過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

自民党連合にお灸を据える意味でも

政治は官僚をいかに動かすか。官僚と調整して運営していくかがポイント。そのあたりはやはり、実務経験があり官僚出身の議員の多い自民党が、国政の運営は安心である。かつての民主党政権は、官僚とうまくやれなかった。あの政権は、もうこりごりという気持ちも大きい。

けれども、どうにも自民党には慢心が見てとれる。そうして、所詮は、対米追随主義路線。そこは動かない。日米地位協定の見直しなどできそうにない。アメリカの言いなりになっていく流れだ。

そうしたなかで、ヘタに憲法を改正して交戦権、軍事力をみとめていくと、アメリカの指揮下に自衛隊は海外派兵させられてしまう。韓国軍がベトナム戦争に行ったようなことになる。海外派兵のあおりで、国内でテロも頻発するかもしれない。そうして、原発が50基もある日本は、まことにアブないともいえる。

いまの自民党の路線のままだと、かえって国防的にはアブないという気もする。原発の推進、再稼働を行おうとしている。これは、公明も維新も希望も同様だ。原発はやめてもらいたい。

ということで、今回の選挙は、自民党連合にお灸を据える意味でも、立憲民主か共産と思っている。立憲民主の中身は、旧民主党じゃないか、といわれる。たしかにメンバーはそうだ。

まあしかし、たいせつなのはリーダーである。枝野の勢いがいいじゃないか。すがすがしい、力強い。心に響く、伝わるところがある。