過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

政府が「国民全員に一千万円を給付する」としよう。「ただし、3年以内に使わないとその価値はなくなる」と

経済は循環しないと意味がない。タンス預金じゃダメ。いまはお年寄りがお金持ちで、使うことがない。いっぽう若い家族は、おカネが必要。しかしお金ががない。

で、たとえば、政府が「国民全員に一千万円を給付する」としよう。「ただし、3年以内に使わないとその価値はなくなる」という期限付き。

つまり預金させないのだ。そうすると、経済は猛烈に循環する。景気は拡大する。

そうすると。どうなるか。

カネの価値が下がる。物価が上がる。
円の価値が下がる。ますますの円安で預入は厳しくなる。しかし、輸出は伸びる伸びる。

田舎に移住して安い土地と家を手に入れる。その自給自足をはじめる。

みんな働かなくなってのんびりしてしまう。ナマケモノになる。
それはそれでいいんじゃなかろうか。働かないで好きなことをするわけだから。

実現するしないは別にして。一千万円か、三千万円か、あるいはひとり一律10万円給付を死ぬまで行うとか。

さてこの仮設、どこがどう問題なんだろうか。