過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

いつも手堅いのが公明党だ

いつも手堅いのが公明党だ。なにしろ創価学会という盤石な組織に支えられている。2013年の参院選では760万票の得票があった。それほどの力がある。

創価学会は公称、827万世帯。会員数1,000万人を超える。活動家は200〜300万人くらいか。正確な票読みによって票の微調整ができる。死票を作らせない。この組織的で自民党に票を回し政権を支えているわけだ。

しかし、会員の間では、いまの自公連立のありように対して違和感を感じている人も増えてきている。

創価学会は、いのちの尊厳を掲げ、平和と人権を守ると主張し続けてきた。戦争反対、福祉の党というイメージが強い。……まあ、それはひとつの建前の金看板なんだろうけど。本音は、自分たちは正しい、自分たちの教えこそが唯一絶対。他の教え、思想は地獄に堕ちる、という体質がある。

ともあれ、平和と人権と言い続けてきたのは確かで、そのように思い込んでいる会員も多い。

しかし、これまでの自公政権をみていると、平和と人権の看板が色あせてきた。

特定秘密保護法、安保関連法、改正盗聴法、共謀罪法…戦争できる国づくりに荷担してきた。原発も反対していない。改憲にも賛同していくであろう。

政権にいる、というところが目的で、与党病にかかっている。もう、うんざりだ。立党の精神にもどれ。そういう会員も増えてきているのは確かだと思う。とは言いつつも、今回も負けることはないと思うが。