過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

支払いが滞った会社とのやりとり

依頼された仕事はきちんと完成して納品。それで、完了。ということだが、次の大事なステップがある。金額を確認して、請求書を発行する。支払日を確認して、ちゃんと振り込まれて、はじめて仕事が完了したといえる。

仕事をしたけれども、支払われなかった。それは、こちらがミスしたから。そういうことは、いくつかあった。これは自分の責任なので、仕方がない。

しかし、きちんと仕事したのに支払われない。それだったらアタマにくる。電話しても埒があかない。過去に、そんな事例は1つある。もうその会社(出版社)とはつきあえないということで、裁判にもっていった。

こちらは、友人のサポートで本人訴訟だ。相手は、弁護士を雇った。きちんと証拠資料をそろえていたので、簡裁は完勝した。相手は地裁に控訴した。しかし、これも完勝した。さらに相手は、高裁に。しかし勝てる見込みなしとして相手は諦めて、取り下げた。それで、やっと支払われた。2年もかかったが、いい体験であった。

先日、友人から、ある出版社から「振り込みがない」という連絡があった。1年以上も待たされているという。ぼくが紹介した会社でもあったので、責任を感じる。

いま出版業界は自転車操業のところが多くて、支払いが滞ることがあるかもしれない。一般的には、うるさく言うところから支払っていく。だまっていると、いつまでも延ばされることもある。

ぼく自身、今年、その会社からの支払いが滞った。当然、振り込まれていると思って確認もしていなかった。が、1年以上も振り込まれていなかった。しかも、その連絡さえくれない。

で、催促したら、1つは半年待ってほしい。もう1つの案件は9か月後といわれた。こういう会社とはもうつきあえないなあ、ともう縁ははなれた。

そうして、今回の友人からの報告である。これは、たんにルーズなだけか。資金繰りがよほど苦しいのかな。両方か。もしかしたら、もしかする。

なんども催促する。裁判すれば勝てるように。きちんと証拠をとっておく。そう友人にはアドバイスした。