過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2015-01-01から1年間の記事一覧

いつもインドの歌をうたって聞かせている

真夏に生まれて暑い、暑いと言っていたら、もう寒いこと寒いこと。そして、お正月だ。あかりはもう、5か月。朝は2時間くらい、ぼくがおもりの担当。寒いなかを庭に出て炭焼き窯から焚き火の小屋、竹林などを抱いて、散歩する。散歩している間は、ぐずった…

放置竹林の竹を切る

きょうも山路くんと放置竹林の竹を切る。切った竹を竹炭や小屋作りに活かそうとは思っているけど、主目的は、放置竹林の解消プロジェクトの実験にある。まずは実際に竹林を切り倒し、皆伐して、すっきりしたフィールドにする。そのためには、どういう技術が…

多彩な方々が、次々と訪れてくれるようになった

加藤さんが遠路、きょうもきてくれた。昨日つくってくれたロストルで、ピザを焼いてくれた。ピザ生地は大ちゃんが担当。おいしく焼けた。ちょうど栗林さんがいいタイミングで来てくれて、仲間に加わる。インドで工場を立ち上げた話などをしていると、山路く…

カフェ・ド・ドゥーニーの炉を改造 ピザが焼けるように

山路くんと放置竹林を伐採している間、加藤さんがカフェ・ド・ドゥーニーの炉を改造してくれた▲耐火レンガと鉄筋でロストルを作ってくれた。かれがつくった設計図(の見事なこと▲モルタルが乾けば、ピザが焼けるはずだ。明日が火入れで、ためしにピザを焼く…

放置竹林の伐採作業

きょうは近所の放置竹林の伐採作業だった。山路くんが手伝いに来てくれた。二人で破竹の林を刈払い機で切り倒して、整理した。山路くんから、きちんと目立てしてある笹刈刃を借りた。チェーンソーよりも、効率よく切れるのは驚いた。たいへんなのは、伐った…

毎夜のドラム缶風呂

毎夜のドラム缶風呂。ときには朝から入ったりしている。こちらは、ふたつ目のもの。あちこち移動しては、いちばん居心地のいい場所をさがしている。仕事部屋の前に置いてみた。仕事しながら、赤い炎が眺められる。ドラム缶風呂にしてからは、体調がよくなっ…

あかりは、もうすぐ五ヶ月になる

首が座ってきた。キャキャっとよろこんで笑うようになった。窓の景色をよく眺めている。カラスがいたりヒヨドリ、ヤマガラがいたり。お母ちゃんはグロッキー。ヘトヘト。あかりは、もうすぐ五ヶ月になる。

ょっとまわるだけでも、春野はおもしろい人たちがたくさんいる

山路くんと、放置竹林と間伐材の切り捨てられている森の現場視察。ついでにあちこち訪問。かれは春野に移住して半年余なので、いろいろな方を紹介した▲炭焼き窯の指導をしてもらっている90歳の天野さんは、チェーンソーで柿の木の剪定をしていた。900坪のお…

放置竹林の伐採を開始する

炭焼き窯は完成したものの、竹炭作りはまだこれから。70センチに切った孟宗竹が200本ちかく必要だ。伐採して枝を払って玉切り。ナタで割って、束ねて炭焼き窯に入れるという作業になる。伐採してもいいよという孟宗竹の林を探さなくちゃいけない。てなことで…

満月の下の露天風呂

寒さの厳しいほどに露天風呂が心地よい。そうして、この満月の下だ。今夜は、裏庭にもうひとつドラム缶風呂を設置した。10メートルもある竹の上に煌々と月が輝く。オリオンもみえる。沢からの水の音がどおおおーーっと聞こえてくる。風の音もない。芯から温…

コミュニティビジネスを始めようとする人に100万円

浜松市では、最大100万円の起業資金を貸与する。しかも、一定期間、事業を継続すると返済が免除される。中山間地に移住して3年未満の人で、コミュニティビジネスを始めようとする人が対象となる▲過疎化のすすむ中山間地は、仕事がない。仕事がないので定住…

聖書のなかで印象に残ることのいくつか

クリスマスということで、聖書のなかで印象に残ることのいくつかを▲イエスは翌日、自らが十字架にかけられ死ぬであろうことは予見していた。オリーブ山のふもとにあるゲッセマネの丘で神に祈りつづける。最後の祈りだ▲死は恐ろしい。苦しい。逃げ出したい。…

炎を囲んでいると落ち着いた静かな語らいに

ちょっとした光と影の画家・レンブラントみたいな世界。小屋のなかでは炉に薪をくべてがんがんと燃やす。炎を囲んでいると落ち着いた静かな語らいになる。カヤックづくりの田中さんは阿多古和紙の企画のことで、養蜂家の塩見さんは、北海道から沖縄まで歩い…

お茶の実をしぼってオイルをつくろうか

お茶の実をしぼってオイルをつくろうか▲近所で荒れ放題に伸びてしまって、たくさん実をつけていた茶畑があった。そこで実をひろおうとしたら、ざんねん、もうみんな切られてしまっていた。しかし、山の中に行けば、荒れ放題、伸び放題のお茶の木がいたるとこ…

スマナサーラ長老の原稿作り。今回は、整理法について。

スマナサーラ長老の原稿作りを進めている。今回は、整理法について。日常の中で、特別な瞑想などしなくても、暮らしそのものが心の成長につながっていくという実践法だ。この話を聞いて、実際にやっているけど、とてもいい。新たな新鮮な発見になった。ひと…

9ヶ月間の農作業だった。2反の田圃と2反の畑を4人でやってきた

3月16日に仲間との打ち合わせがキックオフ。きょう電気柵を回収してほぼ完了。あとは、稲架掛けの回収と、精米、大豆の選別。9ヶ月間の農作業だった。2反の田圃と2反の畑を4人でやってきた▲収穫は玄米480キロ、大豆180キロ。仕事の記録は、克明につけて…

スマナサーラ長老の講座「瞑想について」

スマナサーラ長老の講座の司会とインタビューを務めながら、原稿作りをしているところ。すこしずつアップ。今回は、「瞑想について」。予備知識が必要なので、わかりやすく書くのは、とても難しいところで、いま停滞中。 ----------------------------------…

カフェ・ド・ドゥーニーができつつある

大ちゃんが、この寒い中、うちの敷地に毎日、せっせと小屋づくりをしてくれている。室内には、五右衛門釜を切って炉にしたペチカがある。加藤さんが美しくデザインして仕上げてくれた▲ぼくはカフェ・ド・ドゥーニーと呼んでいる。ドゥーニーというのは、古代…

大豆の脱穀が終わった

大豆の脱穀が終わった。ほぼ180キロの収穫だった。完全無農薬、無肥料。ここにいたるまで、実質労働は11日間▲トラクターでの耕耘に2日。種まきに2日。土寄せに1日。草刈りに2日。天日干し作業に2日。脱穀に2日。ただし、手間はこれから。ちゃんとした…

田んぼと畑の収支

田んぼと畑の収支。お米の収穫は500キロ。大豆は200キロ見込み。かかった経費はざっと20万円弱。4人で携わったので、一人5万円の負担▲初年度なので、電気柵や苗代などがかかった。いっぽう、トラクターは池谷が所有。あとは友人から無償でもらったりお借り…

大豆の脱穀

足を踏みこむとグイングイングインと針金のついた回転ドラムがまわる。「足踏み脱穀機」だ。バリバリバリと大豆がこそぎ落とされる。次に「唐箕」(とうみ)の出番だ。豆とさやと茎が混じったものを、入れる。ハンドルを回して羽を回転させると風が送られる…

指がよく動くようになってきた

あかりは指がよく動くようになってきた。指を開いたり握ったり、一本ずつ曲げたり伸ばしたり。それをじっと眺めている。指を口の中に入れて吸ったりしている。やっと首がすわってきたので、膝にのせられる。首がすわる前は、首を支えてないと、ぐにゃっと頭…

「いまをフルに生きる」スマナサーラ長老

月一に上京して、スマナサーラ長老の講座の司会を務めて、それをもとに原稿にしている。すこしずつアップしていきます。以下、「いまをフルに生きる」というお話。備えあれば憂いなし、ということわざがあります。わたしたちは、将来のために準備しておこう…

となりの森町で「里山資本主義」の藻谷浩介さんの講演

講演の冒頭、ここはイスラム国じゃないんだから、男ばかり集まって講演聞いても、ああ、いい話だったで終わってしまう(なにしろ参加者のほとんどがオヤジたち。しかもわりと年配層)。女性が4割くらい参加しないと、まちを変えていこうという動きにならな…

来年の田んぼの方向

田んぼはひとりじゃできない。仲間がいれば、たがいに励ましあってできる。苦楽を共にする喜びがある。ただ、それぞれ「思い」が少しずつ違うので、そのあたりが難しい。Tさんは、今年のような完全無農薬と稲架掛けでは、手がかかりすぎて、来年は参加でき…

玄米は、ぜんぶで480キロ(8俵)だった

玄米は、ぜんぶで480キロ(8俵)だった▲栗崎園さんのところで、籾摺(もみす)りをやっていただいた。脱穀して籾の状態のお米を玄米にするのだ。栗崎さんが、半日つきっきりでお手伝いくださった。今年から素人ばかりで始めた稲作だ。完全無農薬・無肥料だ。…

アイガモ農法をどうしようか

明日は朝から脱穀した稲の籾摺りだ。やっとここまで辿りついたが、さて来年の米作りはどうしようかと、思案している▲やはり除草剤は使わないでいきたい。しかし、雑草対策がたいへんだ。この夏は、毎朝、5時から1時間半の草取りをひと月以上つづけていた。…

森の小屋を作ってみようか

ひとつ来年は、森の小屋を作ってみようか。うちの林は鬱蒼としているので間伐して、それを小屋の材料にする▲番線(なまし鉄線:鉄を加熱後冷却した柔らかい鉄線)をつかえば、ボルトやビスを使わなくても、丸太材を組める。梁なども三脚とチェーンブロックを…

「春野人めぐり」2日目

「春野人めぐり」2日目。きょうは7組12名のお客さん。昨日とあわせて合計16組32名の来訪だった▲きのうは、若いママさんと赤ちゃんたちがたくさん。きょうは、比較的、年配の方たちがこられて、静まった感じで語りあいができた▲あの池谷がまさか、結婚して子…

スマナサーラ長老の講座の司会を

月月一、上京してスマナサーラ長老の講座の司会をしている。お話を聞き出して、それをもとにして本を作る。たとえば、こんなお話。ほんのサワリの部分。生きることを学ぶこと。それこそが、仏教。生きることを学べば、すべてを学んだことになる。自分の生き…