過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

いろいろと絶望的なこと ランダムに

いろいろと絶望的なこと。ランダムにあげてみた。

①「原発の後処理できず」

福島原発の後処理が全くできていない。放射能は垂れ流し、海にどんどんと捨て続ける。除染のために削った汚染土の行き場がない。

環境省の大臣が、農業の土壌改良に使うと公言している。またベクレル値の基準を緩めたことで、世界の核のゴミが日本に持ち込まれるのではないかと危惧する。フランスがそのビジネスを始めると新聞にあった。

②「原発の依存体質づづく」

原発補助金に依存した市町村は、その体質から脱却できず。廃炉や停止によって、そこの自治体の予算が生き詰まるので、えんえんと原発を続けようとする。

③「地震大国の原発は大丈夫か」

福島原発の爆発の要因は、津波による外部電源の喪失以前に、地震で亀裂が入ったという内部告発もある。各地の原発設計の基準地震動は、一般住宅の耐震強度にも及ばない、とも。

浜岡原発など、南海トラフの上に乗っかり、いざ地震があったりすれば、いまの防潮堤などで防げるだろうか。また、ミサイルやドローンなどで55基もある原発が狙われたら、守れるのだろうか。

④「アメリカへの依存体質」

日米地位協定を変えようという声は上がらない。日本の空をアメリカは自由に飛び、米軍基地もなくならない。そして、日本はきちんとして国防計画もなく、必要もない戦闘機やイージス・システム(イージス・アショア)など莫大な兵器を買い続けている。

⑤「民意を反映しない政治」

自民党の多くの議員が二世、三世の世襲政治家ばかりだ。庶民の生活感覚、苦労は肌で知らない。20〜30代の投票率は30%、全体で50%を切る選挙。政権与党の自民党は30%の得票率で国の政治の舵取りを行う。

⑥「愚民化をすすめるテレビ、マスコミ」

政権に忖度して、事実を伝えず。ゴシップ、食べ物、漫才など、自分の頭で考えようとしない人たちを量産するテレビ。不正の隠蔽や改ざんの体質を、隠そうとするマスコミ。

⑦「多死社会」

生まれる子よりも死ぬ人のほうが多い社会となった。 年に30万人、週に6千人の人口が減っている。教育費など、子育てにお金かかりすぎる。待機児童問題も解消されず。普通に子どもを育てられない社会になっていく。子どもが少なくなければ、国としての活気、成長は止まる。

⑧「スマホとテレビゲーム」

多くの子供たちがテレビゲームに熱中する。読書をしない。自分の頭で考えようとしない人たちを量産するゲーム。

⑨「格差社会、貧困の連鎖」

ろ教育にお金がかかる。貧困家庭から一流大学に行かせるのは難しい。一流企業は、名のある大学から採用する。格差社会は広がるばかり。

⑩「日本は成長が止まり、魅力も落ちる」

アメリカや中国などに、IT、AIは大きく遅れを取っている。 日本の1人当たりGDPは、95年の世界3位からすでに30位近くまで落ちている。 外国人材から見た魅力度ランキングで日本は63カ国中51位(2017年、スイスの国際経営開発研究所調査)

⑪「政官の癒着」

特別会計などにメスを入れようという政治家はいない。

⑫「戦争できる国になりつつあり」

安倍内閣は、閣議決定集団的自衛権を認め、やがては憲法改正自衛隊を軍隊にし、戦争のできる国しようとしている。自衛隊の海外派遣(PKO)も数カ国に渡る実績。もはや歯止めがかけられないのか。