過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

正確に民意を反映しているわけではない

議席数を見ると、自民が単独過半数議席を占めて、完全に圧勝した。けれども、それは正確に民意を反映しているわけではない。

比例代表の得票数でいうと、自民は全体の33.1%でしかない。立憲民主は19.9%、希望は17.4%、公明12.5%、共産は7.9%、維新は6.1%(表の1段目)。

ところが、小選挙区となると、自民の得票率は48.2%であるのに(表の2段目)、議席占有率は75.4%(表の3段目)。これをみると、小選挙区制は自民に有利に働いていることがわかる。

民意の反映という意味でいうと、政党の得票率に応じて議員を配分するという考え方もある。それだと、無所属は出られないし、地域密着の政治のありようとはズレるかもしれないけど。