過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

歴史

30年代の山里の暮らし 小水力発電

春野に小俣(おまた)という地域がある。春野には京丸という秘境があるが、そこからまたひとつ山を超えたところだ。こちらも秘境である。標高は600mくらい。かつては10世帯ほどの集落があったが、もうだれもいない。崖も崩壊して一部の民家は潰れている。 …

「豊臣鎮西軍記」というタイトルが出てきた

襖(ふすま)の下張りに出てきた古文書。おお、江戸時代のものだろう。---------------------むむ、敵人を囲んで味方の軍勢……みたいな文があるから、もしや戦国時代のものではなかろうか。それそれは、たいへんなものがでてきたぞ。胸が踊ったが、襖をすこし…

おお。これはもしかして、江戸時代の古文書じゃないか

「おお。これはもしかして、江戸時代の古文書じゃないか」 そう思われるものが、襖の下からでてきた。でてきた。なにしろ古文書なので解読は難しい。が、ほんのすこし見たところが、「味方の軍は敵方塀を囲んで……」と読めるではないか。 ということは、これ…

天皇の「人間宣言」そして10ヶ月後に日本国憲法の公布

あれ、きょうは祝日か。いったいなんの祝日だったっけ。文化の日? それはどうして? 1946年(昭和21年)11月3日は日本国憲法が公布された日だからだ。そうして1948年に公布・施行された「祝日法」で、この日を「文化の日」と祝日に定めた。----------------…

「石井紘基が暗殺された」 ちょうど20年前のきょう、10月25日だ。

「石井紘基が暗殺された」ちょうど20年前のきょう、10月25日だ。 それを聞いたのは世田谷にある国士舘大学のキャンパスだった。当時ぼくは大学の広報の仕事を受けていた。学生とともに南インドの島で家づくりのボランティア活動したこともある。 石井が…

方丈記と立正安国論

日蓮と鴨長明というテーマが浮かんで書いている。 ことの発端は、あかりといつも歌っているインドの歌:「ハヌマンチャリサ」(ハヌマンという神様をたたえる歌)をカナを振ったテキストを投稿したら、インドの方からコメントがあった。 あれ、どんな方かな…

岸信介と創価は親しくなる。互いに利用する価値があった

アメリカという敵国の占領下にあって、なんとか生き延びる道は、「長いものには巻かれろ」だ。パペット(傀儡)になって日本の統治をすること。天皇も官僚たちも。面従腹背しつつアメリカのポチとなる。 アメリカの統治の基本は、間接統治。日本の行政、立法…

東京地検特捜部、どれだけ金メダルを得られるか

東京地検特捜部に関心がある。オリンピック疑惑、どこまで突き進められるか。電通、大会組織委員会、さらには森や竹田。明治神宮外苑の再開発利権も出てくるかも。-------------------東京地検特捜部は、政治家汚職、大型脱税、経済事件など大規模事件を集中…

海を見て、原発を見て、友人の父親の日章旗のこと

山里育ちのあかりは、まだ海を見ていない。まだ暑い。海は気持ちがいいだろう。「そうだ。海を見よう。福田港(磐田市)に行こう。獲りたてのシラス丼を食べよう」。あかりと妻と康ちゃんと出かけた。---------------------海に着くと、サーフィンしているの…

戦後の闇市 軍需物資の横流し

「わしは20代の頃は横須賀でヤクザをしていてのう」──ええ!びっくり。それはまたどんな仕事していたんですか? 「天皇の玉音放送のあと、軍部が蓄えていた物資は、横流しになった。属していた組が闇物資を運んで管理して闇市で販売していた。わしはその仕事…

やはり敗戦、無条件降伏、アメリカの占領軍の支配下の歴史から。

なぜ日本が今のようになってしまったのか。その原因はどこにあるのか。どうしたらよいのか。それはやはり、歴史を紐解くしかない。江戸時代や明治維新から調べるのもよいが、直近には、やはり敗戦、無条件降伏、アメリカの占領軍の支配下の歴史から。その歴…

ライシャワー「対日政策についての覚書」

ライシャワーが真珠湾攻撃の翌年、1942年9月、米国戦争省に提出した「対日政策についての覚書」を紹介する。 この提言は、戦後の日本の占領政策の基本的な理念を示している。 当時、ライシャワーは当時31歳。ハーバード大学極東言語学部の講師。日本生まれ、…

関東大震災が起きたのは、99年前の9月1日

「歴史は繰り返す」。戦前からの歴史を探求している。以下、Wikiをもとにまとめてみた。 関東大震災でいかに甚大な被害があり、その後の経済停滞から、戦争に入っていったのか。 うわさ、風聞、マスコミがとりあげることで、朝鮮人の大虐殺が起きた。普通の…

岸の自邸の隣が統一教会

歴史の現場にいた人から話を聞くのは、じつにおもしろい。 「岸信介と立ち話をしたことあるよ」──へぇぇ、それはびっくり。「いや、話といっても大した会話じゃなくて、わしは警備していたものだから、そのやりとりだよ」 ふと思い立って、取材の仕事の帰り…

「閣議決定」を根拠になんでもできるのか。

法治国家なので、かたちとしては「法」を根拠になされていく。では、国民の大多数が反対している安倍さんの国葬についてはどうなのか。 ①内閣府設置法を根拠に、国葬儀を含む国の儀式の執行は、行政権に属する。②そのため「閣議決定」を根拠に行いうる。 以…

同時代に生きた日蓮と親鸞

同時代に生きた日蓮と親鸞。それぞれ魅力的だ。どちらが思想的に深いか、より実存的かというと、それは親鸞のありようだ。まあともあれ、それぞれに味わい深い。 日蓮は、あまりに偏狭かつ攻撃的。情熱的。行動的。自分が正しいと思い込んでいる。論調は、形…

マスコミが取り上げない大きな問題がある。それは、創価学会と公明党のこと

世をあげて統一教会問題を取り上げている。日本の政府が、一つの宗教団体によって、いかにその影響と支配を受けてきたかがわかる。 背景にGHQの占領政策がある。そして、いまだにその絆を断ち切ることができていない。----------------さて、マスコミが取り…

日本の民主主義についての擬制

こんなことは常識かもしれないが、日本の民主主義についての擬制(実質は違うのに、そう見なす(見せかける)こと)についてまとめてみた。------------------「擬制の背景:「無条件降伏」のショック」 ①7月26日ポツダム宣言。軍国主義の除去。日本本土の占…

戦争の本質とは

①戦争は他国からの攻撃・侵略に対して、純粋に国を守る行為、という面はもちろんある。しかしその本質は経済だろう。 ②経済の市場をもとめて、あるいは資源を求めて他国を侵略していくところに要因がある。さらには、国と国を戦わせて、互いに殺し合いをさせ…

戦後の占領政策と創価

「池谷さん、いま統一教会が話題になっているんだけど、いちばんこわいのは創価学会と思う」と。昨日、四万十の山奥に住む友人とやりとりした。うん、たしかに、創価学会こそあなどれない。ぼくはやがて創価学会が天下を取るんじゃないかと思うほど。 なにし…

書い叩かれる安い国、日本になっていく。

円安。そして30年、給与水準は上がらず。書い叩かれる安い国、日本になっていく。 ①中国はここ10年で賃金が10倍。人件費が高くなったので、日本で製造したほうが効率がいい。真面目な労働者で品質も安定。 今後は外国企業が日本に工場つくっていく、ある…

岸信介と創価学会について

統一教会と自民党、安倍晋三元総理との癒着が話題になっているが、ここで創価学会との関係についても見てみたい。 背景として、占領軍が日本を「反共の防波堤」としたことにある。以下、きわめてざっくりとまとめてみた。 ①日本は敗戦によって連合国による「…

信仰とフィクション、客観的な事実についての考察──日蓮正宗と創価の本尊について

信仰とフィクション、客観的な事実についての考察──日蓮正宗と創価の本尊について かつての創価学会は、日蓮があらわしたという本尊(本門の本尊 通称:板本尊、板曼荼羅)こそが究極の真実である。それを伝持しているゆえに日蓮正宗が正しい。日蓮正宗を外…

観察と探求あるところに人生の至福ありと

①経済大国でブイブイいわせていた日本の凋落、甚だしい。さらにこのまま堕ちていく予感。なにより、国民の政治的無関心と無力感、だめだなあ感、いちじるしい。 ②なにしろ大東亜戦争に惨敗して、ポツダム宣言を受諾して、「無条件」降伏したんだもの。占領軍…

同時代の宗教家

宮沢賢治さんが自分のオペラを見てくれた。「あはれマドロス 田谷力三は」と、賢治の日記か手紙に残っている。 その話を、田谷力三(たやりきぞう:浅草オペラのテノール歌手)の講演会で聞いたことがあった。有名な「ディアボロー」という歌をうたってくれ…

生徒にとって悲劇は、先生を選べないこと

学校の悲しさ。生徒にとって悲劇は、先生を選べないこと。 能力のない先生、指導力のない先生、そして、えこひいきする先生もいる。あかりの幼稚園の先生はとってもいい先生で、あかりは幼稚園を楽しんでる。それだけでも、ほんとうに宝だと思う。 ---------…

浮かれて足元を救われて、坂道を転がるように落ちていく日本

①なにがなんでもオリンピックやるんだろうなあ……。もうそういう利権構造に組み込まれてしまっているみたい。動かしがたい段取りができてしまっていて、他に選択肢がない。責任の所在は曖昧だから、失敗しても誰も責任を取らない。為政者は、国民は馬鹿だから…

72年前のノート 恩師たちの寄せ書き

これは、72年前のノートだ。うちの利用者さんのMさん(86歳)が中学を卒業する時に、先生たちに書いてもらったノートの一部。先生たちの熱い心が、息づかいが伝わってくる。中学生だった頃のMさんの一途なひたむきな向学心が感じられる。 Mさんの時代は、…

郷土史研究の語り合い

郷土の歴史について、郷土史家の木下恒雄さんを、森町の村松達夫さんと訪ねる。初対面だが、挨拶抜き。いきなりトップスピードの語り合い。--------------------気田(けた)の町のできた背景にある王子製紙の設立、それをつくった渋沢栄一。小俣の山林を王…

「水師営」と「君死にたまふことなかれ」

「水師営」。乃木大将とロシアの将軍ステッセルとの会談の歌。80歳以上の人は、この歌をよく知っている。尋常小学校で盛んに歌われていた。おなじ時代の歌で、「桜井の訣別」(大楠公の歌)も、みなさん歌える。なので、施設ではよく歌のリードをする。きょ…