過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

保守と革新、リベラル。右翼、左翼

保守と革新、リベラル。右翼、左翼。そういう言葉がよく出てくるけど、定義がわかりにくい。

言葉通りなら、保守は、いまのままの体制でいい。しかし、なにがいまのままでいいのかわからない。革新は、新しくしていくこと、いまのままじゃだめだ。じゃあ何をどう新しくしていくんだ。

かつての分類は、資本主義の体制を維持発展しようというのが保守。めざすはアメリカのような社会。まあ大企業の利益を中心軸とした社会。自民党など。日本民族の伝統をたいせつにして、天皇を中心とした国にしたい。これをすすめると右翼。

いっぽう社会主義・あるいは共産主義をめざすのが革新ということになっていた。めざすは、ソ連や中国のような社会。それらの国がすすめようとする理想社会。まあ、労働組合や未組織労働者の利益を軸にする政党。社会党共産党など。日本民族というよりも、国家を超えて普遍的な人類とか労働者とかの立場に立つ。左翼の方向。

そこに中道というわけのわからないのが出てきたけど。大衆あるいは弱者の立場に立つという意味合いかもしれない。けど、まあ中身は創価の利益を守る政党ということになるか。公明党

リベラルというのが、どうもわかりにくい。自由な、気ままなという言葉。集団よりも、個人の利益をたいせつにする。保守的な考え、伝統に固執した生き方に対して、個人が自由に生きられるスタイルというのか。このベラルの定義がわかりにくい。

さて、そうした定義よりも、たとえば大きくは3つの軸もたいせつかと思う。

1.アメリカ追随主義で行くのか、アメリカ支配から脱却しようとするのか。

……たとえば、憲法9条を変えて自主独立したいといっても、アメリカとの関係を清算しないと、自衛隊の海外出兵が可能になり、そのときには、おそらくアメリカ軍の支配下に置かれてしまうのでは。

2.原発をすすすめていこうとするのか、廃炉にしようとするのか。

その他、大きな政府で行くのか、小さな政府で行くのか。福祉優先なのか市場経済優先なのか、とか。福祉優先にすれば、大きな政府になってしまう。市場優先にすれば、格差社会になってしまう。いろいろな軸があると思う。整理していきたい。

3.公務員改革をするのかしないのか。

その他、大きな政府で行くのか、小さな政府で行くのか。福祉優先なのか市場経済優先なのか、とか。福祉優先にすれば、大きな政府になってしまう。市場優先にすれば、格差社会になってしまう。いろいろな軸があると思う。整理していきたい。