過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ヘラカーンのBabajiのバジャン(祈りの歌)を聞いている。

ヘラカーンのBabajiのバジャン(祈りの歌)を聞いている。
アシュラムにいったことがある。ハイダカーン(ヘラカーン)とチリアノーラ。いまから30年近く前の話だ。
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アシュラムでは、朝の4時に起きて、ゴータミガンガーという河で沐浴。そして、ホーマ(〝ヤッギャ〟とか〝ハヴァン〟。〝ホーマ〟は、日本の護摩の語源)。早朝は、ヒマラヤ山脈に朝日があたって、瞬間瞬間に色合いが変化するさまを眺めて瞑想していた。ヒマラヤは8千メートルの山脈で巨大な壁で、そこに日があたるたびに色彩が変化する。

朝食の後は、お経とバジャン(祈りの歌)。
日本のお経にのように平板なものではない、メロディーにあわせて楽器が奏でられる。何時間も歌っても疲れることはない。

フランスやイタリアやスペインの女性たちは、躍動して踊りだしていた。
インドの寺院でのこうした祈りの歌のときには、特に女性が踊りだす。体が、いのちが思わず躍動してしまうのだろう。
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西洋の外国人が多かった。もしかして、その場に〝ニーナ・ハーゲン(Nina Hagen)〟もいたかもしれない。ドイツの歌手、作詞家。旧東ドイツ・旧東ベルリン・フリードリヒスハイン生まれ。「パンクのゴッドマザー」との異名をとる。メルケル首相 退任式で送別曲に選んでいた。メルケルの青春は、ニーナ・ハーゲンに象徴される、と。

彼女はこう書いている。
「私は第二の故郷ヒマラヤのエネルギーで完全に浄化された。6週間も過ごしたヒマラヤの高地で参加したナヴラトリの儀式では、ババジ師から神秘的な体験を積んだ。」(2000年3月)Wikiから
時代的に、まさにその時代に符合するかなあ。
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そして、昼食後は、火の儀式。
シャストリジ(神々の名を唱える人)が、朗唱する。神が降りてくるとしてもその神に火の〝スヴァッハ〟ーと唱えては、供物を火に捧げる。祭壇の周りには何百人といる。

そして、夕方。アラティ(毎晩日没後に行われる火の祈祷の儀式 )があり、バジャン(祈りの歌)やキールタン(神の名を繰り返し歌う)が歌われる。時間を忘れる日々であった。こうして9日間を過ごしたのであった。

もうああいうところに行く元気はないなあ。もう一度、インドを流浪できるかどうか。

https://www.youtube.com/watch?v=w5uty3K02LI