過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

稲刈りやら蕎麦刈りやら新聞作りやら

台風のために、田んぼに水が抜けない。そうして、週末またしても雨のようだ。稲は十分に実っている。はやいとこ稲刈りしないと、実が落ちてしまう。しかも、スズメたちがやってきて盛んに食べている。

田んぼメンバーの大友さんが、今日やりましょうというので、稲刈りがスタート。納屋の奥にしまってある稲刈り機(バインダー)を出してきた。

一年ぶりなので操作法を忘れている。なんとかエンジンがかかった。軽トラに積み込む。燃料を満タンにした。だが、混合油を入れてしまう。入れるべきなのはガソリンだったのだ。あとで、燃料コックから抜いた。

大友さん一家と飯尾さんが、稲刈りやってくれた。きょうだけで全体の2割くらいかな。明日も明後日も、稲刈りだ。なにしろ田んぼ5枚、3反ある。予定の収穫量は、700キロだ。

さらには、水野さんたちとつくっている蕎麦(1反の畑)が、台風で倒れてしまっている。また雨が降ると困る。で、明日、刈らなくちゃいけないことに。

健康長寿財団の生きがい特派員というのをやっていて、きょうはその定例の報告会。県内各地から特派員10名が集まる。静岡市までクルマで往復200キロはしる。

あれこれと現実が追いかけてくる。昨日、奈良のお寺の新聞作りは完成したのだが、じつは判型がちがっていた。A4サイズと思っていたらB5だというじゃあないか……。ということで、明日までに、8ページの新聞の作り直し。

稲刈り・蕎麦刈り・新聞作り。……とまあ、いろいろと〈待ったなし〉だ。

晩年になって、余裕の人生のはずだった。ところが、山里に移住して、あれこれ広げすぎて、収集がつかなくなってきている。

ま、絞り込むこと。選択と集中。人に任せるべきは任す。放置していいものは放置。重要なものを最優先。そして、仕事そのものを遊びにかえていく。そこだね。