過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

移動ポン菓子屋をはじめてみようか

こないだ、移動ポン菓子屋さんのことを書いた。お米7合と砂糖1キロもってくれば、ふわふわポン菓子が600円。固めたものは1000円。ぼくがいたときだけで、お客さんは5人きた。みなさん、孫にあげるとか、おみやげにするとか、たくさん買っていった。けっこういい商売みたいだ。

なにしろポン菓子が美味しい。素材は、自分でつくった玄米と砂糖だけ。なにも添加していない。あかりもよろこんで食べている。ミルクに入れて食べてみたが、これもおいしい。砂糖を控えれば、健康食でありダイエット食にもなる。

自分でもつくれないかな、と調べてみたが、むつかしい。あのバーンと水蒸気で爆ぜる機械は大がかりだ。けれども、機械は中古で売られていた。10〜50万円くらい。バッテリータイプのものなら、クルマに積んで移動販売ができる。

そうだ。ひとつ移動ポン菓子屋でもはじめてみようか。10人のお客さんがくれば、売上1万円。原材料費はほとんどいらない。こんな山里でも、移動販売車は活躍できそう。老人会、福祉施設、バザール、マルシェなどに出かけていく。

なにしろ移動しながら販売するってのがいい。お客さんとのやりとりがたのしい。旅をしながら商売ができるのも、すてきだ。妻と子をともなって、ハイエースに機械を積み込んで、旅をしながら移動ポン菓子屋をいとなむ。おもしろそうだ。