過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

風邪の効用というのがあって

風邪で数日、へたっていた。ぼくが風邪ひくのはめずらしい。幼稚園から高校まで、風邪で寝込んだのは、たった一日しかないほどだ。妻はぼくの10倍は風邪をひいている。しかし、風邪の効用というのがあって、適当に邪気をはらってくれるという説もある。薬で治そうとしないで、ちゃんと風邪を全うするといいらしい。

ということで、薬をのまず、ひたすら温まっていた。今朝は、おや、どうも治ってきたらしいという実感。やっと頭もスッキリしてきた。エンジンがすこしかかったようだ。それで、頭から冷水を浴びて乾布摩擦をはじめた。いつも冬につづけていることなんだけど、極端だね。しかしこれがまた、えらく爽快。やったことないひとは、ひえーーと怖がるけど、とても気持ちがいい。頭はスッキリする、心身充実の気分。

そうして、湯たんぽをシュラフに入れて、その中に入ってパソコンに向かう。下半身は盤石。さらには、ゴム製の湯たんぽで仙骨と腎臓を温める。椅子は、背もたれなし。半畳を載せてある。ごろ寝クッションを敷く。ゴム製の湯たんぽを置くと、ちょうど仙骨があたたまる。

ゴロっと横になって腎臓の下に入れる。足はポカポカ、背中と腰もポカポカ。ときにお腹に抱くと、内臓が動き出す感じ。相当にからだがゆるんでくる。