過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

細く長く仕事がつながっていくといいな

この一年、農業に時間と労力を取られすぎた。この世界は、ほどほどにしないと、手間ばかりかかって暮らしが成り立たない。こりゃあいかん。本業のほうにシフトしようときめた。

そうすると、すこしずつ動き出してきた。まず、8年以上も前に作らせてもらった「ブッダの教え一日一話」(PHP研究所)が、文庫本になった。これまでの累計で発行部数は、8万部くらいになる。

仏教を軸において気づきの暮らしが説かれている本だけれども、いま話題のマインドフルネスもおなじこと。おもいきって仏教色をはずして、「マインドフルネス一日一話」という企画を思いたった。ぜひやりましょうと、出版社から。

15万部売れた「死んだらおしまい、ではなかった」(PHP研究所)の続編も、年明けてからつくりだすことになった。こちらもぜひやりましょうと、出版社から。

K出版社から、取材の仕事の依頼がきた。何年ぶりだろう。取材先は、批評家・フランス文学者のW氏。年明けの仕事だけど、こういう方に出会うのは新鮮で楽しみなこと。こうして、細く長く仕事がつながっていくといいな。