過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

きょうから冬水(ふゆみず)田んぼのスタート

きょうから冬水(ふゆみず)田んぼのスタート。川から水を引いた。明日には、田んぼには水がたたえられている。

冬水田んぼのねらいは、いろいろある。たくさんの微生物が発生する。イトミミズが発生して、土を分解して養分をつくってくれる。冬鳥がやってきて、美しい里山になる。土が柔らかくなって、代掻きしないでも、田植えができる。土壌がトロトロになって、田んぼの水持ちがよくなる。雑草の抑制効果も。

まあ、しかし、やってみないことにはわからない。いま田んぼは5枚あるので、いろいろと実験してみる。冬水田んぼにするところ3枚、しないところ2枚。トラクターで荒起しをするところ4枚、しないところ1枚。アイガモを春まで放って草を食べてもらう田んぼ1枚だけ。

こうして、毎年、新しい試みをしていく。毎年、いつも一年生。そこがおもしろい。