過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

支払いが滞った会社とのやりとり

依頼された仕事はきちんと完成して納品。それで、完了。ということだが、次の大事なステップがある。金額を確認して、請求書を発行する。支払日を確認して、ちゃんと振り込まれて、はじめて仕事が完了したといえる。 仕事をしたけれども、支払われなかった。…

「稲架掛」(はざかけ)づくりの苦労

稲を刈る。天日干しのために「稲架掛」(はざかけ)する。2週間くらい乾燥させると、これくらいで200キロほどの玄米になる。今年の予想は700キロ。この稲架掛の木をつくるのが一苦労。昨年は竹で作ったが、強風でみんな倒れてしまった。10回くらいは倒れた。…

元気でおもしろいお兄ちゃんたちがいる

田んぼでは、元気でおもしろいお兄ちゃんたちがいる。妹もいる。あかりも刺激になっている。「田んぼ学校」というのがあってもいいね。

きょうは稲刈り

きょうは稲刈り。ぼくは新聞作りの合間をぬって参加。あかりもすこし。今年は700キロの収穫、いくような気がする。イモチ病も食い止めた。まったくの無農薬、無科学肥料だ。そうして、天日干し。明日も稲刈りだ。明日で完了できるかな。

雨がざあざあ降ってくる。「さんぽいくー」とあかりが言う

雨がざあざあ降ってくる。「さんぽいくー」とあかりが言う。言い出したらきかない。待ったなしだ。でも、傘をさしての肩車はあぶない。リヤカーの出動だ。 二歳児になったけれども、あいかわらずおかあちゃんにべったり。おかあちゃんも疲れはて、自分の仕事…

地球の裏側とSkypeでのテレビ電話

地球の裏側とリアルタイムでテレビ電話。さきほどブラジルのサンパウロにお住まいのUmeo Akamatsuさんとはじめてお話した。Skypeでのテレビ電話だ。Facebookによくコメントをくださるのがご縁でのやりとり。お歳は81歳になられる。ブラジル12時間の時間差が…

山道の「支障木」の有効活用

さきほどの山道の「支障木」の続き。 道路にせりだしてきて、危害を与える支障木が至る所に見られる。事故が起きたとき、その責任は山林所有者にある。だが、かれらがつねに見まわっているわけではない。放置の場合が多い。見つけた人が、片付けたりする程度…

「支障木」の問題

森林組合に勤めている友人と、ちかくの林道を走ってみた。ミツマタ(紙の原料となる)の群生地があるというので、見に行ったのだ。そのことは、また別に書くとして、道路事情の悪さが気になった。そこはスーパー林道につながる道だが、林業が衰退とともに、…

子犬のブリーダーから相談があった

子犬のブリーダーから相談があった。いまは町中で営業しているが、なき声などで近所の苦情がある。春野の広い土地で飼いたいという。資金がないので、空き家を探している。まあしかし、空き家はたくさんあるけれども、貸してくれるかどうかは難しい。まして…

栗を料理してくれるという

うちにはブルーベリーが100本ある。摘むのがたいへんで、鳥たちに随分と食べられてしまった。摘んでしまえば、冷凍保存がきく。いつでもジャムにできる。栗の木は60本ある。ブルーベリーと比べると、拾うのはそんなに手間じゃない。けれども、料理するのがた…

あゆむ一歩一歩が先祖供養のような……

「先祖供養」ってみんなしているんだろうか。彼岸のお墓参りにお盆、仏壇があればチーンと鳴らしてお線香、とか。いや、仏壇などない家が多いだろう。檀家寺は、遠方にあってなかなか行けないとも思う。しかし、気持ちはどこかにある。 どういうことが「先祖…

稲刈りやら蕎麦刈りやら新聞作りやら

台風のために、田んぼに水が抜けない。そうして、週末またしても雨のようだ。稲は十分に実っている。はやいとこ稲刈りしないと、実が落ちてしまう。しかも、スズメたちがやってきて盛んに食べている。 田んぼメンバーの大友さんが、今日やりましょうというの…

正確に民意を反映しているわけではない

議席数を見ると、自民が単独過半数の議席を占めて、完全に圧勝した。けれども、それは正確に民意を反映しているわけではない。比例代表の得票数でいうと、自民は全体の33.1%でしかない。立憲民主は19.9%、希望は17.4%、公明12.5%、共産は7.9%、維新は6.…

立憲民主のひとり勝ちか

今回の選挙は、自民が単独過半数。自公で3分の2議席を取った。ということで、流れは変わらず。新鮮味なし。しかし中身を見ると、立憲民主のひとり勝ち。自民は、公示前から▲6の284議席。手堅いはずの公明は、▲5の29議席。共産は▲9の12議席。維新は▲3の11議席…

選挙の公正さはちゃんとしているのだろうか

いまだ開票されていない時点で、すでに選挙の大勢は判明している。大半の当確が出る。どうして可能なんだろうか。 事前のマスコミ各社のリサーチ。当日の出口調査による統計処理で、それが可能なんだろうか。不思議だ。 それと、気になること。高松市で、投…

選挙は人間ドラマがあっておもしろい

選挙おわった。自民が単独で過半数。いよいよ憲法改正への勢いがついてきた。 まあしかし、選挙は人間ドラマがあっておもしろい。ピンチをチャンスに変え、時をつかんだ立憲民主党の勢い、期待されながら、心をつかみそこねた希望の党の衰退など、興味ぶかい…

投票率、かなり低いだろうなぁ。

春野はいま、お祭の真っ最中。雨の中、投票に行ってきた。投票所はいつもの中学校のはずなんだけど、門の前には、だれもいない。通行人もいない。 「投票所」という看板もない。入り口の案内もない。あれれ? ここでよかったっけ? たしか、いつもここなんだ…

自民党連合にお灸を据える意味でも

政治は官僚をいかに動かすか。官僚と調整して運営していくかがポイント。そのあたりはやはり、実務経験があり官僚出身の議員の多い自民党が、国政の運営は安心である。かつての民主党政権は、官僚とうまくやれなかった。あの政権は、もうこりごりという気持…

学会員にとっての選挙活動は、すなわち宗教活動なのである

なぜ創価が公明党を支援するのかをみてみたい。前提として、創価の教えの軸には、こういう考えがある。人生にはどうしようもない「宿命」というものがある。それが幸福を妨げている。その原因は「邪宗」を信仰していることにある。あるいは、先祖から引き継…

いつも手堅いのが公明党だ

いつも手堅いのが公明党だ。なにしろ創価学会という盤石な組織に支えられている。2013年の参院選では760万票の得票があった。それほどの力がある。 創価学会は公称、827万世帯。会員数1,000万人を超える。活動家は200〜300万人くらいか。正確な票読みによっ…

時を外さずに立つ

時を外さずに立つ。勢いに乗る。準備期間などなかった。しかし、早くても遅くても、こうは盛り上がらなかった思う。冷たい雨の中に、これだけの人が集まって枝野の演説を聞いている。すごいことになっているなぁ。Twitterからの画像。

ひとたびデータ不正をして、それが明るみになれば

神戸製鋼の不正が明るみになった。品質、強度、耐久性についてデータ改ざんしてい。出荷先は500社。こうした一流企業の不正や不祥事が出てきている。おぼろげな記憶では、日産と三菱の燃費データの改ざん、東芝の不正会計とか。ひとたびデータ不正をして、そ…

好意で貸していても、時が経つとあたりまえということになっていく

「貸してあげます」という好意だった。しかもタダで。しかし10年もすれば「あたりまえだ」ということになる。借りているという意識はなくなる。もとより、契約書など交わしていない。 ぼくが譲渡された土地の一部の駐車場(2台分)がそうなっている。持ち主…

まるで正岡子規の仰臥漫録の世界

救急搬送されたMさんを、となりまちの森町総合病院に訪ねる。カーテンで仕切られた4人部屋にいた。寝たきりだ。 なんと、腰椎骨折だという。とくに外傷はないのだから、おそらく圧迫骨折だろう。骨がスカスカで潰れたという感じだと思う。酒ばかり飲んで栄…

いのち長ければ恥多し 荘子

まさに救急搬送されようとする友人に、入院中に読む本は何がいいと聞くと「荘子を」と。で、岩波文庫三冊、リュックに詰めた。こないだ83歳の方と立ち話。炭焼窯づくりをご指導いただいた方で、郷土史(田河内今昔)の本も著されている。その方が言われた。…

いつの間にか、ずいぶんと寒くなってきた

いつの間にか、ずいぶんと寒くなってきた。16℃だった。早起きおじさんは、起きるのが辛くなる。冬山用のシュラフに下半身を入れて机に向かう。もっと寒くなったら、中に湯たんぽを入れる。それで冬は乗り越えられる。電気コテも出してきた。コテで腎臓とか目…

さすがの集落だと思った

「生きてるーー?」と玄関の戸を開ける。「もう、だめですーー」との声。冗談で言ったのに、Mさんは寝ていた。もう起き上がれない。寝返りも打てない。食事もできないと言う。山里のひとり暮らしで、移住して10年だ。近くに身寄りはいない。このままでは、…

インドの楽器で音遊び

びよーーーんと弦を叩いたり引っ張ったりして、音遊び。インドの楽器で、スワルマンダールという。右うしろの箱みたいなのも楽器。ふいごで鳴らす携帯オルガンで、シュルティボックスという。 どちらも、インドの歌とかマントラ、お経をよむときの通奏低音に…

政党を支持するポイントは「対米追従主義をやめる」「原発をやめる」の2点

政党を支持するポイントは「対米追従主義をやめる」「原発をやめる」の2点とみている。アメリカの司令のもとに海外で戦争しないように歯止めをかける。日米地位協定をみなおして、しっかりと日本の主権を回復する。原発をゼロにする。原発を停止させる。この…

自分が語っていてエネルギーが出てくる世界。そこを深めていくのがいい

きのうはずっと雨。稲刈りはしばらく延期だ。仲間は、ナル材をすべて山の中から運んできてくれた。200本。午前中は奈良の真言宗のお寺の新聞作り。午後は雨の中、はるばる山里に介護士と看護師、木工の友人の3名が来訪。 看とりとおくり、子ども食堂、NPO法…