過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

アートの力が地域を変える?  工房見学バスツアー&座談会

浜松市文化財課の依頼で、ぼくが案内人を務めることになった。11月24日。「アートの力が地域を変える?」工房見学バスツアー&座談会」▲こんな謳い文句だ。「春野には、他地域から多くの方が移住してきており、陶芸、アトリエ、木工をはじめとした数多くの工房、ギャラリーが開設されています。このツアーでは、春 野の工房や移住者のお宅を訪ね、山里で暮らす意義を探ります。その後の座談会では、創作活動による地域活性化への貢献、空き家を活用したアーティストイン レジデンスの可能性などを話し合います」

しかし、なにしろ時間が3時間くらいなので、あちこちの工房には案内できない。40名のバスなので、狭い山道はいけない▲ということで、春野陶房の吉田さんの工房にお訪ねすることにした。食事はちかくの和泉の庄でつくってもらう、とびきりおいしいお弁当になる▲吉田さんの陶芸のはなし、敷地の雑木林の散策。そして、大村匠さんの二胡とバイオリン、アイルランドの笛とコンサティーノの演奏。さらには、日本一の賞をとった栗崎さんがお茶を入れてくれる▲時間があれば、セルフビルドの一休さんの家とギャラリーをおたずねする▲しかし、市の文化財課が、「アートの力が地域を変える」なんていう企画をするようになったんだなあ。流れがすこしずつ変わってきているかも。
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