過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

スマナサーラものがたり㊶子どもたちとの出会い

スマナサーラものがたり㊶子どもたちとの出会い

子どもたちとの出会いは楽しいものです。私は、派手な袈裟衣を着ていますし、見るからに外国人ですから、子どもたちとのやりとりは、よくありました。

私を見つけた中学生ぐらいの女の子が、自転車のペダルを必死に漕いで追いついてきました。と英語で喋りたかったようなんですね。話しかけるときには、とても勇気がいったことでしょうね。相手は外国人だし、母国語じゃないし。  

ある時は、電車に間に合わない、新幹線に間に合わない。必死で走っているのに私を見つけて話しかけてくる子どもいました。私と話したいようだ、わたしは急がなくちゃいけない。走りながら会話しましたよ。
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ある男の子のグループが私を見て、「どこの国の人なんだろう」と聞いてきました。「こんな国?」「いや違う」「あんな国?」「いや違う」と、彼らの言った国はみんな外れ。もうネタ切れになったんですね。

そこで初めて私の国の名前を言いました。
そうしたら、その男の子は「そう。虎がいなくてよかったね」と言いました。これどういう意味なのか、いまだにわからないんです。スリランにトラがいないことを、その子はわかったのかどうか知りませんけど。
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またあるときは、講演会の主催者に連れられてレストランに行った時のことです。私は外国人だし袈裟の色は派手で目立ちます。男の子は、目を丸くして、珍らしそうに不思議そうに見ていました。その子と目と目が合いました。その子が、勇気を出して話しかけてきたら、相手は子どもであっても、大人としてちゃんと対応しますよ。

スマナサーラ長老のインタビューをもとに池谷が構成しています。