過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

すごいね。枝野の勢い。

すごいね。枝野の勢い。希望の党はどうにも意気消沈。もはや小池百合子の新鮮味は失せた。いまの旬は立憲民主党。ひとえに枝野党首の、筋が通っているというイメージ、訴える力。マスコミが予想するように、自民と公明が盤石かもしれない。とくに公明は手堅…

民進党の動きは、わけがわからない

それにしても民進党の動きは、わけがわからない。自分の党の解体が、両院議員総会ですんなりと受け入れられてしまった。突然の解体が、いともかんたんに。 いまの民進ではとうてい勝てないという危機意識があって、あたらしいパッケージがほしかった。そこに…

きょうは林業

きょうは林業。刈った稲を干すためのナル(材木)をいただきに森下さんの森に。4月に50本ばかり伐らせてもらったが。だいぶ乾燥して軽くなったところで、玉切りしてもらうことになった。ハーベスタとグリッパーというロボットのような機械で、2メーター毎に…

さて、入院となると、これからのケアが

玄関を開けると、かれは寝ている。起き上がれない。肺の後ろから腰にかけて強い痛み。寝返りもできないという。話はできるが、動けない。病院に行くにしても、クルマにも乗れないという。このままでは、さらに悪化してしまう。その場で、救急車を手配した。…

棺(かん)を蓋(おお)いて事(こと)定まる

友人と話していて、いつも共通の先輩のことで、あの人はすごいね。しかし、わらっちゃうよね。こんなおかしいことがあったよ。そうだねー、こんなことも。あんなことも。と、いつもサカナにして楽しませてもらった先輩がいた。しかし、先日、その先輩が亡く…

もっとも重要なことをいちばん最初におこなう

成功の鍵、心身の健康の鍵は、「もっとも重要なことをいちばん最初におこなう」。自分を高めるもの、価値あらしめるもの。それを、全力で、集中しておこなう。……ということに尽きると思う。しかし、それが難しい。好きなことを優先させてしまう。急いでいる…

選挙後のイメージ

選挙後のイメージ。自民、公明、希望、維新が大連立か。立憲民主と共産、社民では、まったく太刀打ちできない。ますます対米服従主義で国は運営される。 やがて憲法改正へとすすむ。国難には、なんとしても国防がたいせつということで、自衛隊を正規な軍隊に…

農地を借りる場合

自分の土地にしていれば、安心して農業はできる。しかし、農地を取得するのは、「農地法」の制限があってたいへん、ということを書いた。しかし、農地を取得せず借りて耕作すればいいわけだ。それでも農家資格はとれるし、べつに農家資格などなくても、農業…

農地付きの宅地と建物を買いたいという相談を受けた

農地付きの宅地と建物を買いたいという相談を受けた。広大な農地がついているという。農業をしなくても、農地は二束三文だし、活用の道はいろいろある。買っておいたほうがいい。 しかし、農地の取得はいろいろ厄介だよと伝えた。農地というのは、「農地法」…

あかりの早寝早起きは最重要課題

今朝のチャレンジは、2歳児のあかりの早起き。いつも深夜まで元気に起きていて、おかあちゃんはグロッキーだ。お母ちゃんが睡眠不足で疲労が極まってくると、ちょっとしたことでキレやすくなる。家庭内のいざこざが起きていく。 家庭の平和のためにも、あか…

農業は知力、体力、工夫力、ネットワーク力、いろいろ総合的に試される

農業は収穫が「待ったなし」。そこがたいへん。自然災害や病気もある。努力がすべてだめになる。知力、体力、工夫力、ネットワーク力、いろいろ総合的に試される。 いま栽培しているもの。お米(3反)、蕎麦(1反)、大豆(2反)。こちらは仲間でやっている…

こんな山里にいながら、いろいろな方が訪ねてきてくださる

Facebookつながりで、いろいろな方が訪ねてきてくださる。ぼくの暮らしぶりのことは、よく知っておられた。あれれ、そんなことまでよく知ってますね、ということに。ほとんど毎日、いろいろと自分の暮らしを発信しているわけで、読んでくれているのは、あり…

山里に移住するのは、単独で落下傘で下りたようなものだ

ちかくの公園で草刈りをしている方に声をかけてみた。ぼくは知らない人でも、声をかける。そこからつながっていくから。話をすると、奉仕で草刈りをされていた。集落の人たちとは、家系を辿っていくとほとんどが親戚つながりになるという。 あらためて気付か…

きょうは原稿書きの仕事の一日

たまに雑誌の仕事がくる。インタビューして原稿に仕上げる。リードからタイトル、小見出し、ぜんぶやる。あちこち旅できるのは、たのしい。いろいろな人に会える。ネットワークが広がる。見聞が広がる。たんなる旅じゃなくて、仕事という適当なストレスがい…

焼き栗が一番おいしい

栗のおいしい食べ方。いろいろ実験しているが、簡単な方法を試行錯誤中。ひった栗は、塩水に漬けること10時間。その後は、乾かしておく。焼き栗が一番おいしいのだが、これは蒸し栗かな。ダッチオーブンに、コップ半分の水と塩を入れる。栗は爆発しないよう…

山里で暮らすには「健康」とある程度の「お金」があること

山里暮らしを始めたSさんと話していて、そうだねーといつも思うこと。山里で暮らすには、「健康」であること。ある程度の「お金」があること。山里では、たいしてお金はかからない。家賃はものすごく格安。畑も田んぼタダで借りられたりする。ひろい作業場も…

楽しそうに改修に取り組んでいる

先月、ちかくの空き家を紹介したSさん、楽しそうに改修に取り組んでいる。近隣に挨拶、この集落と隣の集落の自治会長にも紹介した。 ロケーションはとてもよい。見晴らし、風通し、日当たりは抜群。2階建ての5部屋。敷地は広い。クルマが8台は置ける。カ…

出版は構造不況業種になっている

中堅出版社の三五館が倒産した。「理性のゆらぎ」「アガスティアの葉」「一流アスリートの食事」などを発刊していた。出版は構造不況業種になっている。みんな本を読まない、テレビとネットで十分。本を買わない。あるいはブックオフなど。まちなかに書店も…

あっ、ブルンブルンだ。

あっ、ブルンブルンだ。あかりの目の色が変わる。ドクターヘリが降りる音だ。行こう行こうとせがむ。あかりを連れて見に行く。巨大な飛行物体が目の前に下りてきて、そしてまた飛び立つ。その大きな音、空気な伝わる振動、風、人々の迅速な動き。ひとつひと…

あかりのおばあちゃん訪問記

あかりの山里のおばあちゃん訪問記。ひとり暮らしで、今度のお正月で90歳になる。 50年前に夫を亡くし、3人の子育てをしてこられた。数年前まで、エンジン草刈機で草を刈るほどの元気さ。しいたけ栽培も野菜つくりもきちんとされている。家の中もよく整頓と…

「第3回 神社・寺カフェ」のネットワーク作り

「第3回 神社・寺カフェ」のネットワーク作りで、30余の神社とお寺に電話。この企画を喜んでくださる、ありがたいと感じてくれる所だけに参加してもらうことに。う〜ん、考えとく、微妙だというところは、お誘いしない。まそれでも、8割のお寺と神社が参加…

お月さまは山越しの阿弥陀仏という風情

おさんくー、おさんくー。何度も言う。んん?なにを言いたいのかな……。ああ、そうか、お散歩いくー、と言っているのか。あかりを肩車して、夜のあぜ道を歩く。山の向こうに大きな満月がぽっかり。十五夜だ。なぜか山越しの阿弥陀仏という風情を感じた。(本…

きょうは栗ひろい 75キロ

きょうは栗ひろい。朝2時間、夕方30分。合計すると75キロだった。とれた栗は、高濃度の塩水に30分漬けてみた。こういうときの塩は、25キロ1,500円という安いもの。Amazonだと、こんな山里でも翌日に届くのはなんとも便利。沈んだ栗と浮いた栗を分ける。水に…

神話のデジタル紙芝居やりましょうか、ということに

神社に立ち寄った。広々として気持ちのいい境内だ。あ、よさそうだなあというお寺と神社は、ほとんど直感で訪ねる。縁があれば動きはじめるので……。「お寺と神社ネットワーク作りをしています。1日だけ神社で講座やイベントを開催していただけませんか」。…

地域にすこし波紋がありそうな予感

この店が今年の2月、自己破産した。大きな重量鉄骨の建物がひとつ、ロッジが10棟、50人以上はいれる食事処。駐車は100台くらい。国道に面している。そばに気田川の清流が流れている。 もう営業はしない。売りたい、処分したいと相談を受けていてた。一部借…

かなしい日本のひとつの現実 テレビを漫然と見続けるという暮らし

テレビは見ないことにしている。が、ガソリンスタンドや診療所に行くとき、見ることがある。放映されるのが心地よい環境映像とか歌舞伎とかクラシックとかなら、まだいい。が、まったく垂れ流しの映像を見せられることになる。きのうは診療所に行った。テレ…

おばあちゃんたちはコミュニケーション力がある

近くの診療所にいった。80過ぎのおばあちゃんばかりが4人。大きな声で世間話をしていた。ドクターヘリが昨日は二度も来たね。どこそこのおばあちゃんが亡くなったよ。目が合ったので会釈する。と、あんたどこのだれ? この近くのどこそこで、7年前に越して…

保守と革新、リベラル。右翼、左翼

保守と革新、リベラル。右翼、左翼。そういう言葉がよく出てくるけど、定義がわかりにくい。言葉通りなら、保守は、いまのままの体制でいい。しかし、なにがいまのままでいいのかわからない。革新は、新しくしていくこと、いまのままじゃだめだ。じゃあ何を…

家さがしして行政にも動いてもらったが、なんにも報告がなかったという事例

家さがしに来られた医療法人がある。山里にワイナリーをつくりたいということで、30歳の女性を雇用し、その住まいをさがしているという。 山里でワイナリーとは魅力的な話である。ぜひ進めてもらいたいと、あちこち案内した。だが空き家があっても、なかなか…

それまでの主張をいともかんたんに変えていく

「侵略戦争は正しくないが、自国を守るための戦争は正しい。侵略戦争の放棄とすべきではないか」。 「近年の戦争の多くは国家防衛権の名においておこなわれている。正当防衛権を認たら、戦争を誘発してしまう。正当防衛を認めることは有害だ」 これは、1946…