは面白い」ということで、…
スマナサーラものがたり(54)テーラワーダ協会の初期の出版 テーラワーダ協会は、鈴木一生さんが立ち上げました。(1994年設立。その後、2003年宗教法人テーラワーダ仏教協会となる)私としては、協会の名前に「テーラワーダ」という言葉は出したくなかった…
スマナサーラものがたり(53)鬼籍に入られた人 板橋興宗禅師、宮崎奕保禅師 曹洞宗の板橋興宗禅師にお会いして、対談もしました。元曹洞宗の館長さんで総本山の総持寺の住職をされた方です。猫をたくさん飼っているお寺(御誕生寺)でした。 とてもスマート…
スマナサーラものがたり(52)鬼籍に入られた人 奈良康明先生 私はスリランカの国費留学生として日本の大学に派遣されました。そして、文部省から「あなたはこの大学のこの先生のもとで勉強してください」ということで駒澤大学に行ったのです。 奈良康明先生…
スマナサーラものがたり(51)鬼籍に入られた人 島影社長 私の本をたくさん出してくれたのは、株式会社サンガ(宮城県仙台市)島影透社長でした。もともとは、東北でも有名なアイスクリームを製造していました。在家の仏教研究者であった父お父さんの本をを…
スマナサーラものがたり㊿鬼籍に入られた人 岡田副会長-2 岡田さんは明るい人だから、慈悲の瞑想が合いますと言いました。 彼は、どうやって自分の心をきれいにするのかということで、ヴィパッサナー瞑想よりも慈悲の瞑想に乗ったんですね。経典に説かれてい…
スマナサーラものがたり㊾鬼籍に入られた人 岡田副会長-1 岡田副会長は関西にいました。岡田さんは普通の友だちとして、私と仲良くなりたかったみたいなんです。私の家に泊まったりご飯食べたりとかね。 何か困ったことがあったらすぐ頼んだりとかね、わがま…