過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

民進党の動きは、わけがわからない

それにしても民進党の動きは、わけがわからない。自分の党の解体が、両院議員総会ですんなりと受け入れられてしまった。突然の解体が、いともかんたんに。

いまの民進ではとうてい勝てないという危機意識があって、あたらしいパッケージがほしかった。そこに「希望」が出てきて、これはブームになる。勝ち馬に乗れそうだということで、そちらになびいた。一斉に。なだれを打って。

しかし、希望のほうでは、左の人たちはいらない。選別し、排除するよ、というとこになった。ええ? 公認がもらえない。こんなはずじゃなかった。元の看板も使えないし、困った困った。

というところに、立憲民主党が出てきた。排除され虐げられた者たちの、筋を通す気概を示した。というふうには映る。ということで、いまの旬は立憲民主党。希望は影が薄くなった。イメージが悪くなった。

ところで、不思議なのは、民進党にあるという資金は100億円以上。2017年度予算で、年間87億円の政党交付金を受け取り、148億円の繰越金がでるとしている。

正式に廃党していないので、政党補助金もでる。そのお金を持参金として、希望に嫁入する予定だったのかもしれない。

前原は解任されていないので、まだ代表のまま。ということは、その資金を握っているのだろうか。資金の裁量権もあるはずだ。そうして、民進党はまだ続くと参院議員がアピールしている。連合組織も支持するかもしれない。

その100億円以上の資金をもとにして、選挙後にまた民進党がよみがえって、希望に行った人たちが民進に戻り、そして立憲民主党と連携などということになるのだろうか。国庫にそのお金を返のだろうか。あるいは、あちこちに財産分与するのだろうか。気になる。